舞台はスカイツリーが見下ろす町、前科者の元ヤクザ×ネグレクト家庭の少年が食でつながる『月かけごはん』(魚乃目三太)1巻が発売!
WEB漫画誌「コミックバンチKai」にて連載中の漫画作品『月かけごはん』第1巻が2025年5月9日(金)、新潮社より刊行されます。

『月かけごはん』は、めし漫画の名手・魚乃目三太による、「食」でつながるニセモノ親子のヒューマンストーリー
本作の主人公である前科ありの元ヤクザ・甲野と、ネグレクト家庭の少年・海斗。
生きづらさを抱えた2人が目の当たりにする現実の厳しさを容赦なく描写する本作はSNS上で連載開始時から「しんどいけど読んでしまう」「幸せになってほしい」「涙が止まらない」と反響を呼んできました。
残酷とも言える境遇の一方で描かれる、数々の食卓シーンはどんなにつらい日々でも「食」は誰にでも幸せをもたらしてくれることを改めて感じさせてくれ、物語に一層の深みをもたらしています。
「今日も美味しいごはんが食べられますように」と願いながら、2人の行く末を見守りたくなる1冊となっております。
◆本編より




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あらすじ
とある事件を起こし刑務所に収監されていた、元ヤクザの甲野玄太。十数年の刑期を経て出所となったが、世の中は昔とはすっかり変わっていた。
保護司の紹介で住む場所や仕事にはありつくことができたが、他人からの好意に居心地の悪さを感じ1日も早い自立を目指そうとする甲野。だが、家族も友人もいない前科持ちが「普通」の生活を送ろうとすることは容易なことではなく……。
だが、そんな甲野にも唯一の楽しみがあった。それは日々の「食事の時間」。限られたお金で、工夫してつくる質素ながらも特別な料理。
生きづらさを抱えながらも、日々を暮らす甲野の前にお腹をすかせた少年が現れ――。
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第1話試し読み
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著者紹介
魚乃目三太(うおのめさんた)
1975年5月生まれ、奈良県出身。1998年に大学を卒業後、建設会社に勤務。その後、転職してマンガ家になる。
2007年『島之内ファミリー』、『コミック ホームレス中学生』(原作/田村 裕〈麒麟〉)でデビューする。
2011年「思い出食堂」初期より、家族愛や食べ物の記憶をテーマにした食マンガを連載。
代表作に、『戦争めし』『ちらん-特攻兵の幸福⾷堂-』(ともに秋⽥書店)、『しあわせゴハン』(集英社)、『宮沢賢治の⾷卓』『なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒』(ともに少年画報社)、『⽇曜⽇の背徳めし』『コトブキ荘の⾷卓』(⽇本⽂芸社)など多数。
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書籍データ

【タイトル】
『月かけごはん』
【著者名】
魚乃目三太(うおのめさんた)
【発売日】
2025年5月9日
【造本】
コミック
【定価】
792円(税込)
【ISBN】
978-4-10-772820-3
【URL】
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