リクルートワークス研究所 「労働移動」を再考する研究プロジェクト 「なぜ転職したいのに転職しないのか」報告書を発表
全国就業実態パネル調査2023(JPSED)分析 転職の“都市伝説”を検証する
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)内の、人と組織に関する研究機関・リクルートワークス研究所は、全国およそ5万人の同一個人の就業実態を毎年追跡調査する「全国就業実態パネル調査(JPSED)」を実施しています。この結果を分析し、「『労働移動』を再考する」研究プロジェクトでは報告書として「なぜ転職したいのに転職しないのか」を発表いたしました。今の日本における転職の課題とは何か、またその課題は、働く人が自ら乗り越えられるものなのかなど、転職の実態を明らかにしていくことを目的としています。
報告書本編はこちら
https://www.works-i.com/research/works-report/2023/tenshoku.html
全国就業実態パネル調査2023(JPSED)分析 転職の“都市伝説”を検証する
■「『労働移動』を再考する」研究プロジェクトについて
転職希望者の約87%は、翌年に転職していません。転職活動者に限定しても約6割という状況です。転職したいのに転職していない理由とは何か? 本プロジェクトは、転職や就職を希望する個人が「労働移動」できないとき、それを阻害する要因を、定量調査と定性調査を通じて明らかにし、解決するための手立てを見出し、提言していくことを目的としています。
研究プロジェクトページ:https://www.works-i.com/project/mobility.html
■報告書の内容サマリー
■PART.1:なぜ転職したいのに、転職していないのか
・転職希望者の1年後の転職率は2割にも満たない
・今すぐ転職する必要がないのに、転職を希望する人が3割もいる
・テクノロジー活用などで転職の障壁をなくす工夫を
■PART.2:転職の都市伝説は、今も存在しているのか
・ブランクの期間が長くなると再就職は難しくなるのか
・35歳を過ぎて転職すると年収が下がるのか
・転職回数が増えると転職は難しくなるのか
・転職による正規雇用への転換は難しいのか
・女性の方が転職は難しいのか
・現職よりも大規模な企業への転職は難しいのか
・未経験職に転職すると年収は下がるのか
■PART.3:転職者は転職先で評価されているのか
・転職でミスマッチを解消する方が男性の年収は向上
・ミスマッチ解消を求め転職しても、女性の年収は男性ほど伸びない傾向
・どうすれば転職者は定着するのか
■転職のイマ01:誰がどんな転職をしているのか
・非正規から正規雇用に転じるケースはどれだけあるのか
・専門性の高い業職種ほど、同業職種からの移動が多い
■転職のイマ02:どのように転職をしているのか
・転職は短期決戦。積極的に動く人が約半数
・転職満足率は6割以上。仕事内容重視の人が多い
調査概要
調査方法:インターネットモニター調査。調査会社保有の調査モニターに対して調査を依頼
調査対象:例年のパネル対象者かつ、2018年以降に転職したことがあるまたは転職意向があると回答した15歳以上男女
有効回答数:21,930名
調査実施期間:追加調査:2023/1/13~2023/2/7 (分析期間2023年3月~7月)
調査機関:インターネット調査会社
詳細は下記リンクをご覧ください
https://www.works-i.com/research/works-report/2023/tenshoku.html
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