未来のスポーツビジネス人材を育成する「ぴあスポーツビジネスプログラム」第2期が開講　新たな講師陣の招聘やプログラムの追加など内容も進化！

ぴあ株式会社

2022年4月6日 11時04分

4月2日、ぴあ株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：矢内廣）は、日本のプロスポーツ産業に必要な人材を育成する「ぴあスポーツビジネスプログラム」（以下ぴあSBP）の第2期開講式を行いました。

■ぴあスポーツビジネスプログラム　http://w.pia.jp/p/psb/
■ぴあスポーツビジネスプログラムTwitter　https://twitter.com/PIA_PSB

―ぴあスポーツビジネスプログラムとは―
ぴあは、多くのスポーツ団体とともにチケッティング・ファンクラブ運営等を通して、長らく日本のスポーツビジネス界を支えてきました。その中で「スポーツ経営における人材育成」の必要性を強く実感。これからのスポーツビジネス界を牽引する次世代へ投資し、日本の未来のスポーツビジネスの下支え、レベルアップを図ることで、スポーツ団体のサポート、ひいてはスポーツビジネス界への貢献を目指していくのが、この「ぴあスポーツビジネスプログラム」です。

昨年始動した本プログラムでは、第1期生の22名が昨年10月に受講を修了。学生、社会人、男性、女性、幅広い年齢層等、多様なバックグラウンドを持つ受講生が、通常講義42講義（1講義2時間）、特別講義5講義（任意参加）のほか、鹿島アントラーズ、FC東京、湘南ベルマーレ等Jリーグクラブ協力の元で試合日に実施した実務研修などを受講しました。

講義内容はチケッティングを中心としたスポーツビジネス領域について。「概論→事例→実践」という熟考を促すカリキュラム構成となっており、「即戦力」の育成を重視したグループワークでのアウトプットも多く行われました。受講生への修了後アンケートの結果、総合満足度は「非常に満足」が61.1%、「満足」が32.2%という評価 (修了後アンケートにおける各項目の総合平均を「総合満足度」として集計)。修了後は、Jリーグクラブやラグビーリーグワンクラブなどスポーツ関連団体へ7名が就職・転職。ほかにも、PSBでの学びを現在携わっている仕事や学生生活に活かし活躍の幅を広げてるという報告も多数いただいています。

「ぴあスポーツビジネスプログラム」第1期修了書授与式　https://www.piabooks.com/psbp-diary20211030

第2期開講式は、検温、消毒の実施、マスク着用、パーテーションの設置等、新型コロナウイルス感染予防対策をとったうえで実施。本プログラムの7ヶ⽉間を最⼤限実りあるものとするための基礎的な考え⽅を、皆で共有することを目的に、今後の受講会場となるぴあ社内に一堂に会しました。

これから始まる第2期の受講生は23名。講義は4月から10月までの土曜日に合計24講義日、合計42コマを予定しています。昨年好評だった特別講義も実施予定。外部ゲストを招いての講演や課外実習など、多様なアプローチでプログラムの充実を図ります。また、開講式に先駆けて3月5日はオンライン交流会を実施。受講生たちによる個性豊かな自己紹介など、和気あいあいとした空気の中で親交を深めました。

開講の挨拶で本プログラムのヘッドマスター東出隆幸は「皆様の夢の実現に向けて少しでもお手伝いできればと思います。第1期卒業生の中にはスポーツ業界に行かれた方も複数いらっしゃいます。今後の日本のスポーツ業界を盛り立てるキーパーソンがPSBの卒業生であることを願っています」とコメント。同じくヘッドマスターの永島誠は「再編や拡大が続くスポーツ業界では現場で働ける人が不足し困っています。求められているのは即戦力です。42講義プラス番外編の講義にフィールドワーク、7ヶ月の間にこれだけ学べる機会はほかのビジネスプログラムにはないかと思います。行きたい業界に行けるようにぜひ努力してがんばってください」と激励しました。

運営責任者・長野雄二によるキーノートスピーチでは、元々IT関係の企業で働いていた長野が球界に転職し、前職のスキルをどのように活かし成功したのか具体的なエピソードを交えながら紹介。そして、スポーツ業界で働くこと魅力、これからのスポーツ界に必要な問題意識などについても触れ、「卒業がゴールではなくこのプログラムはウォーミングアップ。ぜひ夢の実現のスタートラインに立っていただき、いつの日が皆さんと一緒に仕事ができたらこんなに幸せなことはない」と期待の言葉を。また、運営スタッフからは「エンタメにも精通しているぴあならではの視点からスポーツ業界に対してアイデアを出せることが大きな強みでもあるので、皆様にもできるだけインプットしていただけたら」という頼もしい言葉も寄せられました。

そして、本プログラムでは常時講義内での議論やグループワークが行われることから、積極的な発⾔を促す雰囲気の醸成や受講生同士の関係性構築を目的に、少人数に分かれていくつかのアイスブレイクワークを実施。受講生同士が相互理解を深め、卒業後も横のつながりを持ち情報交換を続ける事で、スポーツ業界がより活性化することを期待します。

昼休憩を挟み、午後はアメリカ在住のBLUE UNITED CORPORATION 中村武彦常任講師によるリモート講義「スポーツビジネス概論」がスタート。今後のプログラムでは昨年に引き続き、横浜マリノス株式会社 FRM事業部部長永井紘氏、シティ・フットボール・グループパートナーシップセールスマネージャー西脇智洋氏らのほか、新たに、30代での株式会社横浜DeNAベイスターズ代表取締役社長就任が話題の木村洋太氏など、スポーツ業界の第一線で活躍する方々を中心に、裏でスポーツ業界を支える人たちなど、スポーツに携わるあらゆる業種の方々にご登壇いただく予定です。