【パナホーム】日本初 戸建住宅換気システムの空気浄化性能を慶應義塾大学 医学部 井上教授との共同研究で実証
パナホーム株式会社(本社:大阪府豊中市、社長:藤井 康照)は、このたび、同社の戸建住宅に採用するオリジナルの換気システム「エコナビ搭載換気システム HEPA+(プラス)」におけるPM2.5の除去性能について、慶應義塾大学 医学部(化学教室)教授 井上 浩義氏と共同研究を実施。実住宅において、PM2.5の室内濃度は、屋外に比べて5%~16%に低減できることを実証しました。
医療現場などで利用されるHEPAフィルターを用いた住宅の換気システムにおける、PM2.5除去に関する性能実証の産学共同研究は、日本で初めての取り組みとなります。(※1)
同社は、戸建住宅の全商品に、きれいな空気で快適にくらせ、1年を通じて冷暖房コストを抑えるオリジナルの換気システム「エコナビ搭載換気システム HEPA+(プラス)」を、標準仕様に設定しています。同システムは、空気中の微小粒子PM2.5(※2)の中でもより身体に危険とされるPM0.5(※3)にも対応し、0.3μm(マイクロメートル)の微小粒子を99.97%除去する(※4)「HEPAフィルター」を工業化住宅業界で初めて標準搭載した(※5)、パナホームオリジナルの換気システム。きれいな空気で快適にくらせ、1年を通じて冷暖房コストを抑える住環境を実現します。また、自動で省エネ運転に切り替えるエコナビ(※6)機能も搭載しています。
今回の共同研究は、健康への影響が懸念されるPM2.5の除去効果が高く、これまで医療現場や精密機器・デバイス製造工場などで利用されることが多い「HEPAフィルター(High Efficiency Particulate Air Filter)」を用いた「エコナビ搭載換気システム HEPA+(プラス)」について、実住宅6邸で実生活環境における約30日間の濃度測定により効果を検証。結果、PM2.5の室内濃度が非常に低く抑えられることがわかりました。
同社は、今回の共同研究で得られた成果を、今後の商品開発に活用することでさらなる空気質の向上を図り、住まいとくらしの価値向上を目指してまいります。
■PM2.5濃度測定の概要
【対象】「エコナビ搭載換気システム HEPA+(プラス)」を採用した神奈川県内(3邸)と福岡県内(3邸)のパナホーム戸建住宅 全6邸
【測定期間】2015年10月から2016年1月までの期間内で各邸約30日間
【測定場所】屋外・1階LDK・2階居室 全3カ所
【測定器】吸引型デジタル粉塵計[柴田科学(株)製]
詳細は、以下パナホームのプレスリリースをご覧ください。
▼[パナホーム プレスリリース] 日本初 戸建住宅換気システムの空気浄化性能を慶應義塾大学 医学部 井上教授との共同研究で実証(2016年3月18日)
http://www.panahome.jp/company/news/release/2016/0318-1.html
※1:2016年3月18日時点。パナホーム調べ
※2:PM2.5は粒径が2.5μm(マイクロメートル)以下の微小粒子状物質の総称。1μmは1mmの1000分の1
※3:PM0.5は粒径が0.5μm以下の微小粒子状物質の総称
※4:HEPAフィルターの工場出荷時の性能値であり、換気システム全体の性能値ではありません。(JIS規格による)また、0.3μm未満の微小粒子状物質については、除去の確認ができていません
※5:2014年10月時点・パナホーム調べ
※6: 「ECONAVI(エコナビ)」はパナソニックグループの登録商標
■お問い合わせ先
パナホーム株式会社 広報・宣伝部
〒560-8543 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号
TEL 06-6834-1955
井筒 克彦・古矢 直美
http://www.panahome.jp/
<関連情報>
・エコナビ搭載換気システムHEPA+(プラス)
http://www.panahome.jp/sumai/hepa-plus/
・エコナビ商品サイト
http://panasonic.jp/econavi/
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