2022年秋冬のトレンドメイクアップ&ヘア提案
資生堂ビューティークリエイションセンター※1 では、メイクやヘアの現在と未来を探る「ビューティートレンド研究※2」を1987年より行っています。世界のコレクション情報や、一般の方へのヒアリング※3、国内女性雑誌・SNSのビューティー傾向の分析などを総合的に分析した上で、最新のメイクやヘアのトレンドを予測しています。
《コレクション傾向》
今年2月半ばから3月初めにかけて行われた22年秋冬向けのデザイナーズコレクション。ロシアによるウクライナ軍事侵攻が影を落とし、パンデミック後の祝祭感を先取りした前季から一転、今季は不穏なムードに包まれました。そんな中、際立っているのは強い女性像の打ち出しです。先行きの見えない世界の中で、「流されたくない」という人々の気持ちを汲んだ新しいパワードレッシングの提案が目立ちました。
メイクは先シーズンに引き続き90年代にインスパイアされた表現が多く見られ、バブリーでさらに勢いのある仕上がりとなっています。ヘアスタイルでは、コンパクトなボブスタイルが流行。バッサリとカットされたヘアスタイルは、変化への強い決意の表れを象徴するようでした。
《国内女性雑誌・SNSビューティー傾向と一般の方へのヒアリング》
世代ごとに以下の傾向が見られました。
【丁寧につくりこみ大人っぽく見せるメイクアップ】
Z世代、ミレニアル世代を中心に、国内女性雑誌では、血色感を感じる甘めの印象から、立体感や骨格感を感じる大人っぽい表現が増え、ヒアリングでも大人っぽく見られたい意識の表れがありました。チークへの注目も復活し、マスクを意識した控えめなメイクから、作りこむメイクへと変化しています。ヘアは、ストレートニュアンスが多く見られ、ヒアリングでは、韓国を意識したボリュームのある巻き髪が印象的でした。
【柔らかさとメリハリのあるメイクアップ】
X世代、団塊Jr.・バブル世代を中心に、国内女性雑誌では、ツヤ肌とナチュラル眉で柔らかさとメリハリのあるメイクアップが見られました。端正に整えることで上質なイメージをつくり出しています。ツヤと明るさのある肌づくりはヒアリングでも見られ、親しみやすさや好感が持てることを意識しているという声がありました。
《22年秋冬のメイクアップ&ヘア提案》
【Rosy Nude Makeup / Spicy Nude Makeup】
Z世代、ミレニアル世代を中心にブームが続く、韓国のガールズグループや中国のインフルエンサーが持つ「大人っぽくカッコいい印象」に注目。“可愛い”より“大人っぽく”見られたい気分を叶えるメイクアップです。
・肌は顔の中心をメインに下地、ファンデーションを重ねてツヤやかに仕上げ、ヘルシーな印象と立体感を演出します。
・目もとはベージュのアイシャドウを上下まぶた全体にぼかし広げ、目もとの陰影を出します。肌なじみのよいピンク系のアイシャドウを目尻と目頭を囲むようにぼかし、目の横幅を出します。しっかりカールしたまつ毛の生え際はジェルライナーで埋め、目尻はリキッドアイライナーで水平気味に引きます。小さくカットしたつけまつ毛を、間隔を空けて付け自然にボリュームアップ。マスカラを塗布しまつ毛となじませます。
・眉は毛流れを活かしつつ、眉尻をすっきり描き洗練眉に。
・リップはファンデーションで唇の色を軽く押さえてから、淡いローズピンクのリップを指やブラシで唇の中央からぼかし広げ、素の唇を明るく綺麗な印象に仕上げます。
・ヘアは先シーズンに引き続き注目のY2Kを意識したスタイリッシュなスーパーストレートロングヘア。サイドパートでフェイスラインをタイトにまとめ、高級感あるヘアアクセサリーをつけるとアクセントになります。
・肌はトーンアップ効果のある下地を顔の中心に塗布。ファンデーションは普段使用している色を顔の中心をメインに、ひとつ暗めのファンデーションをフェイスラインに薄くぼかします。ブラシでパウダーを塗布し、セミマットな肌に。チークはほんのり発色する程度にぼかします。
