「HPV、自分には関係ない」と思っていませんか?男性に聞いたHPV認知度と受診行動の実態調査

株式会社NEXER・HPV認知度と受診行動に関する調査

株式会社NEXER

■約7割の男性が「HPV」という言葉を「全く知らない」

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、子宮頸がんの原因として女性の間では認知が広まりつつあります。

しかし、このウイルスは男女問わず感染する可能性があり、男性においても咽頭がんや肛門がん、尖圭コンジローマなどの原因となることが医学的に明らかになっています。

では、当事者である男性自身はHPVについてどの程度理解しているのでしょうか。

ということで今回はMSクリニックと共同で、全国の20代~60代の男性400名を対象に「HPV認知度と受診行動」についてのアンケートをおこないました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

・引用元が「株式会社NEXERとMSクリニックによる調査」である旨の記載

・MSクリニック(https://www.clairvoyancecorp.com/)へのリンク設置

「HPV認知度と受診行動に関するアンケート」調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート

調査期間:2025年12月9日 ~ 12月18日

調査対象者:20代~60代の男性

有効回答:400サンプル

質問内容:

質問1:HPV(ヒトパピローマウイルス)という言葉を知っていますか?

質問2:HPV(ヒトパピローマウイルス)にはどのようなイメージがありますか?

質問3:HPVが男性にも感染し、尖圭コンジローマや咽頭がん・肛門がんなどの原因になることを知っていましたか?

質問4:性器周辺に「ブツブツ」ができたことはありますか?

質問5:HPV(ヒトパピローマウイルス)が性器のブツブツ(尖圭コンジローマ)の原因になる場合があることを知っていましたか?

質問6:HPV(ヒトパピローマウイルス)に関して、どのような情報を知りたいと思いますか?(複数選択可)

質問7:なかでも、とくに知りたい情報をひとつだけ選んでください。

質問8:その理由を教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■69.8%が「HPVを全く知らない」と回答

まず、HPV(ヒトパピローマウイルス)という言葉を知っているかどうかを調査しました。

その結果「全く知らない」と回答した人が69.8%と約7割を占めました。

「聞いたことはあるがよく分からない」が11.8%、「名前は聞いたことがある」が14.5%と続き、「内容まで知っている」と答えた人はわずか4.0%にとどまりました。

HPVという言葉自体を耳にしたことがある人は約3割いるものの、その内容まで正しく理解している男性は極めて少ないことがわかります。

■HPVを知っている人の約12%が「自分には関係ない」と認識

HPVという言葉を知っている人に対して、HPVにどのようなイメージがあるかを調査しました。

最も多かったのは「性感染症の一つ」で30.6%でした。

次いで「がんの原因になる」が22.3%、「危険性がよく分からない」が18.2%となりました。

注目すべきは「女性の病気というイメージ」が12.4%、「自分には関係ないと思っている」が11.6%と、男性自身には無関係だと捉えている人が一定数いることです。

この認識のずれが、男性における予防意識の低さにつながっている可能性があります。

■91.5%が「HPVが男性にも感染することを知らなかった」と回答

次に、HPVが男性にも感染し、尖圭コンジローマや咽頭がん・肛門がんなどの原因になることを知っていたかどうかを調査しました。

「知らない」と回答した人は91.5%に達し、「知っている」はわずか8.5%という結果でした。

HPVは性別を問わず感染するウイルスであり、男性特有の疾患リスクも存在します。しかし、この事実を認識している男性は1割にも満たないことが明らかになりました。

「自分には関係ない」という思い込みが、予防や早期発見の機会を逃す原因となっている可能性があります。

■5.5%が、性器周辺に「ブツブツ」ができたことが「ある」と回答

性器周辺に「ブツブツ」ができたことがあるかどうかを調査しました。

その結果「ない」と回答した人は94.5%、「ある」と回答した人は5.5%でした。

実際に症状を経験した人は少数ではあるものの、一定数が「ある」と回答しています。

HPV(ヒトパピローマウイルス)が性器のブツブツ(尖圭コンジローマ)の原因になる場合があることを知っていたかどうかも調査しました。

「知らない」が94.5%、「知っている」が5.5%という結果でした。

尖圭コンジローマはHPVの一部の型が原因となって発症する性感染症ですが、そのつながりを認識している男性はごくわずかでした。

症状が現れても原因がウイルス感染であることに気づかないケースも考えられます。

■42.3%が「男性が感染した場合のリスク」を知りたいと回答

続いて、HPVに関してどのような情報を知りたいと思うかを調査しました。

最も多かったのは「男性が感染した場合のリスク」で42.3%でした。

次いで「自分に必要な対策」が35.0%、「予防方法(ワクチン・生活習慣など)」が32.0%、「感染の仕組み」が30.8%と続きました。

男性自身が感染した場合にどのような影響があるのかという点に最も関心が集まっています。

これまでHPVを知らなかった人も、感染リスクがあると知れば具体的な情報を求めることがわかりました。

■25.0%が、とくに知りたい情報として「男性が感染した場合のリスク」を選択

さらに、HPVに関してとくに知りたい情報をひとつだけ選んでもらいました。

「男性が感染した場合のリスク」が25.0%で最多となり、「自分に必要な対策」が20.5%、「予防方法(ワクチン・生活習慣など)」が16.5%と続きました。

これらを選んだ理由についても具体的に聞いてみたので、一部を紹介します。

情報を得たい理由

・他人ごとではないと感じたから。(20代・男性)

・症状が進むとどうなるのか。ほかの臓器への影響などを知りたい。(30代・男性)

・リスクを知らないと意識が低くなる。(40代・男性)

・悪い可能性を色々知っておきたいので。(40代・男性)

・感染したらどうなるのか知らないので(60代・男性)

自分自身の健康に直結する問題として捉え、具体的なリスクを把握しておきたいという意識がうかがえます。

「知らないから怖い」という声も多く、正確な情報提供の必要性が示されました。

■まとめ

今回の調査では、男性のHPV認知度が極めて低い実態が明らかになりました。

約7割が言葉自体を知らず、9割以上が男性への感染リスクを認識していませんでした。

一方で、感染リスクがあると知った場合には、多くの男性が「自分に必要な情報」を求めていることもわかりました。

とくに「感染した場合のリスク」や「予防方法」への関心が高く、正しい知識を得たいという意欲は十分にあると言えます。

HPVは予防ワクチンの接種や定期的な検査によって対策が可能です。「自分には関係ない」と思い込むのではなく、まずは正しい情報を知ることが、自分自身とパートナーを守る第一歩となるでしょう。

専門の医療機関に相談することで、より具体的な予防策や検査方法について知ることができます。

気になることがある、もっと詳しく知りたいという方は専門家に相談してみてはいかがでしょうか。

<記事等でのご利用にあたって>

・引用元が「株式会社NEXERとMSクリニックによる調査」である旨の記載
・MSクリニック(https://www.clairvoyancecorp.com/)へのリンク設置


【MSクリニックについて】

総院長:葉山 芳貴

住所:〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-19-5 新宿幸容ビル3階(MSクリニック新宿)

電話番号:0120-76-6800(MSクリニック新宿)


【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作

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会社概要

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URL
https://www.nexer.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
電話番号
03-6890-4757
代表者名
宮田 裕也
上場
未上場
資本金
1億500万円
設立
2012年02月