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三谷幸喜氏が第41回向田邦子賞贈賞式にて喜びを語る! 小栗旬、大泉洋ら「鎌倉殿の13人」の豪華キャストが祝福!

第41回(2022年度)向田邦子賞贈賞式

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優れた脚本作家に贈られる向田邦子賞(向田邦子賞委員会・株式会社東京ニュース通信社主催)の第41回贈賞式が5月23日(火)、東京・千代田区の帝国ホテルで行われました。 第41回の受賞者は4月4日(火)に行われた選考会で、三谷幸喜氏に決定。受賞作は、NHK総合にて2022年1月9日~12月18日に放送された、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」です。

第41回向田邦子賞贈賞式(C)東京ニュース通信社第41回向田邦子賞贈賞式(C)東京ニュース通信社

贈賞式では、三谷幸喜氏が受賞の喜びを語ったほか、池端俊策選考委員より選考経過の説明、大石静選考委員より賞状の授与が行われ、株式会社東京ニュース通信社 代表取締役社長・奥山卓からは、本賞の特製万年筆と副賞の300万円が贈呈されました。また、受賞作「鎌倉殿の13人」で主役の北条義時を演じた小栗旬さんがお祝いのスピーチを贈ったほか、ドラマに出演した新垣結衣さん、菅田将暉さん、小池栄子さん、生田斗真さん、佐藤浩市さん、大泉洋さんら豪華ドラマキャスト陣が集結し、受賞を称えました。

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【三谷幸喜氏 受賞スピーチ】
選考委員の方々と一緒に僕が並んでいると、誰が受賞者かわからないような雰囲気で申し訳ないというか、フレッシュな感じが一切ないこの雰囲気…。本当にすみません。本当にうれしいです。ありがとうございます。

向田邦子さんは、僕にとって憧れであり目標です。毎回本を書くときは、必ず向田さんのシナリオを読み返して、どうすれば向田さんに近づくことができるのかということを考えながらいつも書いてます。タネを明かしますと、御所に集まった御家人たちのせりふは、「寺内貫太郎一家」の石職人たちの言葉をいただいております。それから政子と実衣の姉妹の会話も、向田さんの「阿修羅のごとく」のいただきです。本当に向田さんにありがたい、お世話になっていると思っております。

僕は、今からだいぶ昔の話になるんですけれども、1回、向田賞のお話をいただいておきながら、辞退しているんですね。なぜかといいますと、向田さんは僕にとってずっと憧れだし、あと言っておきますけれど、向田邦子と三谷幸喜ってイニシャルが同じなんですよね、それが本当に自慢でした。もう一つ、第1回で受賞された市川森一さん、僕はとても大好きで尊敬している方で、市川さんは名前が左右対象で、僕も左右対称なんですよね。これもまた自慢なんですけれども。この向田賞を取るということは、向田邦子さんと市川森一さんと名前が並ぶということで、当時の僕はとてもそれが自分なりに許せなかった。まだまだ若輩者の自分が、ここでこんな大事な賞をもらってはいけないと真剣に思いまして、本当にありがたいんですけれども、辞退させてくださいとお伝えしました。その時、選考委員に市川さんがいらっしゃって、後で市川さんの奥様に伺ったんですけれども、市川さんは僕の作品をとても薦めてくださっていたみたいで、僕が辞退したのでとても残念がっていたとおっしゃっていました。今回こうやってまた賞をいただくことになりまして、たぶん市川さんも喜んでくださっていると思いますし、やっと恩返しができたかなと思っております。

今日は本当に僕みたいな人間のためにたくさん集まってくださって、テレビで見た人ばっかりいらっしゃるんで、本当にうれしいです。僕はあまり俳優さんと会ってお酒を飲んだりとかしない人間で、それがなぜかと言いますと、今回の「鎌倉殿の13人」に関して言えば、こんなにすてきな企画を僕に振っていただけて、プロデューサーの清水(拓哉)さん含め、時代考証の先生方が親身になってサポートしてくださり、そしてチーフ監督の吉田(照幸)さん含めすごいスタッフのみなさんがそれをドラマ化してくださり、そしてしかも出てくださっている俳優さんはみんなもうすてきで輝いていて、僕が作ったものを何倍もすてきに輝かせてくれるそういうキャスティング、こんなに脚本家として幸せなことはないんですね。本当にこれ以上のことはないと思っている、その上なんで飲みに行かなければならないんだと。飲みに行けば絶対楽しいに決まっているんですよ。うれしいし、愉快だし、いい時間が過ごせるんだけども、もういいだろと、お前そんなに幸せでいいのかと神様に言われているような気がして、だから飲み会とかもなるべく参加しないように1回も出ていないので、なんて人付き合いの悪い作家なんだろうと思ってらっしゃっているかもしれませんけれども、そういうことなので許してください。ただ今日はみなさん来てくださって、今日くらいはいいかなと思っております。短い時間ですけれども、ほとんどもう同窓会みたいな感じだと思います。楽しんでいっていただけたらなと思います。僕は終わったらすぐに帰りますけれども(笑)。どうもありがとうございました。

