大和ハウスグループからAIスタートアップのRUTILEAに出資(ニュースレター)
■ AIを活用した建設業の生産性向上・業務効率化を実現
※1.大和ハウスベンチャーズが運営するコーポレートベンチャーキャピタルファンド
RUTILEAは、「 AIの導入プロセスを簡単にし、すべての業務プロセスにAIが組み込まれた社会を実現します。」をビジョンとして掲げています。同社はバーティカルAI事業とAI開発プラットフォーム事業という2つのセグメントで構成するAIサービスを提供する予定です。
バーティカルAI事業は、官公庁やメーカーなどの特定の市場や業種に特化したAIを開発するサービスです。AIが機械学習(マシンラーニング)や深層学習(ディープラーニング)ができるように、業界特化した独自のデータセットを構築します。これを用いてLLM(※2)を含む生成AIの開発・運用を請け負います。製品や部品の外観検査の自動化支援や工場などの生産ラインにおける動画分析による効率化支援を実現できます。
AI開発プラットフォーム事業では、GPUクラウドと一般公開されているAIを利用できるAI開発環境の提供を予定しています。本プラットフォームでは高度かつ大量の計算処理に必要なGPUを安定的に調達しているため、サービス利用者は効率的で快適な環境でAI開発できます。
※2. 大量のデータとディープラーニング(深層学習)技術によって構築された言語モデルのこと。
RUTILEAは、経済産業省より経済安全保障推進法に基づくクラウドプログラムの認定(※3)を受けています。当認定制度は、AI用の高度な電子計算機の導入に取り組む企業を支援することを目的に、国内の大手クラウド事業者や通信事業者などの高い技術力を持つ事業者が認定を受けており、RUTILEAの小規模データセンターの開発において、当制度の助成金を活用することで、AIプラットフォーム事業における安価なサービス提供を目指しています。
※3.経済産業省「クラウドプログラムの安定供給の確保」
https://www.meti.go.jp/policy/economy/economic_security/cloud/index.html
■シナジーファンド(正式名:大和ハウスグループ共創共生1号投資事業有限責任組合)の概要
「シナジーファンド」は、大和ハウス工業株式会社の創業100周年となる2055年の“将来の夢”(パーパス)の実現に向けて、大和ハウスベンチャーズと大和ハウスグループ投資事業有限責任組合が設立しました。従業員の提案力や生産性向上など、大和ハウスグループの既存事業強化につながるスタートアップへの出資や協業などを目的としています。
所在地:東京都千代田区飯田橋3丁目13-1
ファンド総額:50億円(キャピタルコール方式)
運用会社:大和ハウスベンチャーズ株式会社(自社運営)
出資関係:大和ハウスグループ投資事業有限責任組合(99%)、大和ハウスベンチャーズ株式会社(1%)
ホームページ:https://www.dhgfuturefund.co.jp/synergy-fund/
■会社概要
1.大和ハウスベンチャーズ株式会社
会社名:大和ハウスベンチャーズ株式会社
本社所在地:東京都千代田区飯田橋3丁目13-1
代表者の役職・氏名:代表取締役 鈴木 哲雄
設立:2023年11月
主な事業内容:CVCファンドの運営、スタートアップ支援及び協業促進、
上記活動と連携する事業開発の推進
ホームページ:https://www.daiwahouseventures.co.jp/
2.株式会社RUTILEA
会社名:株式会社RUTILEA
本社所在地:京都府京都市中京区下丸屋町397番地 Y.J.Kビル 6階
代表者の役職・氏名:代表取締役社長 矢野 貴文
創業:2018年8月
従業員数:約40名(2024年7月末時点)
主な事業内容:AI開発プラットフォーム事業及びバーティカルAI事業
ホームページ:https://rutilea.com/
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