「ダンサーは音楽に合わせて踊る」という「常識」を粉砕するダンス作品 石山雄三/ A.P.I.『(NO W)AVE』上演決定 カンフェティでチケット発売
カンフェティにて11月7日(火)0:00よりチケット発売開始
公式ホームページ
アーティスト・コレクティブ "A.P.I." は、2024年1月、パフォーマンス・メディア・アーティスト/振付家・石山雄三の新作パフォーマンス『(NO W)AVE』(読み:ノーウェイヴ)を、「R's アートコート」(新大久保)で発表する。
◆ 「ダンサーは音楽に合わせて踊る」という「常識」を、完膚なきまでに粉砕してみせるダンス作品
出演者はワイヤレスデバイスを装着して、自らの動きをサウンドトラックに変換しながら、作品を進行させる。つまり彼らはダンサーであり、同時に楽器を演奏するミュージシャン。
『(NO W)AVE』はアートのカテゴリーを軽々と越境する作品なのだ。
◆ 現代社会に潜む、数多くの「孤立」に、光を当てるパフォーマンス
今、至る所で、コミュニケーション不全や、属するコミュニティから否定されることへの過剰な「怯え」がまん延していると、ディレクターの石山は感じている。
他者とのコミュニケーションは問題ないと思い込んでいる人達でさえも、「無視される」、「孤立」といった状態に、いとも簡単に陥ってしまうことは、この状況下では不思議な事ではない、とも彼は語っている。これが2020年代のリアルなのだ。
本作品では、石山のソロダンスが全体を通して展開され、様々な「孤立」の情景がステージ上に立ち現れる。
作品タイトルの『(NO W)AVE』とは「波風(WAVE)も立たないところ」、すなわち「孤立」を暗示している。また『(NO W)』(=今)という単語も内側に含んでいる。
まさに「いま」を語ろうとする「コンテンポラリー」なライブ作品が、この『(NO W)AVE』なのだ。
前回公演『S.S.S.S.』舞台写真
プロフィール
A.P.I.について
パフォーマンス・メディア・アーティスト/コレオグラファーの石山雄三を中心とする、アーティスト・コレクティブ。
ダンス作品『QWERTY』は、フランスのデジタルアート・フェスティバル "Bains Numériques" や、南米最大級のダンス・フェスティバル、リオデジャネイロの "Panorama Festival" 等に招聘されている。
2016年から、『0dB』プロジェクトをスタート。出演者も観客もヘッドホンをつける「無音」ダンス作品を連続発表。「臨場感とは、一体何なのか?」と観る側に問いかけた。「マシンとヒトとの'対話'」を考えるシリーズ・クリエーション『./ [dot slash]』では、2020年にドローンを、翌年にはムービングライトの振付を試みている。
また石山は、内外問わず様々なプロジェクトにクリエイターとして参加してきており、新国立劇場バレエ団にもゲスト・コレオグラファーとして招聘されている。
https://www.facebook.com/YuzoIshiyama.API/
CRZKNY(オリジナル・サウンドトラック担当)
広島在住。GOODWEATHER 所属。
2011年よりシカゴ発祥のダンスミュージック JUKE、FOOTWORK を独自解釈した楽曲を作り始める。毎年100曲前後、現在までに1200曲超の楽曲リリースを行なっている。
2017 年にリリースした 3 枚組 CD のサードアルバム『MERIDIAN』は、サニーデイ・サービス曽我部恵一からボアダムス∈ Y ∋まで、各界のトップたちをも魅了、絶賛された。サニーデイ・サービス作品には今まで計 5 回のリミックス提供や共作、公式ブートレグ作成などを行なっている。
2020 年、自身のレーベル『DONTKILLMYVIBE』を設立。同レーベルにて一年間毎月アルバムをリリースするプロジェクトを『死都調布』シリーズでおなじみの漫画家・斎藤潤一郎とコラボし 12 枚のアルバムを発表、また " 架空のテクノレーベル " の楽曲を 100 日で連続リリースするプロジェクト『dog on death』シリーズなど、ハイクオリティな作品を尋常ならざるペースで日々生み出し続けている。
好きな言葉は "I SPIT ON YOUR GRAVE"
公演概要
石山雄三/ A.P.I.『(NO W)AVE』
■公演スケジュール
2024年1月7日(日)18:00 開演
2024年1月8日(月・祝)15:00 開演+ 18:00 開演
■会場
R’ s アートコート(東京都新宿区大久保 1-9-10)
■チケット料金
前売・予約:4,000 円/当日:4,500 円(全席自由)
*全席自由/整理番号順入場/整理券は開演 30 分前から配付予定
主催:A.P.I.
コンセプト/ディレクション:石山雄三
オリジナル・サウンドトラック:CRZKNY
ライティング:畠中泰正(Lighting ETHNOS)
サウンド:遠藤幸仁(LSD Engineering)
コスチューム・デザイン:るう(ROCCA WORKS)
コスチューム製作:井上のぞみ
舞台監督:下谷高之
共同演出:坂本貫太
プロデューサー:田畑 "10" 猛(もらすとしずむ)
出演/共同振付:石山雄三、平多理恵子
特別協力:BOSS
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