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【大河ドラマ「鎌倉殿の13人」出演者より祝福コメント】

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<北条義時役・小栗旬さん>
今日こうやってこの場に来て、一緒に作ってきたスタッフ、キャスト陣がみんな集まっている姿を見て、ものすごく今、背中を押していただいているなと思っておりますが、みなさんを代表してまずは自分がお祝いのメッセージを贈ろうと思っております。この向田邦子賞は、1982年が第1回ということで、今回は第41回目、僕と全く同い年の賞を三谷さんが取られているということに非常に喜びを感じております。そして今回の「鎌倉殿の13人」という作品は、とにかく毎週新しい台本が上がってくるのが楽しみで、どんなお話になっていくんだろう、僕が演じる義時という役はどんな行動をとらせてもらえるんだろうと、本当に楽しみにできる約1年4ヶ月の撮影期間でした。

やはり、俳優は自分たちでできることは限りなく少なく、そこにベースとなる台本があって、それを僕たちの目の前で具現化してくれるスタッフ陣がいて、やっと僕たちキャストというのは、現場で初めて役を生きることをさせてもらっておりました。今回ほど、毎回上がってくる台本が、どんなふうになるのだろう、どんな人生を生きさせてもらえるんだろうと感じながら過ごさせてもらった期間はありませんでした。役者としてこんなに役者冥利に尽きる現場はないなと思いましたし、それも本当に一人でひたすら折れることなくここまで書き続けてくださった三谷さんのお仕事というのは、素晴らしいものだなと思っております。そんなすてきな「鎌倉殿の13人」を作っていただきまして、どうもありがとうございました。そして本日は受賞おめでとうございます。

<八重役・新垣結衣さん>

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初めての大河ドラマに出演する機会が、三谷さんが書かれた「鎌倉殿の13人」で本当に幸福なことだったなと思います。八重という人物もたくさんの方に愛していただけましたし、私自身も出演している最中も、そして、お空に行ってからも最後まで楽しめました。三谷さんの作品に登場する人物たちは、悪いところもチャーミングで、良いところはとてもドラマチックで、とてもすてきだなと思っていました。私も三谷さんの描く世界に関わることができて、本当にうれしく思います。このたびはおめでとうございます。

<源義経役・菅田将暉さん>

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三谷さん、おめでとうございます。僕は、今日はじめましてだと思っていたのですが、どうやらアカデミー賞の授賞式のトイレですれ違った際に源義経を思いついたとおっしゃってくださっていて、トイレであろうと気が抜けないなと思いつつも、その一瞬に一つの役を想起するそのエネルギーに感動しておりました。また、呼んでもらえるように頑張ります。本当におめでとうございます。

​<北条政子役・小池栄子さん

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三谷さん、このたびは本当におめでとうございます。三谷さんのおかげで1年半、とても楽しい時間を過ごせました。毎回どんな本が来るのか、どんなせりふを言わせていただくのかワクワクしながら過ごしました。そして今日、三谷さんのおかげでこうやって鎌倉殿のメンバーに再会できたというのも、とても感謝しております。ただ、「北条家のみなさん壇上にお願いします」と言われた際に、大泉さんが「俺はいつになったら北条家に入れるんだ」とぼやいていたので、そこのフォローだけよろしくお願いいたします。

<北条泰時役・坂口健太郎さん>

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成長著しい金剛として、旋風を巻き起こした坂口健太郎です(笑)。三谷さん、本当におめでとうございます。僕にとって「鎌倉殿の13人」は、大河ドラマとしても、時代劇としても初めてだったのですが、初めては一度しかないと思うので、一番最初のドラマとしてこの作品に出られたことを本当にうれしく思います。小栗さん含め、キャストの皆さんにすごく愛してもらえるキャラクターをいただいて、本当に心からうれしいです。

​<北条時房役・瀬戸康史さん>

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三谷さんおめでとうございます。時房(トキューサ)役を演じさせていいただいたのですが、他の作品で他の役を演じている時も、“トキューサ”でつぶやかれていました。それくらい皆さんに愛される役にしていただいて、本当にありがとうございました。

