マイナビ、「アルバイトの退職実態とアルムナイ採用に関する調査」を発表
退職代行によるアルバイト従業員の退職発生率は28.5%。企業の困りごと1位は、「募集しても、必要な人数が集まらない」。直近1年以内にアルムナイを再雇用した企業は40.5%

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井 俊介)は、直近1年以内にアルバイト採用業務に携わった会社役員・自営業を含む20~69歳の会社員(有効回答数:1,500名)を対象に実施した「アルバイトの退職実態とアルムナイ採用に関する調査」の結果を発表しました。
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【TOPICS】
◆主婦(主夫)の退職者がいた企業のうち、26.9%が「家族の介護や育児を理由とした退職」を経験【図1、2】
◆退職代行でアルバイト従業員が退職した企業は28.5%。業種別では、[販売・接客(パチンコ・カラオケ・ネットカフェ)]が最も多く46.0%の発生率【図3】
◆企業の困りごと1位は、「募集しても、必要な人数が集まらない」。直近1年間以内にアルムナイ採用した企業は40.5%【図4、5、6、7】
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【調査概要】
◆主婦(主夫)の退職者がいた企業のうち、26.9%が「家族の介護や育児を理由とした退職」を経験
退職者を就業者属性別にみると、最も多かったのは「フリーター(20~30代)」が43.1%で、「主婦(主夫)」が42.8%と続いた。いずれの属性においても3~4割の企業で退職が発生している。退職理由で最も高かったのは、「フリーター(20~30代)」が「何も言わずに突然退職する」で24.4%、「フリーター(40代以上)」は「給与・待遇への不満」が23.0%、「主婦(主夫)」は「家族の介護や育児を理由とした退職」が26.9%となり、属性ごとに背景の異なる多様な要因が存在していると考えられる。【図1、2】
【図1】

【図2】

◆退職代行でアルバイト従業員が退職した企業は28.5%。業種別では、[販売・接客(パチンコ・カラオケ・ネットカフェ)]が最も多く46.0%の発生率
企業の採用担当者に対して、2025年にアルバイト従業員が退職代行サービスを利用して退職が発生したか聞いたところ、28.5%が「発生した」と回答した。「退職代行サービス」と聞くと、対象は正社員領域のイメージが強いが、アルバイト領域においても退職代行サービスによる退職が一定数発生していることが明らかになった。業種別では、[販売・接客(パチンコ・カラオケ・ネットカフェ)]が46.0%で最も高く、次いで[接客(ホテル・旅館)]が41.1%、[製造ライン・加工(メーカー)]が36.0%となり、特にサービス業での発生率が高い傾向がみられた。【図3】
【図3】

◆企業の困りごと1位は、「募集しても、必要な人数が集まらない」
直近1年以内にアルムナイ採用した企業は40.5%
企業の採用担当者に、アルバイト人材の募集や活用における困りごとを聞いたところ、「募集しても、必要な人数が集まらない」が35.9%で最も高く、定着だけでなく、新規採用に関しても難しい状況が続いており、企業が試行錯誤する動きがみられている。
2025年にアルバイト退職者がいた企業に引き留めの有無を聞くと、「フリーター(40代以上)」に対して66.6%の企業が引き留めを行ったと回答した。引き留めの際に提示した条件は、「シフトの調整」(23.1%)、「勤務時間の短縮」(20.5%)、「業務内容の変更」(20.5%)が上位となり、柔軟に働ける条件提示を通じて退職の回避を図る企業の姿勢がうかがえる。
さらに、新規採用に苦戦する中、人手不足解消のための施策として直近1年以内に、アルムナイ採用※で、アルバイトを再雇用した実績が「1人以上ある」企業の割合は40.5%にのぼった。
アルムナイ採用の実績がある企業では、採用実績がない企業と比較して、「勤務時の服装・身だしなみの規定緩和」(13.6pt差)、「研修制度等教育の強化」(12.4pt差)、「職場のコミュニケーション活性化のための取り組み」(12.2pt差)の実施率が高かった。給与やシフトといった労働条件面での工夫に加え、こうした働きやすさや個人の成長を促進する取り組みは、一度は退職して他社で働いた経験がある元アルバイト就業者に、再び働きたいという意識を高める効果があると考えられる。【図4、5、6、7】
※アルムナイ採用とは、一度退職・離職した人をアルバイトで再雇用すること
【図4】

【図5】

【図6】

【図7】

【調査担当者コメント】

今回の調査では、働き方やライフスタイルの多様化が進むなか、アルバイト従業員の退職理由も一様ではないことがわかりました。また、アルバイトにおいても退職代行サービスを利用する層が一定存在することも明らかになりました。
従業員の定着と新規採用の双方で課題が深まる中、企業は従業員から退職の申し出があった際に条件を調整して引き留めを図るほか、退職後の人材をアルムナイとして再び採用する動きが見られています。
採用難が続く現状において、企業は従業員が退職する際のプロセスや退職後も関係を継続できる仕組みづくりにまで目を向けることで、組織力を強化していけるのではないでしょうか。
キャリアリサーチラボ 研究員 嘉嶋麻友美
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マイナビ「アルバイトの退職実態とアルムナイ採用に関する調査」
■調査期間 2025年12月5日(金)~12月10日(水)
■集計対象 直近1年以内にアルバイト採用業務に携わった20~69歳の会社員(会社役員・自営業含む)
■有効回答数 1,500名(各業種100名ずつになるようにウェイトバック集計を実施)
■調査方法 インターネット調査 株式会社マイナビ アンケートモニター提供元:外部調査会社
※調査結果の詳細はこちら
(https://career-research.mynavi.jp/reserch/20260217_107514/ )
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