釣島灯台の歴史を振り返り灯台の未来について考える釣島灯台 旧官舎150周年記念シンポジウムを開催しました!
2023年11月3日(金)【場所】坂の上の雲ミュージアム
このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」の協力により実施したものです。
イベント概要
・イベント名 釣島灯台 旧官舎150周年記念シンポジウム
・開催概要 愛媛で最も古く、日本でも9番目に古い灯台「釣島灯台」。釣島灯台と旧官舎の歴史を振り
返り、魅力や未来について考えるシンポジウムを開催しました。
・日程 2023年11月3日(金)・開催場所 坂の上の雲ミュージアム
・参加人数 40名
釣島灯台の150年の歴史を振り返り、魅力や灯台の未来について考えました
第1部では、松山海上保安部の菅原大さんによる「釣島灯台の歴史を振り返る」をテーマに講演を行いました。愛媛県で最も古く、日本でも9番目に古い釣島灯台。灯台と官舎はイギリス人技師ブラントンの設計によって建てられました。釣島灯台と官舎は「擬洋風建築」ではなく、純粋な「様式建築」であり、郷土史においてとても貴重な文化遺産です。1995年から、約3年の歳月をかけて復元され、現在は松山市の指定文化財になっていることなどを参加者へ伝えました。
第2部ではこの歴史的、文化的に価値の高い、釣島灯台と旧官舎についての魅力や本来の灯台の役割以外の輝き方について、マルチ活動家の杉作J太郎さん、地域創生ライブコマーサーの高岡奈々葉さん、松山市文化財課の岸見泰宏さん等をゲストに迎えシンポジウムを行いました。灯台を管理する立場、ラジオパーソナリティーの立場、インフルエンサーの立場から様々な意見があり、杉作J太郎さんからは「灯台は暗闇で、航行する船に光を届けている。ラジオは人の心に灯りを届けている。航行する人、リスナーに光を届けるという意味で役割がとても似ていて親近感を感じる。ぜひ釣島灯台からラジオ放送をやりたいですね。」とワクワクする提言をいただきました。
参加者からは、「こんなロマンチックな素敵な灯台があることを知らなかった。知ることができてよかったです。」との感想をいただくことができました。
灯台ウィーク開始日の11月1日から坂の上の雲ミュージアムカフェで販売を開始した釣島灯台オリジナルの”クッキー”と”ドリンク”の販売も、とても好評でした。
釣島灯台とは(愛媛県松山市)
愛媛県内では最も古く、国内に現存する灯台の中でも9番目に古い釣島灯台。灯台近くに建設された旧吏員退息所・倉庫等は松山市に引き継がれ、1995年から3年の歳月をかけ同位置にて復元・保存事業が行われ、松山市の指定文化財になっています。
<団体概要>
団体名称 :一般社団法人海と日本プロジェクトinえひめ
URL :https://ehime.uminohi.jp/
活動内容 :愛媛県内の「海」を中心とした、食・文化・スポーツ・お祭り等の活動のムーブメント作りのための情報収集、イベント活動の広報を実施
海と灯台プロジェクト
人と海は、時間的にも空間的な意味においても「灯台」を境に関わってきました。航路標識として、従来の船舶交通の安全を担うという重要な役割から広がりつつある灯台。その存在意義について考え、灯台を中⼼に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していくプロジェクトです。海と灯台プロジェクトは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、一般社団法人海洋文化創造フォーラムが推進しています。
海と灯台プロジェクト公式サイト https://toudai.uminohi.jp/
海と日本プロジェクト
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
海と日本プロジェクト公式サイト https://uminohi.jp/
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