【noteで全文無料公開中‼】「卵子凍結」を選んだ8人の女性たち。前向きに生きる声を伝えるルポルタージュ、3月21日発売。
「いつかは子どもを」とは考えつつも、仕事や日々の生活に追われるうちに、“出産適齢期”の上限とされる35歳を過ぎていたというのも珍しくない。万人に共通するベストな「産み時」なんて存在しないが、タイムリミットも確実に存在する。
元週刊朝日の記者が描く力強さ溢れるヒューマンストーリー『-196℃の願い 卵子凍結を選んだ女性たち』が、株式会社朝日新聞出版より3月21日(金)に発売となりました。

「卵子凍結」とは、将来の妊娠・出産に備えて卵子を取り出して、マイナス196℃で凍結保存しておく最先端の医療技術のことです。最近では東京都などの自治体だけでなく、企業でも補助金を出してサポートする動きが出ています。
本書には、8人の女性が登場します。年齢、キャリア、生い立ち、それぞれに違いますが、それぞれがどのような考えで卵子凍結に踏み切ったのかを、週刊朝日の元記者である松岡かすみさんが丁寧に聞き取っていきます。
また卵子凍結後の展開も、人それぞれに異なっています。凍結卵子を使って出産した女性もいれば、更新料を払って保管し続ける女性、妊娠出産を諦め凍結卵子を廃棄した女性など様々です。しかし共通しているのは、誰一人、この選択を後悔していないことでした。迷い、偏見、孤立、失意を乗り越えて進んでいこうとする彼女たちの勇気は、どこからやって来るのでしょうか?
さらに、婦人科クリニックの医療従事者などへの取材を行い、卵子凍結にかかる医療費のこと、現場で起きている課題、さらにそこから妊娠・出産へ進んだ場合の医療費などもレポートしていきます。
朝日新聞出版公式note「さんぽ」での全文公開は、3月31日(月)13時までの予定です。
https://note.com/asahi_books/n/n701747b8afcd
著者プロフィール
松岡かすみ(まつおか・かすみ)
1986年高知県生まれ。同志社大学社会学科卒業。PR会社、宣伝会議を経て、2015年より「週刊朝日」編集部記者。2021年からフリーランス記者として、雑誌や書籍、ウェブメディアなどで活動する。取材対象は、社会問題、生き方や価値観を含めたライフスタイル、食など広範囲に及ぶ。著書に「ルポ 出稼ぎ日本人風俗嬢」(朝日新書)がある。
『-196℃の願い 卵子凍結を選んだ女性たち』
定価:1980円(本体1800円+税10%)
発売日:2025年3月21日(金曜日)
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