錦織圭が日本人男子96年ぶりに、全米オープンベスト4進出!準決勝ではノバク・ジョコビッチと対戦!全米オープンテニス大会第11日はWOWOWにて9月4日(木)深夜0:00より生中継!
アメリカ・ニューヨークで開催中のシーズン最後のグランドスラム「全米オープンテニス」。WOWOWでは現地の感動と興奮を9月9日(火)まで連日生中継でお届けする。
大会第10日には男子シングルス準々決勝で、“日本のエース”錦織圭選手が、スタン・バブリンカ選手と対戦。3-6、7-5、7-6、6-7、6-4というフルセットの末にバブリンカ選手を破り、錦織選手が自身初のグランドスラム準決勝進出を決めた。日本人男子としては、96年ぶりとなる全米オープンでのベスト4入りを果たした錦織に現地にてインタビューを行った。錦織は準決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
Q:コーチにはどのようなことを言われていたかと、実際ベスト4に入ってみて見える世界が違うという実感はありますか?
錦織:練習前はしっかり今日の戦術等を再確認して、やることをしっかり頭に入れて、バブリンカ選手の弱点というか狙うところや、作戦をしっかり組み立ててやりました。まだそんなに分からないのですが、初めてグランドスラム準決勝までこれて、トップ10を二人破れたことは、すごい自信には繋がると思います。
Q:今、上の空ではないですか?
錦織:そうですね。意外と冷静ですね。
Q:勝った瞬間、呆然としている感じだったのですが?
錦織:いやもう疲れていて、喜ぶ元気がなかったので。チームのボックス見たらみんな飛び上がっていましたけど、そこまで元気がなかったので。ちょっと驚きと、特に5セット目はブレークポイントを凌ぐので精一杯だったので、そこからこうやって最後にああやってチャンスが来て、二本目でしっかり決められたことが嬉しかったです。
Q:5セット目というのは相手のサービスが取れなかったりしていましたけど、そこは大丈夫でしたか?
錦織:それもあると思いますね。なかなかリターンで動けなかったので。ファースト、あの1ポイント目と2ポイント目を簡単に取られて30-0になる展開が多くて、40-0がほとんどでしたけど、なかなかチャンスが来なかったので。でも4-3と5-4のゲームではしっかり腰を落としてなるべく集中するのを意識してやっていたので、最後はリターンが入ったので良かったですね。
Q:第5セットのリターンは今回のキモだったと思うのですが、どれぐらい確信を持って打っていましたか?
錦織:ほぼ一か八かでしたね。あんなに後ろからダウンザラインを打つのはセオリー的にはよくないことでしたけど。まあ自信もあったので、そこは一か八かでした。
Q:前の試合と同じタイミングの、ファイナルセットでメディカルタイムアウトを取りましたけど、あれは何か予防的な意味なんですか?
錦織:ただのテープですね。足の怪我をしていたマメのところが徐々に痛くなってきていたので。
Q:タイブレーク取った後に次を落として、気持ち的にも難しいところだったと思うんですが、どうでしたか?
錦織:そうですね。とりあえずすぐ忘れようと思っていました。やっぱり悔しい思いは尋常じゃないぐらいありましたけど、取られたものは仕方ないので。特に5-5のタイブレークでバックハンドを少し焦ってしまったり、ちょっとこのタイブレークで安易なミスもあったので。とりあえず忘れて、この1ゲーム目からしっかりやろうと思いました。
Q:相手のバックハンドも最後まで読めない感じではあったと思うのですが、攻略するためにどういったことに気をつけていましたか?
錦織:なかなかフォアにいく勇気がなかったのもあるし、特にバックのクロスで彼のボールがサイドに伸びてくるので、それをダウンザラインになかなか持っていけなかったのですが、最後の方はフォアに揺さぶって出来ていたので良かったです。バックのクロスラリーには自信がありましたけど、やっぱりバブリンカ選手は上手かったですね。急にアングルに打ってきたり、ダウンザラインもしっかりはたいてくるので、やはり最後までバックは厄介でした。
Q:24歳で全米選手権の初のベスト4に到達したっていうことについては、自分にとっては早かったのか、遅かったのか、どういう風に捉えていますか?
錦織:強い相手を破って、今こうやってベスト4までこれているっていうのは、評価できることだと思いますし、次も油断せず決勝まで行きたいですね。
Q:今までグランドスラムでは体力的にきつくなるということを言っていましたけど、今日の試合もすごかったですし、今の体力や疲れはどうですか?