​<善児役・梶原善さん>

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善児です。役者としてこんなに力を抜いて演じたことはなかったです。力を抜いて演じていても、自然に皆さんから評判をいただいて、でもそれは、僕の実力ではなくて、三谷さんの脚本が良くて…
(三谷「ちょっと泣いてるの?」)
ごめんなさい、57にもなると、三谷さんが壇上に立っているだけでも、目が湿っちゃって。善は人前で泣いてはいけないって昔から言われていたんだけど。僕は38年間、三谷さんと一緒にやってきて、三谷さんには十分良い思いをさせてもらったので、もういいよとは言いません。これからもよろしくお願いします。

​<のえ役・菊地凛子さん>

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三谷さん、おめでとうございます。私は三谷さんとちょっとした縁がありまして、ちょこちょこお会いする機会があったのですが、三谷さんの作品に出たいとずっとアピールしてきた20年でした。ようやく、のえというすてきな役をいただきまして、大河ドラマにも出させていただいて、本当にうれしかったです。そんな機会を与えていただいて、この片思いも通じたんだなと、20年間温めてきたかいがあったなと思いました。そして、こんな風に三谷さんをお祝いする場所に来られてうれしいです。

​<三浦義村役・山本耕史さん>

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三谷さん、おめでとうございます。三谷さんとは、26年くらいご一緒させていただいているのですが、毎回、違う役が回ってきます。すごく静かな青年だったり、荒くれ者だったり、とても頭がキレる役だったり、堅物だったり、僕のことをどう見ているのかなと、とても不思議には思うのですが、全部自分っぽいんですよね。僕を僕よりも知って下さっていて、僕の知らない僕も引き出してくれるような、そんな三谷さんが、今回受賞されたと聞いて、自分が(賞を)取ったんじゃないかっていうくらい、自分のことのようにうれしいです。これからも沢山の作品を作ってくださると思うのですが、そこに僕がいつでも参加できるように、そういう状態に自分を常に追い込みながら、役者として頑張っていきたいと思います。

​<畠山重忠役・中川大志さん>
三谷さん、おめでとうございます。僕が三谷さんの作品に初めて参加させていただいたのは、2016年の「真田丸」で、当時自分は高校3年生でした。初めての三谷さんの作品で、豊臣秀頼という役も大きな反響をいただいて、その撮影が終わった後に、短い時間だったのですがお電話させていただいて、その時の役のお話と、そしてまたいつかお仕事できたらなというお話をさせていただいたぶりだったので、とてもうれしかったです。今回の畠山という役も、先週、家族で伊豆の修善寺に旅行に行ってきたのですが、どこに行っても声をかけていただいて、すごくすてきな役に出会えて本当に幸せです。また、お仕事できるように頑張りたいと思います。

​<三浦義澄役・佐藤B作さん>

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三谷さん、本当におめでとうございます。劇団東京ヴォードヴィルショーが今年で50年になりますけど、30年以上前かな。いつも作家を探していて、選考委員の大石静さんにも脚本を書いていただけますかと電話でお願いしたら、「最近、三谷幸喜という面白い作家が出てきたよ」と。それで初めて拝見したのが「ショウ・マスト・ゴー・オン」という芝居で、素晴らしい喜劇を書く作家が出てきたなと思って、(劇団の)脚本をお願いしました。この人と出会ってからはいいことばっかりで、お客はすごく入るようになるし、地方公演で儲かるし、稽古場まで建てちゃったりして(笑)。稽古場の名前を付けようとしたときに、三谷さんが来て「三谷ビルですね」とおっしゃったのが痛烈に忘れない一言になっています。こんな素晴らしい大河ドラマを書くまでの作家になったというのが、本人の努力でもあると思うし、ほんとうれしいですよね。

​<比企尼役・草笛光子さん>

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おめでとうございます。こんなところでおめでとうというのは初めてですね。長いお付き合いをさせていただき、面白い役をやらせていただきましたけれども、最初にいただいた役(真田丸)は、もう今まさに死のうとしている時に「ちと、早すぎた」というセリフでした。こんな難しいことはなかったですよ。一週間悩みました。とっても悩んでやらせていただいたセリフで、忘れられません。私ももう先が短いですけども、あなたはまだこれからですから良いものいっぱいお書きになって、私あの世から見ていますから(笑)。


<源仲章役・生田斗真さん>

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三谷さんおめでとうございます。源仲章というとてもイヤミな役をいただきました。おかげさまで、日本国中で「うっとうしかったです」「イライラしました」という声をたくさんいただきました。これほど冥利に尽きることはございません。また、もし次の機会がございましたら、もっとみんなに好かれる役をいただければと思っております。

