「攻めていこうと思っていた」。錦織圭がアジア男子として初のグランドスラム決勝に進出!全米オープンテニス、大会第14日は9月7日(日)深夜1時25分~WOWOWライブにて生中継!
アメリカ・ニューヨークで開催中のシーズン最後のグランドスラム「全米オープンテニス」。
大会第13日は、男子シングルス準決勝が行われ、快進撃を続ける錦織圭が第1シードのノバク・ジョコビッチとの大一番に臨んだ。35度を超える気温の中、世界ランキング1位相手に一歩も怯むことなく果敢に攻めた錦織は、6-4、1-6、7-6(4)、6-3のセットカウント3-1でジョコビッチを下し、決勝へ駒を進めた。日本男子としてはもちろん、アジア男子としても初となるグランドスラムの決勝進出を決めた錦織が準決勝を振り返った。
Q:準決勝に進出したときは、決勝に出るまでは喜べないっておっしゃっていましたけど、実際に正直どうでしたか?
錦織:いや嬉しいですね。倒した相手も強い相手なので、こうやってしっかりまた勝ち切ることが出来たっていうのが、とっても嬉しいです。
Q:日本人初のグランドスラム決勝進出という新たな歴史を作ったことに対してはいかがですか?
錦織:もちろん嬉しいですけど、あまりレコードは気にせず、グランドスラムの決勝に入るということは僕も初めてのことなので、もちろん緊張したりもあるだろうし、しっかり気持ちの準備を整えておきたいですね。
Q:振り返ってみて、準決勝の試合はいかがでしたか?
錦織:そうですね、入りは良かったですね。ラオニッチもバブリンカの時も入りが固かったり、ちょっと気持ちが入りきれていなかったりしたんですけど。前日の夜にしっかりメンタルを準備して、いろいろこう自分の中で考えて。特にこの2試合があんまりいい出だしじゃなかったので、コーチからももちろん言われてましたし、出だしからしっかり自分のテニスをするのを心掛けて入りました。
Q:やっぱりハングリーというか次も絶対勝ちたいみたいな気持ちは、もくもくと出てきているんですか?
錦織:今はそれしかないですね。なんか、なんとなくまだグランドスラムの決勝にいるっていう感覚があんまりなくて。準決勝も舞い上がらず、しっかりこう試合に入り込んでジョコビッチ相手に戦うことが出来ているので、多分マスターズで決勝にいったりした経験などが活きてきているのかなって感じます。
Q:今イメージをふくらませたっていうのは、実際に試合と試合前のシュミレーションですか? グランドスラムに対する対策はどうされていますか?
錦織:出だしの試合の入り方だったり、気持ち一つでプレーも変わってくるので。もちろんジョコビッチとやることで、長いラリーもたくさんあるだろうし、体力面でキツイところを気持ちの面で負けないようにっていうのを一番に考えてやってました。
Q:錦織選手もかなり疲れているところで先にブレイクされるという、あのへんどうでしたか? 精神的な面でかなりキツかったんじゃないかと思うんですけど。
錦織:そうですね、また嫌な展開でしたね。バブリンカの時も5-3サーブで簡単に落としてしまったり、ちょっとこう、二試合連続続いていたので。でもとりあえず本当にリセットすることを心掛けてキレずに何とかやってました。
Q:第3セットのタイブレーク、最初のポイントを取ってはいましたが。
錦織:いやもうリードしてた時も追いつかれるんだろうなって気持ちでやっていたので、ある意味準備は出来てたっていうか。ちょっとこう油断しがちに何試合かなっているので、それにこう気持ちで焦らないように敢えてこう逆境になることをずっと考えながらやっていたので。でもあのタイブレークでこのぐらいの選手があんなに簡単なミスをしてくれるんだっていう、やっぱり誰でもナーバスになったりするんだなっていうのを改めて感じました。
Q:第2セットは逆にすごいジョコビッチが、主導権を取り返そうといろんなことをしてきたと思うんですけど。第2セットはわりとあっさりという気がしましたが。
錦織:もう何となくヤバイなっていう感じでした。ずっと彼のペースで、何を打っても決まらないし、左右に振られるし、すごいこう打ってくるわけじゃないですけど、丁寧にサイドに振り分けてくるので、彼の強さっていうのはこういうテニスなんだなって。このまま長いラリーがずっとになると自分の方が体力的に先に負けてしまうし、このままいってしまうのかなっていう不安はありました。
Q:その中で、意識的に体力を貫けたっていうところが、ひとつのキーになったかなって思うんですけど、そこらへんについてはどうですか?
