駐車場にフェンス型ソーラーパネルを設置する実証実験を開始(ニュースリリース)

■再生可能エネルギーを利用した発電・蓄電・EV充電

大和ハウス工業株式会社

 大和ハウスグループの大和ハウスパーキング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮武 孝之)は、運営管理する2カ所の駐車場(「D-Parking(ディーパーキング)岡沢町第1」、「D-Parking新横浜駅前第1」(※1)(神奈川県横浜市))に設置した、フェンス型ソーラーパネルから発電した再生可能エネルギーを蓄電し、電気自動車(EV)へ充電を行う実証実験を2024年4月26日(金)より開始します。
※1.「D-Parking新横浜駅前第1」は5月31日(金)実証実験開始予定。

 当社は、運営管理する全国3,299カ所の駐車場において、これまでに143カ所(※2)でEV充電器の設置を進めるとともに、EV充電に利用する電力を駐車場内で発電することを検討してまいりました。
駐車場内でEV充電に必要なソーラーパネル等の発電設備を設置するには、償却期間を考慮すると、10~15年程度の賃貸借契約期間が必要です。一方で、2~3年の賃貸借契約期間が多い一般的な時間貸し駐車場では、ソーラーパネル等の発電設備の設置が難しい状況でした。
 このたび当社は、賃貸借契約期間が一定期間担保される施設や、賃貸住宅に付帯する駐車場において、フェンス型ソーラーパネルの発電設備を設置することで、発電効率や機器の償却、破棄などを効率よく実現できるかを検証する実証実験を開始することとなりました。
 当実証実験を通じ、今後、既存および新規の駐車場にフェンス型ソーラーパネルを設置することで、持続可能な社会の実現に貢献します。
※2.2024年3月末現在。


■設置・導入概要

設置場所:

 ①「D-Parking岡沢町第1」 神奈川県横浜市保土ヶ谷区岡沢町324(2024年4月26日開設)

 ② 「D-Parking新横浜駅前第1」 神奈川県横浜市港北区篠原町3049(2024年5月31日開設予定)

設置パネル:パネル出力 2.18kW(縦型パネル4面)※.同時に2台のEVの充電が可能。

EV充電器:日東工業株式会社製普通充電器(3.2kWモデル)

蓄電池:HUAWEI製(実行容量10kWh)(リン酸鉄リチウムイオン電池)

検証内容:

 ・EV充電への再生可能エネルギーの活用割合

 ・フェンス型ソーラー発電の発電量(発電量とコストのバランス)

 ・EV充電利用者の傾向(充電時間や利用時間帯)

 ・発電コストと収益のバランス等

  
■会社概要
 大和ハウスグループの駐車場会社として、全国で 3,299カ所、71,368台(2024 年 3月末現在)の駐車場「D-Parking」を運営。土地活用のノウハウを活かし、土地の価値を高める駐車場を創る会社として地域社会に貢献します。




このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

大和ハウス工業株式会社

204フォロワー

RSS
URL
https://www.daiwahouse.co.jp
業種
建設業
本社所在地
大阪府大阪市北区梅田3-3-5
電話番号
06-6346-2111
代表者名
芳井 敬一
上場
東証プライム
資本金
1619億5715万円
設立
-