・目もとはブラウンのアイシャドウを目頭側と目尻側を囲むようにぼかし、目の横幅を出します。明るめのベージュを黒目の上下にぼかし入れ、立体感を演出します。ブルーのアイライナーで目頭を囲むように描き、目尻側は水平気味に引くことで、目もとを引き締めながらさりげなく色を効かせます。カールしたまつ毛がセパレートするようにマスカラを塗布します。
・眉はストレート気味に、毛流れを意識しながら1本1本足りない部分を描き足します。輪郭はスクリューブラシでぼかし自然に仕上げます。
・リップは温かみとツヤのあるベージュで血色感を出します。
・ヘアは上質なツヤとボリュームのあるニュアンスウェーブに仕上げます。
【Vital Eyes / Warm Tender】
ツヤを出して端正に整えられたメイクでその人本来の魅力を引きだしたメイクアップ。マニッシュさを取り入れることで今季らしい抜け感につながります。
・肌は顔の中心から全体に下地を塗布し、セミマットのファンデーションを同様に伸ばし広げます。パウダータイプのハイライトを頬骨の上と、鼻根部から鼻筋に指で乗せ、チークはブラウン系のカラーを大きなブラシで外側から内側に向かって入れて立体感のあるツヤ肌に。
・目もとはブラウン系のアイシャドウを上下まぶたに幅広く入れ、肌になじみやすいベージュゴールドのラメで目頭と黒目の下に輝きをプラス。アイラインは、目のキワを埋めるように細く、目尻側を少し長めに描きます。まつ毛はしっかりカールさせ、下地とマスカラで仕上げます。
・眉は毛の足りない部分を描き自然な形に整えた後、眉マスカラで毛流れを強調し、塗りつぶさず少しすき間を感じる抜け感眉に仕上げます。
・リップは血色感のあるブラウンを唇全体に塗布。軽くティッシュオフしグロスタイプのリップを重ねてツヤを与えます。
・内側からみずみずしいハリのある肌に仕上げるために、保湿効果の高い下地を顔全体に塗布し、みずみずしさを仕込みます。ファンデーションは自然なツヤが出るものをセレクトします。フェイスラインはワントーン暗いファンデーションで引き締め、ベージュ系のチークでほんのり血色を足します。
・目もとはオレンジのアイシャドウを上下に幅広く入れ骨格を印象付けます。目頭側にパープルを重ねて色をポイントに。アイラインとマスカラはブラウンで優しく引き締めます。
・眉は直線的に眉山をしっかりとりながら形を描き、明るい色の眉マスカラでマニッシュに仕上げることで、優しいカラーの目もととマッチさせます。
・リップは、唇美容液やリップクリームなどをたっぷり塗布し土台づくりをします。ほんのりとした血色感で肌をきれいに見せてくれるツヤベージュのリップを唇の中央から塗布します。
・ヘアは今季の注目のミニボブでマニッシュな印象を加えて抜け感を出します。
《参考情報》
◆ヘアメイクアップアーティスト紹介
メイクアップ担当:阿保 麻都香 Abo Madoka
第1回WWD BEAUTY HAIR DESIGNER CONTESTでグランプリを受賞。ビューティートレンド情報分析を担当し、ファッショントレンドを取り入れたヘアメイクに定評がある。「エテュセ」の商品開発や宣伝・PR撮影などのメイクを担当。
https://hma.shiseido.com/jp/member/abo/?rt_pr=trl53
ファッション誌やブランドのルックブック、ミュージシャンのヘアメイクなど多岐にわたり活動。国内外で美容師や専門学生向けにセミナー活動も実施。美容業界で権威あるコンテストのJHA(ジャパンヘアドレッシングアワード)でも受賞しており、クリエイティブなデザインや、ファッショントレンドを取り入れたヘアメイクに定評がある。
https://hma.shiseido.com/jp/member/fujioka/?rt_pr=trl53
【パターン(3)、(4)】
ニューヨーク、パリ、上海、東京のコレクションなど、国内外のファッションショーのヘアメイクを担当する。トレンド情報分析で培った知識を、ヘアメイクに落とし込んで表現するのが得意。ビューティートレンド研究・発信を手掛けている。
https://hma.shiseido.com/jp/member/nishimori/?rt_pr=trl53
