懐かしの“ロン先生”が帰ってきた! 日本SFの巨人・光瀬龍の『宇宙年代記』が未収録短編を含め電子書籍で再編集し合本化!『宇宙年代記 合本版』が刊行!
日本SFの巨人・光瀬龍の『宇宙年代記』が文庫未収録短編「残照一九七七年」を収録し、年代別に再編集され電子書籍で合本化『宇宙年代記 合本版』として配信されます。
萩尾望都の『百億の昼と千億の夜』
加藤唯史の『ロン先生の虫眼鏡』
竹宮惠子の『アンドロメダ・ストーリーズ』
1970年代から1980年代にかけていずれも大ヒットしたコミック。これらのタイトルを見ただけで全てが“ロン先生”こと光瀬龍(みつせ りゅう)が原作者であったことを知っているならば、あなたは相当のSF通といえるだろう。
光瀬龍は1928年に東京で生まれ、東京の大学を卒業後、1961年に『S-Fマガジン』第1回空想科学小説コンテストにおいて奨励賞を受賞。以後『たそがれに還る』『百億の昼と千億の夜』『喪われた都市の記録』連作短編『宇宙年代記シリーズ』など、壮大なスケールのSF作品群を次々と世に送り出していく。
さらに前述の『ロン先生の虫眼鏡』などのコミック原作、『秘伝 宮本武蔵』『平家物語』などの時代小説等、光瀬龍は多岐に渡る作品を71歳の生涯を終えるまで描き続けた。
故・小松左京と並び『日本SFの巨人』の呼ばれた光瀬龍の作品群は、近年入手困難な作品も多くなってきていたが、KADOKAWAでは『百億の昼と千億の夜』『夕ばえ作戦』『明日への追跡』『墓碑銘二〇〇七年』など、電子書籍にて刊行してきた。
kADOKAWAの電子書籍では、光瀬龍の人気作であり代表作でもある『宇宙年代記』シリーズの再編集に着手。この度電子書籍オリジナル編集版として『宇宙年代記 合本版』を刊行する。
本作において特筆すべきは、まずは1965年、雑誌「潮」6月号に掲載され、長く入手が非常に困難となっていた「残照一九七七年」を収録していることである。この「残照一九七七年」を含む25本の短編。これに加えて本合本版では『喪われた都市の記録』『東キャナル文書』の長編2本を追加して、「シティ〇年」から「辺境五三二〇年」まで作品の年代別に再編集を行った。
この再編集により、本作「宇宙年代記シリーズ」は“物語として新たな光を浴びて生まれ変わった”と言っても過言ではない。本作に既にふれたことがある読者も、本シリーズの魅力を再度発見するだろうことは間違いないだろう。
本電子書籍合本『宇宙年代記 合本版』は往年の光瀬龍・ロン先生ファンはもちろんのこと、光瀬龍作品を読んだことがない、SFファンやライトノベルユーザーに、自信を持って勧められる一冊となっている。
あなたはただ、一歩足を踏み出すだけでいい。光瀬龍は「時空を超え、どこまでも続く宇宙への旅」へと誘ってくれるのだ。
書名:『宇宙年代記 合本版』
著者: 光瀬龍希望小売価格:3600円+税
配信開始日:2016年4月25日
宇宙はどこから生まれ、どこへいこうとしているのか。人類は、そして文明は、どこから生まれどのように滅びていくのか。宇宙の悠久の時のなかで人類がおりなす、時に愛すべき、時に残酷な営みを詩情豊かに謳いあげた傑作SF集。
目次
シティ〇年
ソロモン一九四二年
残照一九七七年
晴の海一九七九年
墓碑銘二〇〇七年
氷霧二〇一五年
オホーツク二〇一七年
パイロット・ファーム二〇二九年
幹線水路二〇六一年
宇宙救助隊二一八〇年
標位星二一九七年
巡視船二二〇五年
流砂二二一〇年
落陽二二一七年
市(シティ)二二二〇年
戦場二二四一年
スーラ二二九一年
エルトリア二四一一年
シンシア遊水地二四五〇年
流星二五〇五年
西キャナル市二七〇三年
連邦三八一二年
カビリア四〇一六年
カナン五一〇〇年
辺境五三二〇年
東キャナル文書
喪われた都市の記録
以下の主要電子書店で購入できます。
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