マイナビ農業、「農業アルバイトに関する現状と意識調査」を発表
消費者の77%が「農業バイトに興味がある」と回答。約半数の農家がアルバイトを雇用、「経験よりも意欲とマナー」を重視。 ~マイナビと住友化学がアプリ連携、農業の人手不足問題の解決を目指す~
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)が運営する農業総合情報サイト『マイナビ農業』(URL:https://agri.mynavi.jp/)は、「農業アルバイトに関する現状と意識調査」を発表しました。
本調査は、『マイナビ農業』を利用する農家697名、消費者1,936名に対して、農業アルバイトに関する現状と意識を調査し、集計したものです。
また、この度、『マイナビ農業』が運営する人材マッチングアプリ『農mers』は、住友化学株式会社が運営する農業関連の総合情報サービス『つなあぐ』と、ユーザーID連携を開始しました。より多くの人が農作業に携われる場をつくり、両社で農業課題の解決を目指します。

◆消費者の77.5%が「農業バイトに興味がある」と回答
農業バイトの経験がない理由は「体力に自信がない」、「縁遠い印象」が多数
農業バイトについて、消費者のうち77.5%が「興味がある」(「興味がありアルバイトをしたことがある」16.3%+「興味はあるが経験がない」61.2%)と回答。
経験がない理由については、最多の「体力に自信がない(20.3%)」に次いで、「周りに農家がおらず、縁遠い印象がある(19.5%)」、「農業経験がなく、仕事が務まるか自信がない(19.4%)」という意見があがった。【図1】
【図1】

◆半数以上の農家が「アルバイト雇用をしている」と回答
農家はアルバイト採用の際「経験よりも意欲とマナー」を重視
農家の57.7%が「アルバイト雇用をしている」と回答した。
農家がアルバイトを採用する際に大切にしていることは、「真面目、熱心に取り組んでくれそう(26.7%)」が最多だった。次いで「挨拶など最低限のマナーがある(17.9%)」、「農作業の経験がある(14.1%)」が続いた。【図2】
【図2】

◆調査に関するコメント

本調査結果から、消費者の7割以上が農作業に興味があることがわかりました。農家がアルバイトを採用する際に大切にしていることは真面目さや挨拶などの最低限のマナーが上位となり、必ずしも経験や知識を求めているわけではないようですが、消費者は体力に自信がなく、農業バイトの探し方もわからないため応募に至っていないと考えられます。
『マイナビ農業』事業責任者 横山 拓哉
◆人手不足に悩む農家と農業を手伝いたい人を繋ぐ『農mers』
農業関連の総合情報サービス『つなあぐ』との連携により、多くの人が農作業に携われる場を提供
人手不足に悩む農家と農業を手伝いたい人が“繋がる場”が少ない。そんな農業アルバイトの現状から、「農家の人手不足」という喫緊の課題解決と、手軽に農業バイトと出会えるニーズを解決するために、理念を共有した株式会社マイナビ(以下:マイナビ)と住友化学株式会社(以下:住友化学)が、それぞれが持つサービスを連携し、より多くの人が農作業に携われる機会を創出することを目指します。
『マイナビ農業』が運営する、人手不足に悩む農家と農作業を手伝いたい人をマッチングするアプリ『農mers』は、この度、農業界の人手不足問題を解決することを目指し、住友化学が提供する農業関連の総合情報サービス『つなあぐ』と、ユーザーIDおよびポイントの連携を開始しました。
農業界では人手不足が深刻な課題となっており、住友化学もこの課題に強い問題意識を持っています。両社はそれぞれの理念に共感し、互いの強みを活かしながら連携することで、共通の課題解決に向けた取り組みが実現しました。
今回の連携により、『農mers』を使う人々と『つなあぐ』を活用する全国の農家がスムーズに繋がり、農作業への参加機会が一層広がります。今後は、『農mers』の利用や農作業の受け入れ実績に応じてポイントを付与する機能の開発や『農mers』の機能改善も視野に入れており、農業への新たな関わり方を創出していきます。

◆『農mers』
『農mers』は、メッセージのやりとりを通じて農家と農作業を手伝いたい人をつなぐ人材マッチングアプリです。農家は手伝ってほしい作業内容を登録し、農業を始めたい人は希望条件や自分のスキルを登録します。

◆『つなあぐ』
農業ニュースやコラムなどを掲載するwebサイトと、病害虫のAI判定や青果市況を閲覧できる等複数のアプリを組み合わせたデジタルプラットフォームです。情報閲覧や機能利用でポイントが貯まるサービスもあり、貯めたポイントは電子ギフトや日用品などに交換が可能です。
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【調査概要】「マイナビ農業 農業アルバイトに関する現状と意識調査」
調査期間:2025年3月1日(土)~3月31日(月)
調査対象:『マイナビ農業』を利用する農家・消費者
調査方法:マイナビ農業編集部が農業アルバイトに関する現状と意識について、農家と消費者それぞれに質問を設定。択一、複数選択で回答。
アンケート方法:WEBアンケート
有効回答数:農家:697名 消費者:1,936名
※調査結果の詳細はこちら
(https://agri.mynavi.jp/2025_05_21_310166/)からご確認いただけます。
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農業の総合情報サイト『マイナビ農業』(https://agri.mynavi.jp/)
2017年8月にスタートした農業の総合情報サイト。農家や農家になりたい方、家庭菜園愛好者などに向けて栽培技術や経営ノウハウに関する記事や農業ニュースを掲載しています。また、就職・転職イベント『マイナビ農林水産FEST』や農家と手伝いたい人をつなぐマッチングアプリ『農mers』(https://noumers.jp/)、農林水産専門のインターンシップサイト『マイナビ農業インターンシップ』(https://agri-internship.mynavi.jp/)などを運営しています。
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