​<上総広常役・佐藤浩市さん>

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初めてお仕事させていただいたのは「新選組!」です。その時、三谷さんはここまでの巨匠ではなかったので、現場にはたまに来ていらっしゃって、撮影風景をご覧になっていましたね。でもなぜか僕のところにはやってこなくて、僕とほとんど口を利かなかった、なぜだか。
(三谷さん「怖かったんです(笑)」)
今時代劇というものは二極化してきて、我々が知っている、先人・先達が作ってきた時代劇と、今若い人たちの懐にポンと飛び込んでいける時代劇、それを作られる、しかもそれをいい意味でコンサバティブな大河ドラマの中でやられた三谷幸喜という人はすごいなと。やっぱり三谷さんの物の見方、感じ方、大河でこれをやりたいと思ったということ、すごいなと思いました。本当におめでとうございます。

 

<源頼朝役・大泉洋さん>

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三谷さん、向田邦子賞、大変おめでとうございます。本当にそうそうたる皆さんの後に、最後を飾るご挨拶ということでご紹介いただきましたら、会場から笑いが起こったのは大変印象的でございました。私が20歳の時に、演劇というものが面白いかどうかも分からず、とりあえず大学のサークルに入ってみたわけですけど、その時に見たのが、まさに善さんもB作さんもお出になられていました「ショウ・マスト・ゴー・オン」の再演でした。こんなに面白いものが演劇の中にあるんだと思いました。それから三谷さんと一緒にお仕事できると思っていなかったので、今、何本も仕事させてもらえるようになって、夢のような出来事ではあります。

源頼朝をいただいたときに、不勉強で鎌倉幕府を作った人ぐらいしか知らなかったものですから、三谷さんから「今度は頼朝です」と言われた時には、カッコいい役が来たなと思いました。こんなひどいことばかりする人だと知らなかったものですから、小栗君のおかげではありますけど、昨年は「全部大泉のせい」と、どこにいっても言われてしまいまして。今回の鎌倉殿で一番印象的だったのが、15話の佐藤浩市さん演じる上総介(上総広常)を殺した回でした。放送が終わった後に仕事から帰ったら、鎌倉殿が大好きで毎週楽しみに見ていた小学校5年生の娘が玄関に駆け付け、「パパ...何やってんだよ...上総介殺しちゃダメだよ。あれは三谷さんひどいよ」と。娘が私をおもんぱかっていたのが、大変印象深かったです。

 私はそれで、日本中から嫌われる羽目になりまして。山梨の温泉に行ったときに、年配の方から「大泉さん、私ね、鎌倉殿見てあなたのこと嫌いになっちゃった」って言われてね。そんな時に、三谷さんは私に短いメールをくれました。「15話が終わって、やはりあなたは、日本中からの嫌われ者になってしまいましたね。でも僕は大好きです」といただいたのが、ほんとに救いでございました。私は20歳くらいの頃からずっと三谷さんの作品で育ってきたし、楽しませてもらったと思っています。おそらく私のような方が、日本中にいるのではないかと思います。ほんとにおめでとうという気持ちを込めまして、私のような人たちを代表して、今までたくさんの作品をありがとうございました。

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最後は会場にかけつけたキャスト全員と、作曲家のエバン・コールさんが三谷氏を囲んで記念撮影をし、受賞の喜びを分かち合いました。

<三谷幸喜氏プロフィール>
1961年7月8日、東京都出身。日本大学芸術学部卒業。
大学在学中の83年に旗揚げした劇団「東京サンシャインボーイズ」の作・演出を手がける。93年に「振り返れば奴がいる」(フジテレビ)で連続テレビドラマの脚本家としてデビュー。続けて「古畑任三郎」「王様のレストラン」「総理と呼ばないで」(フジテレビ)など数々の人気ドラマを発表。97年には映画「ラヂオの時間」で映画界にも進出し、「THE 有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」「ステキな金縛り」などで映画監督としても成功を収める。大河ドラマは「新選組!」(04年)、「真田丸」(16年)に続いて、本作が3本目の執筆となる。

<向田邦子賞とは>
故・向田邦子さんがテレビドラマの脚本家として、数々の作品を世に送り出し活躍してきた功績を讃え、現在のテレビ界を支える優秀な脚本作家に贈られる賞として、1982年に制定されました。主催は「TVガイド」を発行する東京ニュース通信社で、選考は歴代受賞者らによる向田邦子賞委員会が担当しています。前年度に放送されたテレビドラマを対象に、選考委員がノミネート作品を選定。本選を含めて4回の討議を経て受賞作品を決定しています。選考委員は池端俊策氏(第3回受賞者)、大石静氏(第15回受賞者)、岡田惠和氏(第20回受賞者)、井上由美子氏(第25回受賞者)、坂元裕二氏(第26回受賞者)。※向田邦子賞受賞順

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未上場
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設立
1947年03月
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