デジタルハリウッド大学[DHU]特別講義|海外原作の映像化は、ヒットコンテンツの鍵となるか
2023年12月14日(木)16:30-18:00(要予約/無料/定員50名)
日本のオリジナル作品が減少する中、海外の原作を映像化するという手法が注目されています。海外の原作とは、小説や漫画、ゲームなど、日本以外の国や地域で生まれたコンテンツのことです。海外の原作を映像化することには、斬新さ、コスト、時間、海外市場への展開のしやすさなどのメリットがありますが、文化や視点の違い、権利の取得や交渉の困難さ、観客やファンの期待や要求の高さなどの課題やリスクもあります。
海外の原作を映像化することは、日本のコンテンツ産業にとって、新たな挑戦と可能性をもたらすものですが、果たしてヒットコンテンツとして生み出すことはできるのか。
今回の特別講義では、専門家4名を迎え、具体的な事例を紹介しながら、海外の原作の文化や視点を尊重しつつ、日本のコンテンツの特徴や魅力を活かした制作方法、海外市場への挑戦について議論します。ぜひご参加ください。
【登壇者】
●平澤直(ひらさわなお)氏
プロデューサー・経営者
バンダイビジュアル株式会社(現:株式会社バンダイナムコフィルムワークス)、株式会社プロダクション・アイジー、株式会社ウルトラスーパーピクチャーズを経て独立創業。
法務担当からプロデューサーという異色の経歴。そのため国内版権管理はもとより、IPの海外展開における契約等にも知見がある。
過去プロデュース作品は「プロメア」「猫がくれたまぁるいしあわせ」「ID-0」「ブブキ・ブランキ」「モンストアニメ」「彼女と彼女の猫-Everything Flows-」「ウルトラスーパーアニメタイム」「翠星のガルガンティア」「輪廻のラグランジェ」など。
2017年11月 アーチ株式会社創業 代表取締役。
2019年12月 株式会社YAMATOWORKS取締役。
2020年4月 株式会社グラフィニカ 代表取締役。
2020年7月 株式会社ゆめ太カンパニー取締役。
●カン・ハンナ氏
起業家・国際社会学者・タレント
韓国でニュースキャスター、経済専門チャンネルMCやコラムニストなどを経て、2011年に来日。NHK Eテレ「NHK短歌」、NHKラジオ「ステップアップ・ハングル講座」にレギュラー出演するほか、テレビ東京「未来世紀ジパング」、NewsPicks「THE UPDATE」、TOKYO MX「モーニングFLAG」にも出演するなど、多方面で活動中。
横浜国立大学大学院 都市イノベーション学府にて博士号を取得(国際社会文化学・メディア学)し、2022年にはビジネス書『コンテンツボーダーレス』(クロスメディア・パブリッシング)を出版。現在は、(株 )Beauty Thinkerを設立し、100%ヴィーガンコスメブランド「mirari」を立ち上げ、グローバルに向けてブランドを広げている。
その他、2019年には、第一歌集『まだまだです』(KADOKAWA)を出版し、第21回「現代短歌新人賞」を受賞。史上初の外国人受賞者となる。
●渡辺哲也(わたなべてつや)氏
(株)電通 ラジオテレビビジネスプロデュース局 ラジオテレビビジネス統括部 プロデューサー
新卒で電通入社。日本テレビ担当の後、コンテンツのプロデュース全般を担当。バラエティ番組からドラマ、経済番組、アニメなど、民放の全系列において幅広く企画・プロデュース。
特にアニメなどの権利ビジネスや、事業会社への投資事業、海外でのビジネス展開に精通。国内外での講演多数。
早稲田大学大学院(早稲田大学ビジネススクール)MBA修了。博士 (メディアデザイン学)
■主な企画プロデュース番組
◎バラエティ・情報番組
「ハマラシジャ」(吉本興業/テレビ東京)
「渋谷でチュッ!」(吉本興業 渋谷公園通り劇場×声優)/テレビ東京
「ジャパコン TV」(オタクビジネス情報番組)/BS フジ
◎アニメーション・特撮番組
「金田一少年の事件簿」 (講談社)/日本テレビ(読売テレビ)
「地獄先生ぬ~べ~」(集英社:少年ジャンプ)/テレビ朝日
「ヒカルの碁」 (集英社:少年ジャンプ)/テレビ東京
「平成版 キャプテン翼」(集英社)/テレビ東京
「ハチミツとクローバー」/フジテレビ「ノイタミナ」枠設立メンバー
「実写版 セーラームーン」 /東京放送(中部日本放送)
●高橋 光輝(たかはし・みつてる)
デジタルハリウッド大学 学部長 教授
アメリカの放送局にて製作業務に従事。
デジタルテクノロジーを活用したメディアやコンテンツに関する調査・研究を行う。
質的、量的データ分析を行い、「コンテンツ産業論」や「アニメ学」等の著書を発行。
文化庁や外務省などの依頼で、世界各国で日本のコンテンツに関する講演活動を続けている。
私塾から専門学校、大学、専門職大学院と様々な現場にて教鞭の経験を持ち、「経験学習モデルを用いた実践型教育」をテーマに、デジタル人材や専門職教員など高度職業人養成を実践している。
■開催概要
デジタルハリウッド大学特別講義
『海外原作の映像化は、ヒットコンテンツの鍵となるか。日本のコンテンツ産業の新たな挑戦と可能性』
一般予約フォーム: https://tokubetsukougi1214.peatix.com
※定員に達し次第、締め切らせていただきます。(先着申込順)
※本学の在学生は、大学より配信している専用URLよりお申込ください。
日時:2023年12月14日(木)16:30-18:00
会場:デジタルハリウッド大学・駿河台キャンパス
東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア3F
(交通アクセス)
JR「御茶ノ水駅」聖橋口より徒歩1分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」直結、
丸ノ内線「御茶ノ水駅」より徒歩4分
定員:50名(一般 20名/在学生30名)
参加申し込み:https://tokubetsukougi1214.peatix.com (一般専用予約フォーム)
【デジタルハリウッド大学[DHU]とは】
2005年4月、文部科学省認可の株式会社立の大学として東京・秋葉原に開学(現在の所在地は東京・御茶ノ水)。デジタルコミュニケーション学部(4年制大学)とデジタルコンテンツ研究科(専門職大学院)を設置している。
デジタルコミュニケーション学部では、不確実で予測不能な未来を自分らしく生き抜く力を身につける。 デジタルコンテンツ(3DCG/VFX、VR/AR、ゲーム、映像、グラフィック、Webデザイン、メディアアート、プログラミング等)と企画・コミュニケーション(ビジネスプラン、マーケティング、広報PR等)を産業界の第一線で活躍する教員から幅広く学べる一学部一学科制を採用。さらにグローバル人材を育成するために外国語の重点的な学習プログラムを備え、留学を推進している。世界43か国・地域出身の学生が在籍し、御茶ノ水駅前で多様性に富むキャンパスを運営している。
デジタルコンテンツ研究科では、超高度情報化社会においてデジタルコミュニケーションを駆使し、社会に変革を起こすリーダーを輩出すべく、創発的学究領域 [SEAD(Science/Engineering/Art/Design)]の4要素をバランス良く身につけ融合し、理論と実務を架橋する人材育成を行う。新規事業プランニングとプロトタイピングなど、院生のアイデアの実装およびスタートアップ支援により、「令和4年度大学発ベンチャー調査」(経済産業省)では全国大学中13位、私立大学中5位となっており、多数の起業家を輩出している。
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