親の介護に関する意識調査。最大の懸念は4割超で「介護費用・金銭面」に

株式会社NEXER・親の介護に関する調査

株式会社NEXER

■親の介護、事前の話し合いや準備は進んでいるのか

高齢化が進む日本では、親の介護は多くの人にとって避けられないテーマとなっています。しかし、いざ介護が必要になったとき、どれだけの人が事前に準備できているのでしょうか。また、介護に対してどのような不安を抱えているのでしょうか。

ということで今回は社会福祉法人秀峰会と共同で、事前調査で「親が健在」と回答した全国の男女402名を対象に「親の介護に関する意識と準備」についてのアンケートをおこないました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

・引用元が「株式会社NEXERと社会福祉法人秀峰会による調査」である旨の記載

・社会福祉法人秀峰会(https://shuhokai.or.jp/)へのリンク設置

「親の介護に関する意識と準備についてのアンケート」調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート

調査期間:2026年1月14日 ~ 1月20日

調査対象者:事前調査で「親が健在」と回答した全国の男女

有効回答:402サンプル

質問内容:

質問1:親の介護について、これまでに家族と話し合ったことはありますか?

質問2:その理由を教えてください。

質問3:親の介護に備えて、現在何か準備をしていますか?

質問4:親の介護に備えて、準備をしていることをすべて選んでください。(複数回答可)

質問5:親の介護に備えて、準備をしている理由を教えてください。

質問6:親の介護に備えて、準備をしていない理由を教えてください。

質問7:親の介護が始まった場合、最も不安に感じることは何ですか?

質問8:その理由を教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■73.6%が、親の介護について「家族と話し合ったことがない」と回答

まず、親の介護について、これまで家族と話し合ったことがあるかを聞いてみました。

その結果「ある」が17.2%、「ない」が73.6%、「現在すでに介護をしている」が9.2%でした。7割以上が、親の介護について家族と話し合った経験がないことがわかります。

「ある」「ない」と回答した方に、その理由を聞いてみたので、一部を紹介します。

話し合ったことが「ある」と回答した理由

・施設に入れないといけないから。(60代・男性)

・親がもう年であり、歩行が困難になっているから。(60代・男性)

・親の今後を考えることは大切なこと。(40代・男性)

・親が高齢でいつ認知症になってもおかしくないから。(40代・男性)

話し合ったことが「ない」と回答した理由

・まだ元気なのでピンとこない。(50代・女性)

・話す機会がない。(50代・男性)

・本人が真面目な話を避けたがるから。(60代・男性)

話し合った人は、親の高齢化や身体機能の低下をきっかけに、将来への備えを意識している様子がうかがえます。

一方、話し合っていない方は「まだ元気だから」「話す機会がない」「話しにくい」という声が多く見られました。介護の話題は親子間でもデリケートなテーマであり、切り出すタイミングが難しいと感じている人が多いようです。

■92.3%が、親の介護に備えて「準備をしていない」と回答

続いて、親の介護に備えて準備をしているかを聞いてみました。

その結果「している」は7.7%にとどまり、「していない」が92.3%でした。介護について話し合った経験が少ない中で、実際に準備まで進めている人はさらに限られていることがわかります。

続いて、準備をしている方に、具体的に何をしているかを聞いてみました。

最も多かったのは「介護サービスや施設の情報収集」で60.7%でした。次に「費用、資金の準備」が57.1%、「介護保険制度の確認」と「兄弟姉妹との役割分担の検討」がそれぞれ35.7%、「親の希望の確認(在宅、施設など)」が32.1%でした。

準備を「している」「していない」と回答した方に、それぞれの理由を聞いてみたので、一部を紹介します。

準備をしている理由

・お金の問題が1番大きいから。年間200万円ぐらいかかるから。(60代・男性)

・いつ訪れるかわからないので。(50代・男性)

・避けては通れないと考えているため。(60代・男性)

・いざという時になって困らないように、障害の度合いに応じて一応計画はしています。(60代・男性)

・施設に入れるにしてもすぐには入所できないから。(60代・男性)

準備をしていない理由

・何を準備すればいいのか把握していない。(40代・男性)

・まだ先のことだと思っているから。(30代・女性)

・自分の事で精一杯なので。(30代・女性)

・親自身が子どもに介護を望んでいないようだから。(30代・女性)

準備をしている方は、介護費用の高さや施設入所の難しさなど、具体的な課題を認識しているからこそ早めに動いているようです。一方、準備をしていない方の回答からは「何をすればいいかわからない」という戸惑いが多く見られました。

■44.7%が、介護で最も不安なのは「費用・金銭面」と回答

最後に、親の介護が始まった場合に、もっとも不安に感じることを聞いてみました。

その結果「介護費用、金銭面」が44.7%で最多でした。4割を超える人が、まずお金のことを心配していることがわかります。次いで「精神的、体力的な負担」が16.7%、「仕事や家庭との両立」が12.1%でした。

それぞれの不安を選んだ理由について聞いてみたので、一部を紹介します。

「介護費用・金銭面」

・いつまで介護しなければいけないのか不安になるから。貯金も限界があるから。(60代・男性)

・今の収入で親の介護費用をまかなえるのか心配な部分が多い。(40代・男性)

・施設に入所すると費用が結構かかるらしいので。(60代・男性)

・何年長生きするかわからないので、費用がいくら掛かるかわからない。(60代・女性)

「精神的・体力的な負担」

・昔祖父の介護をしたことがあり、その大変さは身をもって知っております。(60代・男性)

・介護疲れをよく聞くので心配。(50代・男性)

・自分は持病があるので、一人で介護できるか、とても不安。(30代・女性)

「仕事や家庭との両立」と回答した方

・仕事をしながら介護をするのは大変そう。(40代・男性)

・仕事と介護の両立が難しくなると感じるから。(30代・男性)

・子どもの育てと仕事もしていると思うし両立できるかが1番の悩み。(30代・女性)

介護費用への不安が圧倒的に高い理由には、介護がいつまで続くかわからないという先行きの見えなさがあるようです。施設利用の費用や在宅介護にかかる出費など、具体的な金額がわからないことが不安を増幅させています。

また、精神的・体力的な負担を挙げた方のなかには、過去に介護経験がある方も見られました。実際に経験したからこそ、その大変さを理解しているのかもしれません。

■まとめ

今回の調査では、親の介護について7割以上が家族と話し合ったことがなく、9割以上が具体的な準備をしていないことが明らかになりました。また、介護が始まった場合の不安として最も多く挙げられたのは「費用・金銭面」で、4割を超える結果となりました。

何から始めればよいかわからない場合は、地域の包括支援センターや介護サービスの相談窓口を活用することで、専門家のアドバイスを受けながら準備を進めることができます。

介護に関する情報収集や費用の見通しを立てておくことで、いざという時の不安を軽減できるのではないでしょうか。

<記事等でのご利用にあたって>

・引用元が「株式会社NEXERと社会福祉法人秀峰会による調査」である旨の記載

・社会福祉法人秀峰会(https://shuhokai.or.jp/)へのリンク設置

【社会福祉法人秀峰会について】

理事長:櫻井 大

本社所在地:〒221‐0844 神奈川県横浜市神奈川区沢渡1‐2 Jプロ高島台ビル 4階A

TEL:045-534-4186


【株式会社NEXERについて】
本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F

代表取締役:宮田 裕也

URL:https://www.nexer.co.jp

事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作

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会社概要

株式会社NEXER

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URL
https://www.nexer.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
電話番号
03-6890-4757
代表者名
宮田 裕也
上場
未上場
資本金
1億500万円
設立
2012年02月