小坂泰之先生のマンガ「放課後ていぼう日誌」とコラボレーション!オリジナルデザインの”ごみ拾い袋”を芦北町の道の駅で高校生が配布!
2023年12月2日(土)13時 <道の駅芦北でこぽん・道の駅たのうら>
マンガ「放課後ていぼう日誌」の舞台となり、多くの釣り人から愛される熊本県芦北町。美しい海が広がる場所ですが、釣り人や観光客によるものなのか、ポイ捨ても多く見受けられ、このままでは、マンガの舞台となっている美しい景観が損なわれるだけでなく、海で暮らす魚がごみを食べてしまうなどの影響が出てきます。
これからも美しい海でおいしい海の恵みをいただけるよう、芦北町・芦北高校・一般社団法人くまもと海のミライがタッグを組みプロジェクトが始動!
この活動に賛同した、「放課後ていぼう日誌」の作者 小坂泰之先生がオリジナルイラストを書き下ろし!きれいな海をみんなで守りたくなるデザインの”ごみ拾い袋”が完成しました。
■これまでの経緯
8月2日芦北高校生がごみが多く捨てられている「ごみのホットスポット」を調査し、「拾い箱」を設置したほうがいい場所を選定。
「拾い箱」とは、海洋ごみ削減のためごみ拾いの呼びかけを行い、ごみ拾い活動に参加するキッカケを作ると共に、日常的なごみ拾いの際のごみ処理問題を解決することを目的として設置するものです。
<下調査結果マップ>
高校生による調査の結果、御立岬の砂浜は清掃が入るためそこまでごみはありませんでしたが、木陰の広範囲に食べ物袋などが多く落ちていたため、入口の誰もが目にする場所に拾い箱を設置することになりました。松ヶ崎も広範囲に釣り具が入っていた袋や食べ物の袋が落ちており、波打ち際には漂着ごみであろう劣化したごみが打ち上げられていたため、砂浜からも堤防からも見えやすい場所に設置し、また、鶴ヶ浜は全体的に目立ったごみはありませんでしたが、砂に混じって小さなプラスチック片があったり波消しブロックの隙間にごみが挟まっていたりと、砂浜の真ん中に設置し誰もが気軽に入れられるように設置しました。
9月26日~10月2日の1週間、実際に調査エリアへ拾い箱の設置を行い、設置前後での周辺のごみ状況に
どんな変化があったかやどんなごみが拾い箱に入れられたかを高校生と再び調査を行いました。
12月2日~8日の期間には、前回同様1週間の拾い箱設置を行い、今回は拾い箱の設置に加え新たに町内の道の駅でごみ拾い袋の無料配布と拾い箱付近と町内の道の駅へののぼりの掲示を行いました。拾い箱の設置と合わせて活動の啓発活動を行うことで拾い箱に集まるごみや周辺のごみ状況はどのように変わるかの調査を行います。
”ごみ拾い袋”とは、ポイ捨てごみを見かけた際や、釣りや付近の観光時に発生したごみを入れて持ち帰ってもらう袋のことです。全面に海を守るためのメッセージを入れることで、海洋ごみへの意識向上を図る狙いがあります。
この袋は、古米や破砕米など食用に適さないお米を原料とする国産バイオマスプラスチック「ライスレジン®︎」製で、道の駅芦北でこぽんと道の駅たのうらで300枚の配布を予定しています。
ポイ捨てを見かけたら、ごみを拾って拾い箱にいれませんか?
みんなの小さな行動で、芦北の海を守りましょう。
<イベント概要>
配布日時 | 2023年12月2日(土)13時~14時(なくなり次第終了) |
配布場所 | ・道の駅 芦北でこぽん 〒869-5441 熊本県葦北郡芦北町佐敷443 ・道の駅 たのうら 〒869-5302 熊本県葦北郡芦北町田浦657番地 |
配布者 | 芦北高校の生徒 |
配布枚数 | 【無料配布】 ・道の駅 芦北でこぽん:200枚(予定) ・道の駅 たのうら:100枚(予定) |
<団体概要>
団体名称:一般社団法人くまもと海のミライ
URL:https://kumamoto.uminohi.jp/
活動内容 :熊本県は、有明海・八代海・東シナ海の3つの海に面し、海の恵みが豊かな地域。ダイビングが楽しめる海中公園や、家族で楽しめる海水浴場、日本一の干潟もあり、各地で海のレジャーを楽しむことができます。「海と日本プロジェクトinくまもと」では、そんな熊本県の海の魅力を伝え、海と共生するムーブメントを起こすことを目的に活動しています。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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