超人気警察小説シリーズ、最新短篇集『審議官 隠蔽捜査9.5』、8月28日刊行!
神奈川県警刑事部長の竜崎にだって上司がいる。累計350万部突破「隠蔽捜査」シリーズ、最強短篇集!
作家・今野敏さんによる、警察庁のキャリア官僚・竜崎伸也を主人公とした大人気シリーズ「隠蔽捜査」。このたび、シリーズ待望の最新刊『審議官 隠蔽捜査9.5』を、8月28日、新潮文庫より刊行いたします。

「しかし、これは時間の無駄です。説明を聞きたいのなら、電話でも済むはずです。警察幹部は暇じゃないんですから、他にもやるべきことがたくさんあります」
「頼むから、それ、長瀬審議官に言わないでよ」(表題作「審議官」より)
シリーズ第1作『隠蔽捜査』で、吉川英治文学新人賞受賞!
第2作『果断隠蔽捜査2』 で、山本周五郎賞&日本推理作家協会賞を受賞!
「隠蔽捜査」シリーズとして、吉川英治文庫賞を受賞!
原理原則を遵守、決して冗談は口にしない。
上司に真正面からぶつかり、部下の意見には真摯に耳を傾ける。
理想の警察官僚、それが竜崎伸也。
板橋捜査一課長のキャリア観を変えたのは、共に国会議員の誘拐捜査にあたった大森署署長時代の竜崎でした。しかし、現在は神奈川県警で刑事部長という要職を務める竜崎も、古巣である警察庁長官官房の長瀬審議官の前では中間管理職にすぎないのです──。竜崎の家族である、冴子、美紀、邦彦。署長転出直後の大森署員たち。そして神奈川県警のトップ、佐藤本部長。彼らの眼から見た竜崎伸也の素顔~そしてその凄みとは。『隠蔽捜査』シリーズへの愛がさらに深まる短篇集第3弾、待望の文庫化です。
■書籍内容紹介
板橋捜査一課長のキャリア観を変えたのは、共に誘拐捜査にあたった大森署署長時代の竜崎だった。そんな竜崎も、警察庁長官官房の長瀬審議官の前では中間管理職にすぎない。竜崎の家族である、冴子、美紀、邦彦。署長転出直後の大森署員たち。そして神奈川県警のトップ、佐藤本部長。彼らの眼から見た竜崎伸也の凄みとは──。『隠蔽捜査』シリーズへの愛がさらに深まる、スピン・オフ短篇集。【解説=若林踏】
【収録作品】
空 席
内 助
荷 物
選 択
専門官
参事官
審議官
非 違
信 号
■著者紹介:今野敏(こんの・びん)
1955(昭和30)年北海道生れ。上智大学在学中の1978年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。レコード会社勤務を経て、執筆に専念する。2006(平成18)年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、2008年、『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞を受賞する。2017年、「隠蔽捜査」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。2023(令和5)年、日本ミステリー文学大賞を受賞する。さまざまなタイプのエンターテインメントを手がけているが、警察小説の書き手としての評価も高い。『イコン』『同期』『サーベル警視庁』『一夜 隠蔽捜査10』『夏空 東京湾臨海署安積班』『海風』など著書多数。
■書籍データ
【タイトル】『審議官 隠蔽捜査9.5』
【著者名】今野敏(こんの・びん)
【発売日】8月28日
【造本】文庫版
【定価】 781円(税込)
【ISBN】978-4-10-132166-0
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像