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パナソニックグループ
会社概要

応力を低減し反りを抑制できる半導体パッケージ用基板材料を製品化

パナソニックグループ

低応力 薄物半導体パッケージ基板材料 R-G525/R-G520低応力 薄物半導体パッケージ基板材料 R-G525/R-G520

 

パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社(以下、パナソニック)は、半導体パッケージのさらなる薄型化と低コスト化を実現し、様々な種類のパッケージ(PoP(※1)、MCP(※2)など)への適用が可能な基板材料「MEGTRON(メグトロン)GXシリーズ(品番:R-G525/R-G520)」を製品化、2016年6月から量産を開始します。これまでにない発想の応力(※3)を低減し反りを抑制する基板材料で、多様な種類のパッケージに対応でき、材料選定の時間短縮や設計自由度の向上に貢献します。また、ICチップとパッケージ基板間の優れた接続信頼性を実現します。
モバイル端末の薄型化、高機能化を背景に、様々な種類のパッケージが検討されています。現在は、パッケージの種類ごとに熱膨張係数(CTE)(※4)が異なる基板材料が必要で、材料の選定時間などにかかる負担が課題となっています。パナソニックでは応力を緩和する樹脂設計技術の開発で、幅広い種類のパッケージに対応可能な新たな基板材料を製品化しました。

<特長>
1. 材料の応力を低減し反りの抑制を実現、半導体パッケージの薄型化に貢献
室温25℃から260℃まで昇温した際の反りの変化量:110μm(注1)
(パナソニック従来品(注2):235μm)
2. 応力を低減できる基板材料で、幅広い種類の半導体パッケージに対応可能。
半導体パッケージ基板材料の選定時間の短縮と設計自由度の拡大に貢献
本材料でICチップのサイズや基板の厚みに関わらず、様々な種類のパッケージに適用可能(PoP、MCP、SiP(※5)など)
(パナソニック従来品(注2):パッケージの種類ごとに異なる材料、仕様を適用)
3. 反りを防止するための特殊なガラスクロスが不要で、半導体パッケージのコスト削減に貢献

注1 基板厚み160μm、チップ厚み100μm構成で評価
注2 パナソニックのR-1515シリーズ(MEGTRON GXシリーズ)

<用途>
スマートフォン、タブレットなどモバイル端末に搭載される薄型半導体パッケージ

<備考>
本製品は、2016年5月31日から6月3日まで米国The Cosmopolitan of Las Vegasにて開催される「ECTC(Electronic Components and Technology Conference) 2016」、ならびに、2016年6月1日から6月3日まで東京ビッグサイトで開催される「JPCA Show 2016(第46回 国際電子回路産業展)」に出展します。

<用語説明>
※1 PoP(Package on Package)
複数の半導体パッケージを積層して基板上に実装すること。実装面積を減らすとともに配線長を短縮できる利点がある。
※2 MCP(Multichip Package)
ベアチップを搭載するパッケージ基板において、ベアチップを2個以上搭載、接続した半導体パッケージ。マルチチップモジュールともいわれる。
※3 応力
物体に外力が加わる場合、それに応じて物体の内部に生ずる抵抗力。応力が小さいと熱膨張時の変形における接続はんだボールへの負荷軽減が図れる。
※4 熱膨張係数(CTE:Coefficient of thermal expansion)
一定の圧力下で温度を変えた時、単位温度あたりの材料の長さが増加する割合のこと。
※5 SiP(System in Package)
CPU、メモリその他チップをパッケージとなる基板上に搭載、配線により接続し、システムとしての機能を持たせた半導体パッケージ。

【商品のお問い合せ先】
パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 電子材料事業部
https://industrial.panasonic.com/jp/contact-us?ad=press

全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] 応力を低減し反りを抑制できる半導体パッケージ用基板材料を製品化(2016年5月30日)
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2016/05/jn160530-2/jn160530-2.html

<関連情報>
・パナソニックの電子材料
http://industrial.panasonic.com/jp/electronic-materials
・パナソニックの電子回路基板材料
http://industrial.panasonic.com/jp/electronic-materials/products/cbm
・パナソニックの電子材料 展示会情報
http://industrial.panasonic.com/jp/electronic-materials/exhibition
・ECTC 2016 公式サイト
http://www.ectc.net/
・JPCA Show 2016(第46回 国際電子回路産業展)公式サイト
http://www.jpcashow.com/show2016/index.html

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URL
https://holdings.panasonic/jp/
業種
製造業
本社所在地
大阪府門真市大字門真1006番地
電話番号
06-6908-1121
代表者名
楠見 雄規
上場
東証プライム
資本金
2590億円
設立
1935年12月
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