ビューティートレンド研究では、リーダーを務める。ファッション誌、ニューヨーク、パリ、東京コレクションのファッションショーのヘアチーフを多数務めるなど、グローバルに活躍中。ナチュラルからクリエイティブなデザインまで幅広く対応する。「ザ・グルーミング」などの宣伝広告を担当。
https://hma.shiseido.com/jp/member/taniguchi?rt_pr=trl53
コレクション分析担当:資生堂ファッションディレクター 呉 佳子 Go Yoshiko
※1 資生堂ビューティークリエイションセンター
プロのヘアメイクアップアーティストが約40名在籍し、宣伝広告のヘアメイクアップ、メイクアップ商品のカラークリエイションをはじめ、NY、パリ、東京などで開催されるファッションショーのバックステージで活躍し、最先端のトレンド情報をグローバルに発信している。
資生堂ビューティークリエイションセンターWebサイト https://hma.shiseido.com/jp/?rt_pr=trl53
アーティスト公式Instagram https://www.instagram.com/shiseido_hma/
※2 資生堂のビューティートレンド研究
資生堂は1987年に「ビューティートレンド研究」を開始。ヘアメイクアップアーティストが在籍する強みを活かして、美容・ファッションの動向を分析し、未来のビューティー傾向をいち早く予測して、ヘアメイクを提案する独自の取り組み。商品開発やマーケティング、R&Dに役立てている。
※3 一般の方へのヒアリング
美容感度の高いインフルエンサーなど各世代十数名へのヒアリング調査。
【モデル使用おすすめアイテム】
パターン(1) Rosy Nude Makeup
<肌>
マキアージュ ドラマティックライティングベース
マキアージュ ドラマティックジェリーコンパクト
マキアージュ ドラマティックルースパウダー ルーセント
<眉>
SHISEIDO ブロウインクトリオ 02 Taupe
SHISEIDO ブロウ マスカラインク 02 Taupe
<目もと>
SHISEIDO ポップ パウダージェル アイシャドウ 04 Sube-Sube Beige
マキアージュ ドラマティック アイカラー RS319
マキアージュ ロングステイアイライナー N BR662
マキアージュ シークレットシェーディングライナー
資生堂 アイラッシェズ N2
マキアージュ ビューティーシルエットマスカラ BK999
<チーク>
マキアージュ ドラマティックチークカラー RS421
<口もと>
SHISEIDO カラージェルリップバーム 104
パターン(2) Spicy Nude Makeup
<肌>
SHISEIDO シンクロスキン トーンアップ プライマーコンパクト
SHISEIDO シンクロスキン セルフリフレッシング ファンデーション
SHISEIDO シンクロスキン インビジブル シルク ルースパウダー ラディアント
マキアージュ ドラマティックアイカラー BR343
SHISEIDO オーラデュウ プリズム イルミネーター 01
<眉>
SHISEIDO ブロウインクトリオ 04 Ebony
<目もと>
マキアージュ ドラマティックアイカラー(パウダー) BR533
マキアージュ ドラマティックアイカラー(パウダー) BE212
SHISEIDO マイクロライナー インク 04 Navy
マキアージュ ビューティーシルエットマスカラ BK999
<チーク>
SHISEIDO インナーグロウチークパウダー 06
<口もと>
マキアージュ ドラマティックリップティント BE203
パターン(3) Vital Eyes
<肌>
SHISEIDO シンクロスキン トーンアップ プライマーコンパクト
SHISEIDO シンクロスキンセルフリフレッシング ファンデーション
SHISEIDO シンクロスキン インビジブル シルク ルースパウダー マット
SHISEIDO オーラデュウ プリズム イルミネーター (22.9.1発売)
<眉>
SHISEIDO ブロウインクトリオ 04 Ebony