錦織:3セット目ぐらいから、もっとこう自分でポイントを早めに終われるように自分から打っていったり、それがまあ効いていたので、自分のテニスもよくなってきてましたし、バックのダウンザラインだったり、フォアでもっとしばいていくっていうのを考えてやってました。
Q:明けない夜はないっておっしゃっていて、自らの力でそれを証明し続けていっていますけど、あと一試合でそれを出来そうですか?
錦織:そうですね、自信もついてきているので、しっかり強い選手も倒して、いいテニスが出来ているので、まあこのまま調子を落とさずにやれれば絶対にいけると思います。
Q:場外インタビューで長い試合が好きだって言ってましたけど、これだけやってもへばらない、どういったところがしっかり強くなった要因だと思いますか。
錦織:正直自分でもおかしいんじゃないかっていうくらい、2試合5セットやって。準決勝もなんかどっちかっていうと、もちろん僕も疲れはありましたけど、彼の方が疲れているように見えたり、体力面でこんなに強くなっているんだなっていうのを、改めて実感したので。今年始めぐらいから、しっかりトレーニング期間を、大会中でも設けて、トレーニングをしっかりやるようにしてるので、怪我、手術後もしっかりトレーニングだけはやってたので、体にこうやって問題がないってことは、一番嬉しいことですね。
Q:セカンドに対してもかなり対応出来てたと思うんですけど。
錦織:そうですね、なるべく攻めていこうと思っていたので。そんなに早いセカンドではないですし、なるべく早いタイミングで取ることを、コーチからもそれが有効だろうと言われていたので、それはなるべく意識して前に入って行きました。
Q:初めての準決勝で、経験豊富なマイケル・チャンコーチからどんなアドバイスを貰いましたか?
錦織:毎回言われることは同じなんですけど、集中力を絶やさずにやることと、そうですね、彼とやってきて、テニスが良くなってきている、変わってきているので、絶対にこう結果が出ているのも彼のおかげだと思いますし。とてもいい感じできてます。
Q:決勝の対戦相手についてはいかがですか?
錦織:展開の早いプレイヤーなので、チリッチもサーブが最近よく展開の早いプレーに変えてきてると思うので、しっかりとしたディフェンスは必要だと思いますし、しっかり気持ちの準備はしておこうと思います。
錦織は最終日に行われる男子シングルス決勝で第14シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦、WOWOWでは生中継でお届けする。なお大会第14日は、男子ダブルス決勝・女子シングルス決勝が行われ、7日(日)深夜1時25分~WOWOWライブにて生中継する。
詳しくは、WOWOW TENNIS ONLINE(wowow.co.jp/tennis)へ。
http://www.wowow.co.jp/sports/tennis/
◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆
★全米オープンテニス 大会第14日
9月7日(日)深夜1時25分~[WOWOWライブ]※生中継
・男子ダブルス決勝「ボブ・ブライアン(アメリカ)/マイク・ブライアン(アメリカ)vs マルセル・グラノイェルス(スペイン)/マルク・ロペス(スペイン)」
★全米オープンテニス 大会第14日
9月8日(月)午前5時15分~[WOWOWライブ]※生中継
・女子シングルス決勝「セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)vs カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)」
※試合の進行状況により、放送カードが変更となる場合があります。
★全米オープンテニス 大会最終日
9月9日(火)午前5時45分~[WOWOWライブ]※生中継
・男子シングルス決勝「錦織圭(日本)vs マリン・チリッチ(クロアチア)」
※試合の進行状況により、放送カードが変更となる場合があります。
★「楽天ジャパンオープンテニス」
日本人男子初の世界ランキングトップ10入りを果たした“日本のエース”錦織圭をはじめ、世界トップ選手たちが有明に集結!国内唯一のATPツアーを連日生中継でお届け。
【放送日】9月29日(月)~10月5日(日)連日生中継[初日無料放送]
大会第13日は、男子シングルス準決勝が行われ、快進撃を続ける錦織圭が第1シードのノバク・ジョコビッチとの大一番に臨んだ。35度を超える気温の中、世界ランキング1位相手に一歩も怯むことなく果敢に攻めた錦織は、6-4、1-6、7-6(4)、6-3のセットカウント3-1でジョコビッチを下し、決勝へ駒を進めた。日本男子としてはもちろん、アジア男子としても初となるグランドスラムの決勝進出を決めた錦織が準決勝を振り返った。
Q:準決勝に進出したときは、決勝に出るまでは喜べないっておっしゃっていましたけど、実際に正直どうでしたか?
