“福家警部補”“警視庁いきもの係”シリーズの大倉崇裕最新作『琴乃木山荘の不思議事件簿』を刊行
インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎深雪)は、2018年6月16日に『琴乃木山荘の不思議事件簿』(大倉崇裕・著)を刊行いたしました。
標高2200mにある山小屋「琴乃木山荘」。山荘の目の前には標高2750mの竜頭岳が聳える。アルバイトの棚木絵里は、山荘オーナーの琴乃木正美やベテランアルバイトの石飛匠と、山で起こる「不思議なできごと」の真相に挑む――。
本作は、山岳月刊誌『山と溪谷』2017年4月号~2018年3月号に好評連載された作品に加筆・修正をしたもの。さらに単行本書き下ろしの「棚木絵里と琴乃木山荘」を加え、全七話を収録した作品集です。
著者は、“福家警部補”“警視庁いきもの係”シリーズなどがテレビドラマ化された大倉崇裕氏。本作は、殺人事件そのものがテーマではない推理小説「日常の謎」と山岳小説をミックスした意欲作。テント場の先の林に出る人魂と男の幽霊の正体、琴乃木山荘の正面玄関にある巨大な看板が一晩で消えてしまう謎など、山で起こる不思議な事件に山小屋の従業員が挑みます。山小屋の日常や登山なども描かれ、推理小説としてだけでなく山岳小説としても楽しめます。
<目次>
第一話 彷徨う幽霊と消えた登山者
第二話 雪の密室と不思議な遭難者
第三話 駐車場の不思議とアリバイ証明
第四話 三つの指導標とプロポーズ
第五話 石飛匠と七年前の失踪者
第六話 竜頭岳と消えた看板
第七話 棚木絵里と琴乃木山荘(書き下ろし)
<書籍詳細>
『琴乃木山荘の不思議事件簿』(ことのぎさんそうのふしぎじけんぼ)
大倉崇裕 著
仕様:四六判(188mm×128mm)、仮フランス装、272ページ
発売日:2018年6月16日
印刷版 定価:1700円+税
ISBN:9784635171953
電子書籍版(リフロー形式) 基準価格:1360円+税
http://www.yamakei.co.jp/products/2818171950.html
<著者プロフィール>
大倉崇裕(おおくら・たかひろ)
1968年、京都府生まれ。97年「三人目の幽霊」で第4回創元推理短編賞佳作、98年「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞を受賞。“白戸修の事件簿”“福家警部補”“警視庁いきもの係”のシリーズがTVドラマ化。2017年公開した『名探偵コナン から紅の恋歌』では脚本を担当した。学生時代には山岳系同好会に所属し、その経験を生かした山岳ミステリの分野でも活躍。山岳ミステリの著書に『生還 山岳捜査官・釜谷亮二』(ヤマケイ文庫)、『聖域』(創元推理文庫)、『白虹』(PHP文芸文庫)、『凍雨』(徳間文庫)、『夏雷』(祥伝社文庫)、『秋霧』(祥伝社)などがある。
【山と溪谷社】 https://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、エコロジー、ライフスタイルの分野で多くの出版物を展開しています。
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