クレ・ド・ポー ボーテ ジェルスルシル 104
<目もと>
マキアージュ ドラマティックアイカラー BR533
SHISEIDO ポップ パウダージェル アイシャドウ 02 Horo-Horo Silk
SHISEIDO マイクロライナーインク 01 Brack
SHISEIDO マスカラベース インク
マキアージュ ビューティーシルエットマスカラ BK999
<チーク>
クレ・ド・ポー ボーテ ブラッシュデュオプードル 105
<口もと>
クレ・ド・ポー ボーテ ルージュアレーブル 22
クレ・ド・ポー ボーテ ブリアンアレーブルエクラ 2
パターン(4) Warm Tender
<肌>
SHISEIDO フューチャーソリューション LX インフィニトリートメント プライマー
マキアージュ ドラマティックジェリーコンパクト
<眉>
マキアージュ ソフトブロウライナーEX BR652
SHISEIDO ブロウマスカラインク 02Taupe
<目もと>
クレ・ド・ポー ボーテ オンブルクルールクアドリn 316
マキアージュ ドラマティックアイカラー VI316
クレ・ド・ポー ボーテ スティロアイライナー 202
クレ・ド・ポー ボーテ マスカラシルエトフェ 2
<チーク>
マキアージュ ドラマティックチークカラー(パウダー)BE323
<口もと>
クレ・ド・ポー ボーテ セラムプールレレーブル
マキアージュ ドラマティックティント BE203
▼ ニュースリリース
https://corp.shiseido.com/jp/news/detail.html?n=00000000003446&rt_pr=trl53
▼ 資生堂 企業情報
https://corp.shiseido.com/?rt_pr=trl53
ここ数シーズン、マスクを意識して控えめだったメイクアップから、メイクを自由に楽しみ、複数のアイテムを使って丁寧に作りこむメイクアップへとトレンドは変化を見せています。そこで2022年秋冬は、周りに流されない強さを持ち、その人本来の魅力や美しさを引き出すメイクアップ&ヘアを提案します。
《コレクション傾向》
今年2月半ばから3月初めにかけて行われた22年秋冬向けのデザイナーズコレクション。ロシアによるウクライナ軍事侵攻が影を落とし、パンデミック後の祝祭感を先取りした前季から一転、今季は不穏なムードに包まれました。そんな中、際立っているのは強い女性像の打ち出しです。先行きの見えない世界の中で、「流されたくない」という人々の気持ちを汲んだ新しいパワードレッシングの提案が目立ちました。
メイクは先シーズンに引き続き90年代にインスパイアされた表現が多く見られ、バブリーでさらに勢いのある仕上がりとなっています。ヘアスタイルでは、コンパクトなボブスタイルが流行。バッサリとカットされたヘアスタイルは、変化への強い決意の表れを象徴するようでした。
《国内女性雑誌・SNSビューティー傾向と一般の方へのヒアリング》
世代ごとに以下の傾向が見られました。
【丁寧につくりこみ大人っぽく見せるメイクアップ】
Z世代、ミレニアル世代を中心に、国内女性雑誌では、血色感を感じる甘めの印象から、立体感や骨格感を感じる大人っぽい表現が増え、ヒアリングでも大人っぽく見られたい意識の表れがありました。チークへの注目も復活し、マスクを意識した控えめなメイクから、作りこむメイクへと変化しています。ヘアは、ストレートニュアンスが多く見られ、ヒアリングでは、韓国を意識したボリュームのある巻き髪が印象的でした。
【柔らかさとメリハリのあるメイクアップ】
X世代、団塊Jr.・バブル世代を中心に、国内女性雑誌では、ツヤ肌とナチュラル眉で柔らかさとメリハリのあるメイクアップが見られました。端正に整えることで上質なイメージをつくり出しています。ツヤと明るさのある肌づくりはヒアリングでも見られ、親しみやすさや好感が持てることを意識しているという声がありました。
《22年秋冬のメイクアップ&ヘア提案》
【Rosy Nude Makeup / Spicy Nude Makeup】
