【ユニセフ・ニュースレター】2023年11~12月の世界とユニセフの動き
日本ユニセフ協会広報室より、2023年11~12月の世界とユニセフ(国連児童基金)の動き、発表される報告書等についてご案内いたします。ご取材等のご参考になりましたら幸いです。なお、下記は11月10日時点の予定で、変更になる可能性があります。
【2023年11~12月 主な予定】
下記以外にも、世界各地で起きている人道危機には引き続き焦点をあてていきます。
11月13日
報告書「The Climate Changed Child」発表
国連気候変動枠組条約第 28 回締約国会議(COP28)に先立ち、3人に1人の子どもが現在深刻な水不足にさらされていると指摘する、子どもの気候危機指数(CCRI)に関する追加報告書を発表します。
11月20日
「世界子どもの日」
1954年制定。1989年11月20日には「子どもの権利条約」が、国連総会で採択され、来年は35周年を迎えます。毎年同日には、子どもの権利の認識向上と子どものウェルビーイングの向上を啓発する催しが世界中で行われます。
日本ユニセフ協会ではこの日、「子どもの権利条約」特設サイトをリニューアル公開します。本サイトでは、各条文の抄訳・イラストを添えた40枚のデジタルカードを通して、子どもから大人まで条約の内容を分かりやすく学べる新コンテンツも登場します。
https://www.unicef.or.jp/crc/ (※11/20AM公開)
また、ユニセフ・NHK・セサミワークショップが共同制作し、現在Eテレで放送中のシリーズ「みんなのfor every child」では、Eテレの人気キャラクターや出演者が、セサミストリートのエルモ・クッキーモンスター・ジュリアを聞き手に、それぞれが考える「 for every child=世界の子ども、一人ひとりに必要なこと」を発表しています。11月中は、スペシャル企画を展開。
6日~17日 ハートツバメを募集
9日~ ユニセフハウス特別企画展開催
13日~25日 NHK Eテレ「スゴEフェス」開催
25日 「スゴEフェス 生放送スペシャル」 https://www.unicef.or.jp/minnnano/wcd2023/
11月26日
「子どもの権利条約フォーラム2023 in とよた」(11月25、26日)
子どもの権利条約の普及と、子どもの権利について関心を寄せる人々の意見交換、交流の場として1993年に始まり、毎年「世界子どもの日」前後に行われる「子どもの権利条約フォーラム」。今年は豊田市で開催され、日本ユニセフ協会は2日目の午後に、分科会「広めよう!自治体による『子どもにやさしいまちづくり』の実践」を豊田市と共催します。子どもの権利に基づく「子どもにやさしいまちづくり」をどのように実践すべきか?自治体職員や市民と共に考えます。
https://www.unicef.or.jp/news/2023/0191.html
11月30日~12月12日
国連気候変動枠組条約第 28 回締約国会議(COP28)開催(アラブ首長国連邦・ドバイ)
ユニセフは、COP28 へ代表団を派遣し、子どもたち、特に最も弱い立場にある子どもたちを、気候変動と環境悪化がもたらす最悪の影響から確実に守るよう訴えていきます。
また、日本の子ども1,500人も策定プロセスに参加した、国連子どもの権利委員会の「気候変動に焦点をあてた子どもの権利と環境に関する一般的意見26」に関して、子どもたち自身にも理解してもらえるよう “子ども版”の日本語訳を11月27日の週に公表する予定です。
https://www.unicef.or.jp/news/2023/0137.html
関連プレスリリース:
「気象災害で避難した子ども 6年間で延べ4,310万人 ユニセフ、気候変動に関する報告書発表(2023年10月6日付)」 https://www.unicef.or.jp/news/2023/0165.html
「気候変動 極めて高いリスクにさらされる子ども10億人、IPCC統合報告書を受け、ユニセフ事務局長声明(2023年3月20日付)」 https://www.unicef.or.jp/news/2023/0055.html
その他気候変動に関する配信はこちらからご覧いただけます。 https://www.unicef.or.jp/children/children_now/select.html?tag=climate
12月1日
「世界エイズデー」
HIV/エイズに関する最新数値はこちら https://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_act03.html
12月3日
「国際障害者デー」
12月10日
「人権デー」
12月6日
ユニセフ報告書「レポートカード18」発表
日本を含む先進国における子どもの状況を比較・分析する、ユニセフ・イノチェンティ研究所の「レポートカード」シリーズ。18番目となる今年の報告書は、「子どもの貧困」を取り上げます。
バックナンバー: https://www.unicef.or.jp/library/reportcard/
12月12日
ユニセフ「子どもたちのための人道支援報告書(Humanitarian Action for Children=HAC)2024年」発表
今後1年間のユニセフによる人道支援計画が盛り込まれます。
昨年の報告書:https://www.unicef.or.jp/news/2022/0260.html
*上記は本日時点の予定であり、変更されることがあります。
日本ユニセフ協会広報室では、世界の子どもたちの状況やユニセフのグローバルな活動と連動して、日本の報道機関向けの記者ブリーフィングや現地ユニセフ職員による報告会の開催、子どもに関する統計データや画像・動画のご提供、現場でのご取材のサポート、ユニセフ専門家へのインタビューアレンジなどを行っています。お気軽にお問い合わせください。
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ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています。 https://www.unicef.or.jp/
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 https://www.unicef.or.jp/
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