日本史人物25人の「逆偉人伝」。逃げる、泣きつく、人まかせ…がんばらなかったのに何とかなった人たち

「こんな生き方もあり」「立派じゃなくてもいい」…読めば気持ちがラクになる新しい日本史人物伝発売

株式会社主婦の友社


株式会社主婦の友社は『読むとなんだかラクになる がんばらなかった逆偉人伝 日本史編』(加来耕三:監修/ミューズワーク:イラストを、2023年9月1日(金)に発売いたしました。


『読むとなんだかラクになる がんばらなかった逆偉人伝 日本史編』

Amazon商品ページ https://www.amazon.co.jp/dp/4074556863



  • あの人もこの人も意外にがんばっていなかった!? 歴史人物のがんばらなかった「逆偉人伝」

がんばって歴史に名を残した人の業績をたたえるのが偉人伝。でも、がんばらなかったことで有名な歴史人物も。本書はそういった日本史人物25人の所業を集めた「逆偉人伝」です。


あの人もこの人も、実はがんばっていなかったり、力を抜いて生きていた!? がんばらなくても、それぞれの生き方をした人たちの多様な生き方を楽しく読みつつ、「こんな生き方もアリ」「がんばるだけが人生じゃない」「立派じゃなくてもいい」と思えてくる、新しい日本史人物伝です。


  • 【桂小五郎】がんばらず、逃げ上手だったからこそ明治維新で活躍した

収録した人物のひとりに、明治維新の立役者として有名な桂小五郎(木戸孝允)がいます。

剣豪としても知られていますが、実は剣を抜いたという話は意外に伝わっておらず、「逃げの小五郎」という不名誉なあだ名をつけられていました。


「臆病者」「逃げ上手」などと言われても、武士のメンツなどおかまいなしで、ピンチのときは逃げに逃げたからこそ、生き延びてのちに活躍できたのでしょう。

逃亡中にも、芸妓の女性に差し入れしてもらったり、温泉で骨休めしたといった話が伝わっていて、どこか明るさのある「逃げ」の印象です。


そんな小五郎流の生き方を読むと、ぎりぎりまでがんばらず、ピンチからすぐ逃げるのもアリ、と思えてきます。


  • 自分軸で生きる、泣きつく、執着しない、人まかせ…「がんばらない」ことで何とかなったあの人物

他にも、自分なりの「がんばらなさ」を発揮した、こんな人物も登場します。


【前田慶次】

「傾奇者」として有名な戦国武将。出世をがんばらず、友情や楽しさを重視で動いた痛快な生き方は、マンガなどでも人気です。世間体や人の顔色に左右されず、自分軸で生きたい人のお手本としても。


【足利尊氏】

室町幕府を開いた尊氏は、権力掌握に自らはがんばらず、人まかせだったといわれます。気前がいい一方、何かあるとまわりに泣きつくことも多かったともいわれ、その人間くささがまわりを引きつけ、かつぎ上げられるリーダーに。


【和泉式部】

「恋多き女性」としてひんしゅくをかっても、世間に合わせようとがんばらず、悪い評判はスルー。自らの恋愛も歌の糧にするたくましさで、後年、すぐれた歌人として名を残しました。


【徳川家康】

家臣の相次ぐ裏切りに苦しめられた家康。しかし、それらの裏切りへの復讐にがんばることはせず、再び仕えることを許したことで、かえって彼らの忠義心が高まりました。過去にこだわってしまう人には、その執着の手離し方も参考になりそうです。


  • それぞれの人物は、特徴からイメージする動物キャラクターのイラストに

登場する人物はこんな25人。

それぞれの人物を、人気イラストレーターのミューズワーク(ねこまき)が動物キャラ化。イラストやマンガを見るだけでも楽しめます。

 動物は各人物の特徴と結びついていて、たとえば桂小五郎はその逃げ足の速さからチーター坂本龍馬はすばしっこくじっとしていられないネズミ卑弥呼は人前に姿を現さなかったということから幻の神獣ユニコーンなど、元ネタを知ると納得。


家庭に仕事に人間関係にお疲れのとき、ぱらっとめくれば楽になるヒントが見つかるかもしれません。夏休み終了やコロナ明けで、がんばることを再び求められてちょっとしんどくなっていたり、コミュニケーション疲れを感じる人にもおすすめです。


<掲載人物例>

逃げる(桂小五郎)、泣きつく(足利尊氏)、人まかせ(徳川家綱)、スルーする(和泉式部)、世間を気にしない(前田慶次)、投げ出す(上杉謙信)、がまんしない(坂本龍馬)、こだわらない(徳川家康)、嫌われ上等(石田三成)、日常生活を放棄(葛飾北斎)、趣味に生きる(徳川慶喜)、本業やる気なし(足利義政)…など、いろいろなパターンの「がんばらなさ」を発揮した25人。


  • 監修者

加来耕三(かくこうぞう)

歴史家・作家。奈良大学文学部史学科を卒業。同大学文学部研究員などを経て、著作活動に入る。テレビ・ラジオ番組への出演、歴史書の監修、マンガ・アニメの原作、大学講師、企業での講演など、幅広く活躍。著書に『徳川家康の勉強法』(プレジデント社)、『歴史の失敗学 25人の英雄に学ぶ教訓』(日経BP)など多数。


  • イラスト・マンガ

ミューズワーク(ねこまき)

2002 年より、名古屋を拠点にイラストレーターとして活動を開始。コミックエッセイをはじめ、ねこや犬のゆるキャラマンガ、広告イラスト、アニメなどを手がける。著書に『ねこマンガ 在宅医たんぽぽ先生物語 さいごはおうちで』『ねこマンガ 在宅医たんぽぽ先生物語 おうちに帰ろう』(いずれも主婦の友社)、『ねことじいちゃん』(KADOKAWA)、『トラとミケ』(小学館)など多数。


  • 書誌情報

書名『読むとなんだかラクになる がんばらなかった逆偉人伝 日本史編』

監修:加来耕三

イラスト:ミューズワーク(ねこまき)         

定価:1,540円

サイズ、ページ数:四六判、176ページ

発売日:2023年9月1日(金)

出版社:主婦の友社

ISBN:978-4-07-455686-1 

【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4074556863

【楽天ブックス】https://books.rakuten.co.jp/rb/17588074/

※電子書籍も同時発売


  • 本書に関するお問い合わせ先

【主婦の友社広報窓口】
株式会社C-パブリッシングサービス 広報宣伝部
pr★c-pub.co.jp(★は@に変換してお送りください)

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会社概要

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URL
https://shufunotomo.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都品川区上大崎3-1-1 目黒セントラルスクエア
電話番号
03-5280-7500
代表者名
大宮 敏靖
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1916年09月