Z世代、ミレニアル世代を中心にブームが続く、韓国のガールズグループや中国のインフルエンサーが持つ「大人っぽくカッコいい印象」に注目。“可愛い”より“大人っぽく”見られたい気分を叶えるメイクアップです。
パターン(1) Rosy Nude Makeup
・肌は顔の中心をメインに下地、ファンデーションを重ねてツヤやかに仕上げ、ヘルシーな印象と立体感を演出します。
・目もとはベージュのアイシャドウを上下まぶた全体にぼかし広げ、目もとの陰影を出します。肌なじみのよいピンク系のアイシャドウを目尻と目頭を囲むようにぼかし、目の横幅を出します。しっかりカールしたまつ毛の生え際はジェルライナーで埋め、目尻はリキッドアイライナーで水平気味に引きます。小さくカットしたつけまつ毛を、間隔を空けて付け自然にボリュームアップ。マスカラを塗布しまつ毛となじませます。
・眉は毛流れを活かしつつ、眉尻をすっきり描き洗練眉に。
・リップはファンデーションで唇の色を軽く押さえてから、淡いローズピンクのリップを指やブラシで唇の中央からぼかし広げ、素の唇を明るく綺麗な印象に仕上げます。
・ヘアは先シーズンに引き続き注目のY2Kを意識したスタイリッシュなスーパーストレートロングヘア。サイドパートでフェイスラインをタイトにまとめ、高級感あるヘアアクセサリーをつけるとアクセントになります。
パターン(2) Spicy Nude Makeup
・肌はトーンアップ効果のある下地を顔の中心に塗布。ファンデーションは普段使用している色を顔の中心をメインに、ひとつ暗めのファンデーションをフェイスラインに薄くぼかします。ブラシでパウダーを塗布し、セミマットな肌に。チークはほんのり発色する程度にぼかします。
・目もとはブラウンのアイシャドウを目頭側と目尻側を囲むようにぼかし、目の横幅を出します。明るめのベージュを黒目の上下にぼかし入れ、立体感を演出します。ブルーのアイライナーで目頭を囲むように描き、目尻側は水平気味に引くことで、目もとを引き締めながらさりげなく色を効かせます。カールしたまつ毛がセパレートするようにマスカラを塗布します。
・眉はストレート気味に、毛流れを意識しながら1本1本足りない部分を描き足します。輪郭はスクリューブラシでぼかし自然に仕上げます。
・リップは温かみとツヤのあるベージュで血色感を出します。
・ヘアは上質なツヤとボリュームのあるニュアンスウェーブに仕上げます。
【Vital Eyes / Warm Tender】
ツヤを出して端正に整えられたメイクでその人本来の魅力を引きだしたメイクアップ。マニッシュさを取り入れることで今季らしい抜け感につながります。
パターン(3) Vital Eyes
・肌は顔の中心から全体に下地を塗布し、セミマットのファンデーションを同様に伸ばし広げます。パウダータイプのハイライトを頬骨の上と、鼻根部から鼻筋に指で乗せ、チークはブラウン系のカラーを大きなブラシで外側から内側に向かって入れて立体感のあるツヤ肌に。
・目もとはブラウン系のアイシャドウを上下まぶたに幅広く入れ、肌になじみやすいベージュゴールドのラメで目頭と黒目の下に輝きをプラス。アイラインは、目のキワを埋めるように細く、目尻側を少し長めに描きます。まつ毛はしっかりカールさせ、下地とマスカラで仕上げます。
・眉は毛の足りない部分を描き自然な形に整えた後、眉マスカラで毛流れを強調し、塗りつぶさず少しすき間を感じる抜け感眉に仕上げます。
・リップは血色感のあるブラウンを唇全体に塗布。軽くティッシュオフしグロスタイプのリップを重ねてツヤを与えます。
パターン(4) Warm Tender
・内側からみずみずしいハリのある肌に仕上げるために、保湿効果の高い下地を顔全体に塗布し、みずみずしさを仕込みます。ファンデーションは自然なツヤが出るものをセレクトします。フェイスラインはワントーン暗いファンデーションで引き締め、ベージュ系のチークでほんのり血色を足します。
・目もとはオレンジのアイシャドウを上下に幅広く入れ骨格を印象付けます。目頭側にパープルを重ねて色をポイントに。アイラインとマスカラはブラウンで優しく引き締めます。
