家族の介護で頼りたいのは「デイサービス・デイケア」が最多。一方で利用者の約半数が“手続きの煩雑さ”に負担を実感
株式会社NEXER・家族の介護と仕事の両立に関する調査

■介護サービスの利用意向と現場のリアルな声を調査
高齢化が進む日本では、家族の介護と仕事の両立が多くの方にとって大きな課題となっています。
いざ介護が必要になったとき、どのようなサービスを利用すればよいのでしょうか。
そして、実際にサービスを利用した方たちは、どんな壁に直面しているのでしょうか。
ということで今回はビジカンと共同で、事前調査で「家族の介護経験がある、または将来的に介護が必要になる可能性を感じている」と回答した全国の男女179名を対象に「家族の介護と仕事の両立」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとビジカンによる調査」である旨の記載
・ビジカン(https://www.visikan.com/)へのリンク設置
「家族の介護と仕事の両立に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年1月26日 ~ 2月5日
調査対象者:事前調査で「家族の介護経験がある、または将来的に介護が必要になる可能性を感じている」と回答した全国の男女
有効回答:179サンプル
質問内容:
質問1:家族の介護が必要になった場合、どのような介護サービスを利用したい、あるいは利用しましたか?
質問2:その理由を教えてください。
質問3:訪問看護・介護サービスを利用したことがありますか?
質問4:訪問看護・介護サービスを利用する際、手続きや事務的なやり取りに負担を感じたことはありますか?
質問5:どのような負担がありましたか?
質問6:訪問看護・介護サービス提供者側の事務処理の遅れやミスで困った経験はありますか?
質問7:どのような経験がありますか?
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■28.5%が「デイサービス・デイケア」を利用したい・利用したと回答
まず、家族の介護が必要になった場合、どのような介護サービスを利用したいか(または利用したか)を調査しました。

最も多かった回答は「デイサービス・デイケア」で28.5%でした。次いで「施設入所(特養・有料老人ホームなど)」が26.8%、「訪問介護(ホームヘルパー)」が21.8%でした。
上位3つで全体の約77%を占めており、日中の通所サービスや自宅への訪問サービスなど、自宅での生活を維持しながら介護を受けたいという希望が多いことがわかります。
各回答理由を聞いてみたので、一部をご紹介します。
「デイサービス・デイケア」
・日中デイサービスを利用 その時間帯仕事に集中できる。(70代・男性)
・当時の母親の要介護度が1だったのと、本人が人と関わり合いを持ちたい性格だったので、デイサービスを選択した。(40代・男性)
・自分の親の性格的に、入居は絶対嫌がるし、家に来てもらう訪問介護も嫌がると思うから。(30代・女性)
「施設入所(特養・有料老人ホームなど)」
・家でみるには限界がある。(50代・女性)
・介護が大変になったときは、最終的に入所してもらわないとお互いに生活が出来ない。(70代・男性)
・自分で出来る自信がない。(20代・女性)
「訪問介護(ホームヘルパー)」
・家族が住み慣れた自宅で生活を続けながら介助を受けることができ、家族の介護負担も軽減できるため。(30代・男性)
・専門知識を持った人に携わってほしく、また、それを見ながら自身も知識を得る。(60代・男性)
・介護施設の前にヘルパーの利便性を活用することを望みたい。(50代・男性)
デイサービスを選んだ理由としては「仕事と介護の両立ができる」「介護する側の休息にもなる」といった意見が目立ちました。
また、施設入所については「経済的負担が大きいので、最終的な手段として考えている」という意見も多いようです。介護を受ける本人と介護する側の希望や限界をどう調整するか、多くの家庭がそのバランスに悩んでいることがわかりました。
■43.0%が、訪問看護・介護サービスを「利用したことがある」と回答
続いて、訪問看護・介護サービスの利用経験について聞いてみました。

その結果、利用したことが「ある」は43.0%、「ない」は57.0%でした。介護経験がある、または将来的に介護が必要になる可能性を感じている方のうち、実際に訪問サービスを利用したことがあるのは約4割にのぼります。
■利用者の49.4%が、手続きや事務的なやり取りに「負担を感じた」と回答
続いて、訪問看護・介護サービスを利用したことがある方に、手続きや事務的なやり取りに負担を感じたことがあるかを聞いてみました。

その結果「ある」が49.4%、「ない」が50.6%と、ほぼ半々という結果になりました。
サービスそのものには満足していても、申し込みや契約の段階でつまずく方が多いことがわかります。介護は突然始まることが多いため、慣れない手続きに戸惑うことは想像以上に負担が大きいのかもしれません。
どのような負担があったのかを聞いてみたので、一部をご紹介します。
どのような負担がありましたか?
・経験や知識不足で専門用語でのやりとりについていけなかったため。(50代・男性)
・たくさんの書類に目を通したり、いろんな手続き。(50代・女性)
・段取りややりとりが細かいと感じた。慣れたら楽だとはおもうが、初心者だととまどうとおもう。(40代・女性)
・ケアマネージャー探しが大変だった。(60代・男性)
・契約する書類が多いことです。(60代・女性)
「書類の多さ」「専門用語のわかりにくさ」「ケアマネージャー選び」など、具体的な負担の声が多く寄せられました。とくに初めて介護に向き合う方にとっては、何をどう進めればよいのかがわからず、手続きの一つひとつが重くのしかかるようです。
■9.1%が、サービス提供者側の事務処理の遅れやミスで「困った経験がある」と回答
最後に、同じく訪問看護・介護サービスを利用したことがある方に、提供者側の事務処理の遅れやミスで困った経験があるかを聞いてみました。

その結果「ある」は9.1%、「ない」は90.9%でした。
大多数は問題なくサービスを受けられている一方で、約1割の方が提供者側の事務処理で困った経験があると回答しています。割合としては少数ですが、介護という生活に直結する場面でのミスは影響が大きいため、見過ごせない数字です。
どのような経験がありますか?
・介護施設の見落としで費用が異なっていた。(60代・女性)
・実質的に要介護1程度なのに、お金が多いので要介護3にしろと言われて困ったことがあります。(60代・男性)
介護現場では利用者の命や生活に直結する情報を扱うため、事務処理の正確さは非常に重要です。サービスを提供する側にとっても、書類管理や情報共有の仕組みを見直し、ミスを防ぐ体制を整えることが求められています。
■まとめ
今回の調査では、介護サービスとして最も多く選ばれたのは「デイサービス・デイケア」で、自宅での生活を維持しながら必要なときにサポートを受けたいという希望が強いことがわかりました。
しかし、実際に訪問看護・介護サービスを利用した方の約半数が手続きや事務的なやり取りに負担を感じており、書類の多さや専門用語への戸惑いといった意見が寄せられています。
介護サービスの質を向上させるためには、利用者側だけでなく、提供者側の事務処理を効率化し、スムーズな手続き環境を整えることが大切です。事務作業の負担を軽減するツールやシステムを活用することで、介護の質そのものが向上し、より良いサービス提供につながるのではないでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERとビジカンによる調査」である旨の記載
・ビジカン(https://www.visikan.com/)へのリンク設置
【ビジカンについて】
会社名:株式会社キャンドゥ
住所(ビジカン事業部):〒111-0036 東京都台東区松ヶ谷1-9-12 SPKビル 5F
TEL(ビジカン事業部):03-3847-5634
事業内容:訪問看護に関する各種事務代行、リサーチ、コンサルティング
【株式会社NEXERについて】
本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
