アガサ・クリスティー最高傑作 舞台『そして誰もいなくなった』上演決定 カンフェティでチケット先行発売スタート
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて1月20日(土)0:00より先行発売開始です。
カンフェティにて1月20日(土)0:00よりチケット先行発売開始
http://confetti-web.com/soshidare
公式ホームページ
「マウストラップ」「春にして君を離れ」「名探偵ポワロ~ブラックコーヒー~」
「アガサ・クリスティーサスペンスオムニバス~最後のディナー/フェイからの電話~」に次ぐ
ピュアーマリー アガサ・クリスティーシリーズ第5弾
「そして誰もいなくなった」~And Then There Were None~
ミステリーの女王、アガサ・クリスティーが1939年に発表した長編小説「そして誰もいなくなった」は、クリスティー作品の中でも最も人気が高く、多くの推理作家が絶賛する名実ともに最高傑作です。
本作は、長編小説の好評を得てクリスティー自ら舞台化を計画、脚色を手掛け、二年の歳月をかけて戯曲版を完成させ、1943年に上演がスタートしました。当時、第二次世界大戦下であったにも拘わらず舞台は大ヒット、後にブロードウェイでも好評を博し、英米を股にかけるロングランヒットとなりました。劇作品としては、今なおロンドンでロングランを続け、今年71年目を迎える『マウストラップ』に次ぐ成功を収めた作品です。
<クリスティー自ら戯曲化>
小説と舞台、二つの違う結末を用意したクリスティー渾身の一作!!
『アクロイド殺し』など自分の作品が他人の手により脚色された舞台を見て不満を募らせていたクリスティーは、1930年、処女戯曲として『ブラックコーヒー』を書き下ろし、舞台はクリーンヒット、ロングランとなりました。その後、「自分の小説を脚色するのは自分以外にない、舞台化に相応しい小説しか選ばない」として、自らの長編小説の戯曲化に次々と挑みますが、自伝の中で、「小説家としてだけでなく、戯曲作家としての道を歩ませてくれたのは、『そして誰もいなくなった』である」と述べ、本作を、戯曲作家としてのターニングポイントと位置づけています。
構成、演出、非の打ち所無い完璧な小説を、舞台化のために、自らの手で大胆にカットしたり、設定を変える潔さに加え、小説とは別の結末を用意したのも、演劇少女であったクリスティーの観客へのサービス精神によるもの、小説にしても舞台にしても、常に、「知的で粋な」エンターティンメントであることを追求したアガサ・クリスティー渾身の逸作です。
<ストーリー>
イギリス、デヴォン州沖の孤島、ソルジャー島にあるオーウェン夫妻邸に8人の客人たちが招かれる。邸では、使用人のロジャースとその妻が客人たちを迎え入れる準備に勤しんでいる。最初のボートで到着したのは、オーウェン夫妻に秘書として雇われたヴェラと元陸軍大尉ロンバード。次のボートで、青年マーストン、南アフリカから来た男ブロア、マッケンジー将軍、老婦人ミス・ブレント、元判事のウォーグレイブ、アームストロング医師が到着。その夜の晩餐後のひと時、突然、不穏な声が聞こえ、この10人の過去の罪状が読み上げられる。やがて、古くから伝わる童謡の歌詞通りにひとりづつ死んでいく――ひとりいなくなる度に恐怖に慄き疑心暗鬼に陥る人々。折しもマントルピースの上に飾られた兵士の人形が1体ずつ消えていく――
公演概要
こうとうミステリー劇場 アガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』
公演期間:2024年4月5日 (金) ~2024年4月7日 (日)
会場:江東区文化センター(東京都江東区東陽4-11-3)
■出演者
野村宏伸
伶美うらら
小野了
川口洋一郎
田口守
水野江莉花
吉良達也
石山雄大
側見民雄
山本陽子
■スタッフ
翻訳:保坂磨理子
演出:鈴木孝宏
衣裳:倉岡智一
美術:大田創
照明:山下和希
音響:米川美月
舞台監督:笹原久義
ほか
■公演スケジュール
2024年4月5日 14:00/18:30
2024年4月6日 12:00/16:30
2024年4月7日 12:00/16:30
※開場は、開演の30分前です。
■チケット料金
全席指定:7,700円(税込)
※未就学児入場不可
主催:ピュアーマリー
共催:公益財団法人江東区文化コミュニティ財団、江東区文化センター
有限会社ピュアーマリー
「演劇」が、音楽や映画と同じように人々の生活の一部になることを理想とし、演劇文化普及のため、知名度や実力のある俳優で質の高い舞台を全国で上演し、はじめて観劇する方々、幅広い年齢層の方々が演劇の素晴らしさを知り、文化的に演劇を欲する観客層を厚くしていくことを目的とし活動。
「ミュージカル」においては、普遍的なテーマを持ち、音楽性、演劇性に富んだ作品で、「観客」「クリエイター」「俳優」の目を養うことを最大の目的とし、海外の優れた作品を高い芸術性をもって日本全国各地で翻訳上演することにより、多くの鑑賞の目と、クリエイターの芽を育み、優れた作品を作れる人材を育て演劇界に貢献することを目的としている。
近年は演劇・ミュージカルを通して青少年の育成にも力を入れており、未知の可能性を伸ばし、トップレベルの「俳優」の育成と未来を担う魅力ある人材の育成に注力している。
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