・眉は直線的に眉山をしっかりとりながら形を描き、明るい色の眉マスカラでマニッシュに仕上げることで、優しいカラーの目もととマッチさせます。
・リップは、唇美容液やリップクリームなどをたっぷり塗布し土台づくりをします。ほんのりとした血色感で肌をきれいに見せてくれるツヤベージュのリップを唇の中央から塗布します。
・ヘアは今季の注目のミニボブでマニッシュな印象を加えて抜け感を出します。
《参考情報》
◆ヘアメイクアップアーティスト紹介
【パターン(1)、(2)】
メイクアップ担当:阿保 麻都香 Abo Madoka
第1回WWD BEAUTY HAIR DESIGNER CONTESTでグランプリを受賞。ビューティートレンド情報分析を担当し、ファッショントレンドを取り入れたヘアメイクに定評がある。「エテュセ」の商品開発や宣伝・PR撮影などのメイクを担当。
https://hma.shiseido.com/jp/member/abo/?rt_pr=trl53
ヘア担当:藤岡 幹也 Fujioka Mikiya
ファッション誌やブランドのルックブック、ミュージシャンのヘアメイクなど多岐にわたり活動。国内外で美容師や専門学生向けにセミナー活動も実施。美容業界で権威あるコンテストのJHA(ジャパンヘアドレッシングアワード)でも受賞しており、クリエイティブなデザインや、ファッショントレンドを取り入れたヘアメイクに定評がある。
https://hma.shiseido.com/jp/member/fujioka/?rt_pr=trl53
【パターン(3)、(4)】
メイクアップ担当:西森 由貴 Nishimori Yuki
ニューヨーク、パリ、上海、東京のコレクションなど、国内外のファッションショーのヘアメイクを担当する。トレンド情報分析で培った知識を、ヘアメイクに落とし込んで表現するのが得意。ビューティートレンド研究・発信を手掛けている。
https://hma.shiseido.com/jp/member/nishimori/?rt_pr=trl53
ヘア担当:谷口 丈児 Taniguchi Joji
ビューティートレンド研究では、リーダーを務める。ファッション誌、ニューヨーク、パリ、東京コレクションのファッションショーのヘアチーフを多数務めるなど、グローバルに活躍中。ナチュラルからクリエイティブなデザインまで幅広く対応する。「ザ・グルーミング」などの宣伝広告を担当。
https://hma.shiseido.com/jp/member/taniguchi?rt_pr=trl53
コレクション分析担当:資生堂ファッションディレクター 呉 佳子 Go Yoshiko
※1 資生堂ビューティークリエイションセンター
プロのヘアメイクアップアーティストが約40名在籍し、宣伝広告のヘアメイクアップ、メイクアップ商品のカラークリエイションをはじめ、NY、パリ、東京などで開催されるファッションショーのバックステージで活躍し、最先端のトレンド情報をグローバルに発信している。
資生堂ビューティークリエイションセンターWebサイト https://hma.shiseido.com/jp/?rt_pr=trl53
アーティスト公式Instagram https://www.instagram.com/shiseido_hma/
※2 資生堂のビューティートレンド研究
資生堂は1987年に「ビューティートレンド研究」を開始。ヘアメイクアップアーティストが在籍する強みを活かして、美容・ファッションの動向を分析し、未来のビューティー傾向をいち早く予測して、ヘアメイクを提案する独自の取り組み。商品開発やマーケティング、R&Dに役立てている。
※3 一般の方へのヒアリング
美容感度の高いインフルエンサーなど各世代十数名へのヒアリング調査。
【モデル使用おすすめアイテム】
パターン(1) Rosy Nude Makeup
<肌>
マキアージュ ドラマティックライティングベース
マキアージュ ドラマティックジェリーコンパクト
マキアージュ ドラマティックルースパウダー ルーセント
<眉>
