ベストセラー『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』姉妹編、川上和人さん著『鳥類学は、あなたのお役に立てますか?』が6月25日発売!

株式会社新潮社

クロウミツバメを肩に載せ(その後惨事が)、シマハヤブサを“成仏”させる

鳥類学者の冒険、研究、妄想‼

軽妙な語り口で、鳥をはじめとする生物、そして鳥類学者自身の生態を赤裸々に描き、ベストセラーとなった川上和人さんの『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』。その姉妹編が完全版として、新潮文庫から刊行されます。

「ハァー、クショッ! 

 一つ、新しいことを学んだ。ハエとコショウは同じ成分でできている。」(本文より)

最新刊『鳥類学者の半分は、鳥類学ではできてない』が話題となっている、川上和人さんの人気エッセイが文庫になりました。以前から「面白い鳥類学者がいる」と囁かれていた川上さんが本格的にブレイクしたのは、『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』(新潮文庫刊)。本書『鳥類学は、あなたのお役に立てますか?』はその姉妹編です。南の島での調査、机上での考察、ときにエスカレートする妄想。わかりやすいがマニアック。ユーモアと韜晦の根底に燃え上がる情熱があるのが川上さんという研究者です。

『鳥類学は、あなたのお役に立てますか?』の文庫化にあたって、日経新聞夕刊に連載された「プロムナード」(2024年7月~12月)を「鳥類学者の散歩道」と題して、初収録しています。70ページ以上のボリュームがある、川上さんのまさに最新エッセイです。

さらに解説も読みどころ。大学院で微生物の研究をされたのちメーカーに研究職として勤務された、小説家の岩井圭也さんが、自らの研究生活をもとに川上エッセイの面白さの秘密を解き明かしてくださいました。増補と解説を得て完全版となった『鳥類学は、あなたのお役に立てますか?』。多くの方の手に取られることを願っています。

■書籍内容

ある日は南の島で情熱的に調査を行い、ある日は鳥が地球を支配できるかについて机上で深く考察。大量のハエと格闘し、ミズナギドリの和名に苦悩。命がけの冒険は辞さないが時に東京で迷子になったりもする。「どうして鳥の研究をするのですか?」「楽しいから。他に理由が必要かい?」ベストセラー『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』堂々の姉妹編。「鳥類学者の散歩道」を特別収録。【解説=岩井圭也】

■著者紹介:川上和人(かわかみ・かずと)

1973(昭和48)年生れ。農学博士。森林総合研究所北海道支所地域研究監。東京大学農学部林学科卒、同大学院農学生命科学研究科中退。著書に『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』『そもそも島に進化あり』『鳥類学は、あなたのお役に立てますか?』『無人島、研究と冒険、半分半分。』『鳥類学者の半分は、鳥類学ではできてない』などがある。絵本『あたらし島のオードリー』では原作を担当している(作画・箕輪義隆)。2017(平成29)年に上梓した『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』がベストセラーとなり、読書界の注目を集める。

■書籍データ 

【タイトル】『鳥類学は、あなたのお役に立てますか?』

【著者名】川上和人(かわかみ・かずと)

【発売日】6月25日

【造本】文庫版

【定価】 781円(税込)

【ISBN】4-10-121514-3

【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/121514/

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区矢来町71
電話番号
03-3266-5220
代表者名
佐藤隆信
上場
未上場
資本金
8000万円
設立
1896年07月