錦織:いや嬉しいですね。倒した相手も強い相手なので、こうやってしっかりまた勝ち切ることが出来たっていうのが、とっても嬉しいです。
Q:日本人初のグランドスラム決勝進出という新たな歴史を作ったことに対してはいかがですか?
錦織:もちろん嬉しいですけど、あまりレコードは気にせず、グランドスラムの決勝に入るということは僕も初めてのことなので、もちろん緊張したりもあるだろうし、しっかり気持ちの準備を整えておきたいですね。
Q:振り返ってみて、準決勝の試合はいかがでしたか?
錦織:そうですね、入りは良かったですね。ラオニッチもバブリンカの時も入りが固かったり、ちょっと気持ちが入りきれていなかったりしたんですけど。前日の夜にしっかりメンタルを準備して、いろいろこう自分の中で考えて。特にこの2試合があんまりいい出だしじゃなかったので、コーチからももちろん言われてましたし、出だしからしっかり自分のテニスをするのを心掛けて入りました。
Q:やっぱりハングリーというか次も絶対勝ちたいみたいな気持ちは、もくもくと出てきているんですか?
錦織:今はそれしかないですね。なんか、なんとなくまだグランドスラムの決勝にいるっていう感覚があんまりなくて。準決勝も舞い上がらず、しっかりこう試合に入り込んでジョコビッチ相手に戦うことが出来ているので、多分マスターズで決勝にいったりした経験などが活きてきているのかなって感じます。
Q:今イメージをふくらませたっていうのは、実際に試合と試合前のシュミレーションですか? グランドスラムに対する対策はどうされていますか?
錦織:出だしの試合の入り方だったり、気持ち一つでプレーも変わってくるので。もちろんジョコビッチとやることで、長いラリーもたくさんあるだろうし、体力面でキツイところを気持ちの面で負けないようにっていうのを一番に考えてやってました。
Q:錦織選手もかなり疲れているところで先にブレイクされるという、あのへんどうでしたか? 精神的な面でかなりキツかったんじゃないかと思うんですけど。
錦織:そうですね、また嫌な展開でしたね。バブリンカの時も5-3サーブで簡単に落としてしまったり、ちょっとこう、二試合連続続いていたので。でもとりあえず本当にリセットすることを心掛けてキレずに何とかやってました。
Q:第3セットのタイブレーク、最初のポイントを取ってはいましたが。
錦織:いやもうリードしてた時も追いつかれるんだろうなって気持ちでやっていたので、ある意味準備は出来てたっていうか。ちょっとこう油断しがちに何試合かなっているので、それにこう気持ちで焦らないように敢えてこう逆境になることをずっと考えながらやっていたので。でもあのタイブレークでこのぐらいの選手があんなに簡単なミスをしてくれるんだっていう、やっぱり誰でもナーバスになったりするんだなっていうのを改めて感じました。
Q:第2セットは逆にすごいジョコビッチが、主導権を取り返そうといろんなことをしてきたと思うんですけど。第2セットはわりとあっさりという気がしましたが。
錦織:もう何となくヤバイなっていう感じでした。ずっと彼のペースで、何を打っても決まらないし、左右に振られるし、すごいこう打ってくるわけじゃないですけど、丁寧にサイドに振り分けてくるので、彼の強さっていうのはこういうテニスなんだなって。このまま長いラリーがずっとになると自分の方が体力的に先に負けてしまうし、このままいってしまうのかなっていう不安はありました。
Q:その中で、意識的に体力を貫けたっていうところが、ひとつのキーになったかなって思うんですけど、そこらへんについてはどうですか?