SHISEIDO ブロウインクトリオ 02 Taupe
SHISEIDO ブロウ マスカラインク 02 Taupe
<目もと>
SHISEIDO ポップ パウダージェル アイシャドウ 04 Sube-Sube Beige
マキアージュ ドラマティック アイカラー RS319
マキアージュ ロングステイアイライナー N BR662
マキアージュ シークレットシェーディングライナー
資生堂 アイラッシェズ N2
マキアージュ ビューティーシルエットマスカラ BK999
<チーク>
マキアージュ ドラマティックチークカラー RS421
<口もと>
SHISEIDO カラージェルリップバーム 104
パターン(2) Spicy Nude Makeup
<肌>
SHISEIDO シンクロスキン トーンアップ プライマーコンパクト
SHISEIDO シンクロスキン セルフリフレッシング ファンデーション
SHISEIDO シンクロスキン インビジブル シルク ルースパウダー ラディアント
マキアージュ ドラマティックアイカラー BR343
SHISEIDO オーラデュウ プリズム イルミネーター 01
<眉>
SHISEIDO ブロウインクトリオ 04 Ebony
<目もと>
マキアージュ ドラマティックアイカラー(パウダー) BR533
マキアージュ ドラマティックアイカラー(パウダー) BE212
SHISEIDO マイクロライナー インク 04 Navy
マキアージュ ビューティーシルエットマスカラ BK999
<チーク>
SHISEIDO インナーグロウチークパウダー 06
<口もと>
マキアージュ ドラマティックリップティント BE203
パターン(3) Vital Eyes
<肌>
SHISEIDO シンクロスキン トーンアップ プライマーコンパクト
SHISEIDO シンクロスキンセルフリフレッシング ファンデーション
SHISEIDO シンクロスキン インビジブル シルク ルースパウダー マット
SHISEIDO オーラデュウ プリズム イルミネーター (22.9.1発売)
<眉>
SHISEIDO ブロウインクトリオ 04 Ebony
クレ・ド・ポー ボーテ ジェルスルシル 104
<目もと>
マキアージュ ドラマティックアイカラー BR533
SHISEIDO ポップ パウダージェル アイシャドウ 02 Horo-Horo Silk
SHISEIDO マイクロライナーインク 01 Brack
SHISEIDO マスカラベース インク
マキアージュ ビューティーシルエットマスカラ BK999
<チーク>
クレ・ド・ポー ボーテ ブラッシュデュオプードル 105
<口もと>
クレ・ド・ポー ボーテ ルージュアレーブル 22
クレ・ド・ポー ボーテ ブリアンアレーブルエクラ 2
パターン(4) Warm Tender
<肌>
SHISEIDO フューチャーソリューション LX インフィニトリートメント プライマー
マキアージュ ドラマティックジェリーコンパクト
<眉>
マキアージュ ソフトブロウライナーEX BR652
SHISEIDO ブロウマスカラインク 02Taupe
<目もと>
クレ・ド・ポー ボーテ オンブルクルールクアドリn 316
マキアージュ ドラマティックアイカラー VI316
クレ・ド・ポー ボーテ スティロアイライナー 202
クレ・ド・ポー ボーテ マスカラシルエトフェ 2
<チーク>
マキアージュ ドラマティックチークカラー(パウダー)BE323
<口もと>
クレ・ド・ポー ボーテ セラムプールレレーブル
マキアージュ ドラマティックティント BE203
▼ ニュースリリース
https://corp.shiseido.com/jp/news/detail.html?n=00000000003446&rt_pr=trl53
▼ 資生堂 企業情報
https://corp.shiseido.com/?rt_pr=trl53
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