錦織:やっぱり4、5セット目は徐々に重さは来ていましたけど、思ったよりも良かったですね。昨日はけっこう体が固くて大丈夫かなという不安がありました。朝も体が軽いとは言えませんでしたけど、試合をするのに充分な軽さはあったので、動けないっていうわけでもなく、最後までこうやって長い5セットを2試合続けられました。特に5試合を勝ってここまで来ているっていうのは初めてなので、もちろん次の対戦に向けての不安はありますけど、まあ2日あるのでしっかり体を治したいです。痛みはないのでいけると思います。
Q:伊達さんがグランドスラムの8強から4強にいけば、相手も眼の色が変わってくるという話をされていました。それにはこちらの方も、挑戦する方も何か欠けてはいけなかったり、さらにブラッシュアップしなければいけないものがあるとおっしゃっていました。今日まだ試合が終わったばっかりですが、振り返ってみてその何かって何だと思いますか?
錦織:今回は最後まで諦めずに戦えたことですね。前回もそうですけど、出だしが悪いなかでも、自分で何か考えて調子を戻して、特に最後ギアをさらに一個上げて、疲れている中でも集中して出来たのは、前回はなかったことだと思います。確かにここから敵がどんどん強くなってきているので、自分のこの集中力っていうのもより大事になってくると思います。勝てると思い込むことがこれからもっと重要になると思います。
写真:AP/アフロ
詳しくは、WOWOW TENNIS ONLINE(wowow.co.jp/tennis)へ。
http://www.wowow.co.jp/sports/tennis/
◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆
★9/4(木)よる11時00分~深夜0時00分
「錦織圭ベスト4なるか! 全米オープンテニス バブリンカvs錦織圭」
★全米オープンテニス 大会第11日
9月4日(木)深夜0時00分~午前7時55[WOWOWライブ]※生中継
・女子ダブルス準決勝「エカテリーナ・マカロワ(ロシア)/エレナ・ベスニナ(ロシア)vs クルム伊達公子(日本)/バーボラ・ザーラボバ ストリコバ(チェコ)」
・男子シングルス準々決勝「トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)vs マリン・チリッチ(クロアチア)」
※試合の進行状況により、放送カードが変更となる場合があります。
★全米オープンテニス 大会第11日
9月5日(金)午前7時55分~午後3時50[WOWOWライブ]※生中継
・エキシビジョンダブルス「ジェームズ・ブレイク(アメリカ)/ジョン・マッケンロー(アメリカ)vs ジム・クーリエ(アメリカ)/マッツ・ビランデル(スウェーデン)」
・男子シングルス準々決勝「ガエル・モンフィス(フランス)vs ロジャー・フェデラー(スイス)」
※試合の進行状況により、放送カードが変更となる場合があります。
★「楽天ジャパンオープンテニス」
日本人男子初の世界ランキングトップ10入りを果たした“日本のエース”錦織圭をはじめ、世界トップ選手たちが有明に集結!国内唯一のATPツアーを連日生中継でお届け。
【放送日】9月29日(月)~10月5日(日)連日生中継[初日無料放送]
大会第10日には男子シングルス準々決勝で、“日本のエース”錦織圭選手が、スタン・バブリンカ選手と対戦。3-6、7-5、7-6、6-7、6-4というフルセットの末にバブリンカ選手を破り、錦織選手が自身初のグランドスラム準決勝進出を決めた。日本人男子としては、96年ぶりとなる全米オープンでのベスト4入りを果たした錦織に現地にてインタビューを行った。錦織は準決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
Q:コーチにはどのようなことを言われていたかと、実際ベスト4に入ってみて見える世界が違うという実感はありますか?
錦織:練習前はしっかり今日の戦術等を再確認して、やることをしっかり頭に入れて、バブリンカ選手の弱点というか狙うところや、作戦をしっかり組み立ててやりました。まだそんなに分からないのですが、初めてグランドスラム準決勝までこれて、トップ10を二人破れたことは、すごい自信には繋がると思います。
Q:今、上の空ではないですか?
錦織:そうですね。意外と冷静ですね。
Q:勝った瞬間、呆然としている感じだったのですが?
錦織:いやもう疲れていて、喜ぶ元気がなかったので。チームのボックス見たらみんな飛び上がっていましたけど、そこまで元気がなかったので。ちょっと驚きと、特に5セット目はブレークポイントを凌ぐので精一杯だったので、そこからこうやって最後にああやってチャンスが来て、二本目でしっかり決められたことが嬉しかったです。
Q:5セット目というのは相手のサービスが取れなかったりしていましたけど、そこは大丈夫でしたか?
錦織:それもあると思いますね。なかなかリターンで動けなかったので。ファースト、あの1ポイント目と2ポイント目を簡単に取られて30-0になる展開が多くて、40-0がほとんどでしたけど、なかなかチャンスが来なかったので。でも4-3と5-4のゲームではしっかり腰を落としてなるべく集中するのを意識してやっていたので、最後はリターンが入ったので良かったですね。
Q:第5セットのリターンは今回のキモだったと思うのですが、どれぐらい確信を持って打っていましたか?
錦織:ほぼ一か八かでしたね。あんなに後ろからダウンザラインを打つのはセオリー的にはよくないことでしたけど。まあ自信もあったので、そこは一か八かでした。
Q:前の試合と同じタイミングの、ファイナルセットでメディカルタイムアウトを取りましたけど、あれは何か予防的な意味なんですか?
