【“働く地獄”を描くミステリに共鳴の嵐】〈限界会社員〉ミステリ『死んだら永遠に休めます』、5刷出来! 現代社会の闇を抉る物語に、ビジネスパーソンからも共感の声続々
「これは他人事ではない」──現代社会を写し出す衝撃作が、多くの“働く人”たちの心を打つ
2025年2月20日、朝日新聞出版より刊行された小説『死んだら永遠に休めます』(遠坂八重著)が、発売から5カ月で5刷重版のスマッシュヒットを記録しました。著者は一般企業に勤めながら執筆を続けてきた新人作家・遠坂八重。社会の歪みと個人の限界を鋭く描いた本作は、ビジネスパーソンの間でも反響を呼び「身に覚えがある」「リアル過ぎる」「怖い」といった共感の声がSNSやレビューに多数寄せられています。

働き方の異常がミステリになる時代
ブラック企業、長時間労働、パワハラ、責任の押しつけ……。
誰もが抱え得る“働く地獄”そのものがミステリの舞台になり得るという事実を、本作は突きつけます。
物語は、無能で支配的なパワハラ上司が突然失踪し、「私は殺されました」というメールを残す場面から始まります。疑惑の目は、上司のもとで疲弊してきた部下たちに向けられ――。限界まで追い詰められた会社員たちに訪れる更なる地獄がミステリとして描かれます。
多くの“働く人”たちの心を打つミステリ!
「新卒の自分が読むにはキツすぎる内容だった」
「悩める社会人たち必読」
「ブラック企業を経験してきた自分にとってはすごくリアル」
「職場でのギスギスした人間関係はとても身に覚えがある」
SNSでは若手から中堅まで幅広い層の社会人から共感の声が集まっています。
【作品のあらすじ】
死んでほしいと思っていたパワハラ上司が死んだらしい。容疑者は――部下、全員。
28歳の限界会社員・青瀬は、無能なパワハラ上司・前川に苦しめられながら毎日深夜まで働き詰めの生活を送っていた。そんなある日、「失踪宣言」と共に突然前川は姿を消す。突如訪れた平穏も束の間、前川から続けざまに届いたメールには「私は殺されました」と書かれ、容疑者として総務経理本部全員の名前が並んでいた。青瀬は妙に頭の冴える派遣社員・仁菜と共に真相解明に取り組むのだが……。
【現代の「働く」を問い直す、“読むタイプの地獄”】
X(旧Twitter)で佐原ひかりさん(作家)が「読むタイプの地獄を読んでしまった……」と投稿したことを皮切りに、けんごさん(小説紹介クリエイター)が「結末は最悪。でも、こんなに面白い小説が話題にならないことこそ最悪」と本作を紹介、さらに佐伯ポインティさん(マルチタレント)など、各界から推薦の声が集まりました。
【著者プロフィール】
遠坂八重(とおさか・やえ)
神奈川県出身。早稲田大学文学部卒業後、一般企業に勤務しながら小説執筆を開始。
2022年、『ドールハウスの惨劇』で第25回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、2023年デビュー。
本作がシリーズ外の単独作として発売されたところ、新人作家としては異例の反響を呼び、発売からわずか数ヶ月で5刷に到達。
鋭い観察眼と読者の共感を呼ぶ筆致で、今もっとも注目される新鋭作家のひとり。
『死んだら永遠に休めます』
著者:遠坂八重
発売日:2025年2月20日(木)
定価:1870円(本体1700円+税10%)
頁数:352ページ
ISBN:978-4-02-252017-3
URL:https://publications.asahi.com/product/25223.html
特設サイト:https://publications.asahi.com/feature/shindara/index.html
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