錦織:3セット目ぐらいから、もっとこう自分でポイントを早めに終われるように自分から打っていったり、それがまあ効いていたので、自分のテニスもよくなってきてましたし、バックのダウンザラインだったり、フォアでもっとしばいていくっていうのを考えてやってました。
Q:明けない夜はないっておっしゃっていて、自らの力でそれを証明し続けていっていますけど、あと一試合でそれを出来そうですか?
錦織:そうですね、自信もついてきているので、しっかり強い選手も倒して、いいテニスが出来ているので、まあこのまま調子を落とさずにやれれば絶対にいけると思います。
Q:場外インタビューで長い試合が好きだって言ってましたけど、これだけやってもへばらない、どういったところがしっかり強くなった要因だと思いますか。
錦織:正直自分でもおかしいんじゃないかっていうくらい、2試合5セットやって。準決勝もなんかどっちかっていうと、もちろん僕も疲れはありましたけど、彼の方が疲れているように見えたり、体力面でこんなに強くなっているんだなっていうのを、改めて実感したので。今年始めぐらいから、しっかりトレーニング期間を、大会中でも設けて、トレーニングをしっかりやるようにしてるので、怪我、手術後もしっかりトレーニングだけはやってたので、体にこうやって問題がないってことは、一番嬉しいことですね。
Q:セカンドに対してもかなり対応出来てたと思うんですけど。
錦織:そうですね、なるべく攻めていこうと思っていたので。そんなに早いセカンドではないですし、なるべく早いタイミングで取ることを、コーチからもそれが有効だろうと言われていたので、それはなるべく意識して前に入って行きました。
Q:初めての準決勝で、経験豊富なマイケル・チャンコーチからどんなアドバイスを貰いましたか?
錦織:毎回言われることは同じなんですけど、集中力を絶やさずにやることと、そうですね、彼とやってきて、テニスが良くなってきている、変わってきているので、絶対にこう結果が出ているのも彼のおかげだと思いますし。とてもいい感じできてます。
Q:決勝の対戦相手についてはいかがですか?
錦織:展開の早いプレイヤーなので、チリッチもサーブが最近よく展開の早いプレーに変えてきてると思うので、しっかりとしたディフェンスは必要だと思いますし、しっかり気持ちの準備はしておこうと思います。
錦織は最終日に行われる男子シングルス決勝で第14シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦、WOWOWでは生中継でお届けする。なお大会第14日は、男子ダブルス決勝・女子シングルス決勝が行われ、7日(日)深夜1時25分~WOWOWライブにて生中継する。
詳しくは、WOWOW TENNIS ONLINE(wowow.co.jp/tennis)へ。
http://www.wowow.co.jp/sports/tennis/
◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆
★全米オープンテニス 大会第14日
9月7日(日)深夜1時25分~[WOWOWライブ]※生中継
・男子ダブルス決勝「ボブ・ブライアン(アメリカ)/マイク・ブライアン(アメリカ)vs マルセル・グラノイェルス(スペイン)/マルク・ロペス(スペイン)」
★全米オープンテニス 大会第14日
9月8日(月)午前5時15分~[WOWOWライブ]※生中継
・女子シングルス決勝「セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)vs カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)」
※試合の進行状況により、放送カードが変更となる場合があります。
★全米オープンテニス 大会最終日
9月9日(火)午前5時45分~[WOWOWライブ]※生中継
・男子シングルス決勝「錦織圭(日本)vs マリン・チリッチ(クロアチア)」
※試合の進行状況により、放送カードが変更となる場合があります。
★「楽天ジャパンオープンテニス」
日本人男子初の世界ランキングトップ10入りを果たした“日本のエース”錦織圭をはじめ、世界トップ選手たちが有明に集結!国内唯一のATPツアーを連日生中継でお届け。
【放送日】9月29日(月)~10月5日(日)連日生中継[初日無料放送]
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