錦織:ただのテープですね。足の怪我をしていたマメのところが徐々に痛くなってきていたので。
Q:タイブレーク取った後に次を落として、気持ち的にも難しいところだったと思うんですが、どうでしたか?
錦織:そうですね。とりあえずすぐ忘れようと思っていました。やっぱり悔しい思いは尋常じゃないぐらいありましたけど、取られたものは仕方ないので。特に5-5のタイブレークでバックハンドを少し焦ってしまったり、ちょっとこのタイブレークで安易なミスもあったので。とりあえず忘れて、この1ゲーム目からしっかりやろうと思いました。
Q:相手のバックハンドも最後まで読めない感じではあったと思うのですが、攻略するためにどういったことに気をつけていましたか?
錦織:なかなかフォアにいく勇気がなかったのもあるし、特にバックのクロスで彼のボールがサイドに伸びてくるので、それをダウンザラインになかなか持っていけなかったのですが、最後の方はフォアに揺さぶって出来ていたので良かったです。バックのクロスラリーには自信がありましたけど、やっぱりバブリンカ選手は上手かったですね。急にアングルに打ってきたり、ダウンザラインもしっかりはたいてくるので、やはり最後までバックは厄介でした。
Q:24歳で全米選手権の初のベスト4に到達したっていうことについては、自分にとっては早かったのか、遅かったのか、どういう風に捉えていますか?
錦織:強い相手を破って、今こうやってベスト4までこれているっていうのは、評価できることだと思いますし、次も油断せず決勝まで行きたいですね。
Q:今までグランドスラムでは体力的にきつくなるということを言っていましたけど、今日の試合もすごかったですし、今の体力や疲れはどうですか?
錦織:やっぱり4、5セット目は徐々に重さは来ていましたけど、思ったよりも良かったですね。昨日はけっこう体が固くて大丈夫かなという不安がありました。朝も体が軽いとは言えませんでしたけど、試合をするのに充分な軽さはあったので、動けないっていうわけでもなく、最後までこうやって長い5セットを2試合続けられました。特に5試合を勝ってここまで来ているっていうのは初めてなので、もちろん次の対戦に向けての不安はありますけど、まあ2日あるのでしっかり体を治したいです。痛みはないのでいけると思います。
Q:伊達さんがグランドスラムの8強から4強にいけば、相手も眼の色が変わってくるという話をされていました。それにはこちらの方も、挑戦する方も何か欠けてはいけなかったり、さらにブラッシュアップしなければいけないものがあるとおっしゃっていました。今日まだ試合が終わったばっかりですが、振り返ってみてその何かって何だと思いますか?
錦織:今回は最後まで諦めずに戦えたことですね。前回もそうですけど、出だしが悪いなかでも、自分で何か考えて調子を戻して、特に最後ギアをさらに一個上げて、疲れている中でも集中して出来たのは、前回はなかったことだと思います。確かにここから敵がどんどん強くなってきているので、自分のこの集中力っていうのもより大事になってくると思います。勝てると思い込むことがこれからもっと重要になると思います。
写真:AP/アフロ
詳しくは、WOWOW TENNIS ONLINE(wowow.co.jp/tennis)へ。
http://www.wowow.co.jp/sports/tennis/
◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆
★9/4(木)よる11時00分~深夜0時00分
「錦織圭ベスト4なるか! 全米オープンテニス バブリンカvs錦織圭」
★全米オープンテニス 大会第11日
9月4日(木)深夜0時00分~午前7時55[WOWOWライブ]※生中継
・女子ダブルス準決勝「エカテリーナ・マカロワ(ロシア)/エレナ・ベスニナ(ロシア)vs クルム伊達公子(日本)/バーボラ・ザーラボバ ストリコバ(チェコ)」
・男子シングルス準々決勝「トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)vs マリン・チリッチ(クロアチア)」
※試合の進行状況により、放送カードが変更となる場合があります。
★全米オープンテニス 大会第11日
9月5日(金)午前7時55分~午後3時50[WOWOWライブ]※生中継
・エキシビジョンダブルス「ジェームズ・ブレイク(アメリカ)/ジョン・マッケンロー(アメリカ)vs ジム・クーリエ(アメリカ)/マッツ・ビランデル(スウェーデン)」
・男子シングルス準々決勝「ガエル・モンフィス(フランス)vs ロジャー・フェデラー(スイス)」
※試合の進行状況により、放送カードが変更となる場合があります。
★「楽天ジャパンオープンテニス」
日本人男子初の世界ランキングトップ10入りを果たした“日本のエース”錦織圭をはじめ、世界トップ選手たちが有明に集結!国内唯一のATPツアーを連日生中継でお届け。
【放送日】9月29日(月)~10月5日(日)連日生中継[初日無料放送]
すべての画像