フィリピン・マニラでの大型複合開発プロジェクトにおける商業施設『MITSUKOSHI BGC』が2022年11月18日(金)先行オープン

〜三越伊勢丹グループの商業施設がフィリピンで初開業〜

  株式会社三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区/取締役 代表執行役社長 CEO 細谷敏幸、以下「三越伊勢丹HDS」)と野村不動産株式会社(東京都新宿区/代表取締役社長 松尾大作、以下「野村不動産」)は、フィリピン大手不動産会社のFederal Land Incorporated(フィリピン・マカティ市/Chairman Alfred V.Ty、以下「Federal Land」)とフィリピン・マニラにおいて共同で開発している住宅と商業施設の大型複合開発プロジェクトにおいて、商業施設である「MITSUKOSHI BGC」の先行オープン日を2022年11月18日(金)に決定しましたので、お知らせいたします。なお、同施設のグランドオープンは2023年春頃を予定しております。

 「MITSUKOSHI BGC」は、「NEXT MANILA LIFESTYLE」をコンセプトに、国際都市ボニファシオ・グローバルシティを舞台に、日本とフィリピンが共創する新しいライフスタイルをお届けします。全4棟からなる住宅棟「ザ・シーズンズレジデンス」(総戸数約1,400戸)の地下1階〜地上3階に開業、住宅部分の居住者および来訪されるお客さまの日常を豊かにし、大切な人との特別な時間を楽しんでいただける施設を目指してまいります。
 なお、フィリピンにおける、日系百貨店と日系デベロッパーによる複合開発プロジェクトは、本件が初めてとなり、三越伊勢丹グループにおける同国での商業施設開業も初めてとなります。

※BGC…ボニファシオ・グローバルシティ
 フィリピン・マニラ中心部から南東11㎞に位置する中心業務地区として、近年の経済成長が著しいエリアです。かつてのフィリピン陸軍の広大な土地を再開発した新興開発地区で、商業施設やホテル、オフィス、学校、病院などが集積する利便性の良さを併せ持ち、ファミリー層や多くの富裕層、各国企業の駐在員が居住する活気溢れるエリアです。
  • 施設概要

施設名称:MITSUKOSHI BGC

所在地:8th Avenue corner 36th Street, 1630, Bonifacio Global City, Taguig City, Metro Manila, Philippines
開業日:先行オープン 2022年11月18日(金)  グランドオープン 2023年春頃
延床面積:約28,000㎡ (商業施設部分 地下1階~地上3階)
営業時間:10時~22時
テナント数:約120店舗
運営会社:Sunshine Fort North Bonifacio Commercial Management Corporation


■日系百貨店と日系デベロッパーによるフィリピンでの初となる大型複合開発プロジェクト
 本プロジェクトは、約15,000㎡の敷地を開発し、新たに分譲住宅および商業施設を開発・運営する大型複合開発プロジェクトです。高層部の地上3階〜最高棟54階には、分譲タワー型コンドミニアム「ザ・シーズンズレジデンス」の「HARU(春)」「NATSU(夏)」「AKI(秋)」「FUYU(冬)」の計4棟、総戸数約1,400戸が建設され、低層部の地下1階〜地上3階に「MITSUKOSHI BGC」が開業いたします。

■マーケットポテンシャル
 「MITSUKOSHI BGC」が位置するフィリピン・マニラのボニファシオ・グローバルシティ(BGC)は、かつてのフィリピン陸軍の軍用地であった広大な土地を再開発した新興開発地区で、ニノイ・アキノ国際空港から約4㎞圏内というアクセス性の良さと、商業施設やホテル、オフィス、学校、病院などが集積する利便性の良さを併せ持つエリアです。また、政府機関や金融機関が集積していることから、高所得のワーカーやファミリー層、各国企業の駐在員が多く居住しています。2025年以降には同地区内に、フィリピン初となる地下鉄「メトロ・マニラ・サブウェイ」の駅の開業が計画されており、多くの来街者が見込まれ、今後のさらなる発展が期待されています。

 

高層部:ザ・シーズンズレジデンス 低層部:MITSUKOSHI BGC ※画像はイメージです高層部:ザ・シーズンズレジデンス 低層部:MITSUKOSHI BGC ※画像はイメージです

 

高層部:ザ・シーズンズレジデンス 低層部:MITSUKOSHI BGC ※画像はイメージです高層部:ザ・シーズンズレジデンス 低層部:MITSUKOSHI BGC ※画像はイメージです

  • フロアガイド
■コンセプト
 「NEXT MANILA LIFESTYLE」をコンセプトに、“食や美”を通して広がる体験や上質で新しいライフスタイルを提案する日本やフィリピンのショップ約120店舗で構成したショッピングモールです。お買物・ご飲食を楽しんでいただくことはもちろん、日常を豊かにし、大切な人との特別な時間をお楽しみいただける施設となっております。

■地下1階 Tasty Life(食料品・フードコート)
 日本の“デパ地下”をイメージした地下1階には、生鮮食品や日本の食料品を扱う「MITSUKOSHI FRESH」や、日本でも人気の洋菓子店「東京ミルクチーズ工場」、アジアや欧米でも展開するクッキー専門店「Ben’s Cookies」など、計33ブランドが出店します。フードコートは日本の“蔵”をイメージし、「三ツ矢堂製麺」や「カレーハウスCoCo壱番屋」など、フィリピンでも人気のある日本の飲食店をはじめ、計13ブランドが出店します。

MITSUKOSHI FRESH ※画像はイメージですMITSUKOSHI FRESH ※画像はイメージです

フードコート ※画像はイメージですフードコート ※画像はイメージです

〜MITSUKOSHI FRESH〜
 本プロジェクトを機に立ち上げたスーパーマーケットでは、オリジナルベーカリーブランドやフィリピンで人気のレストランとの協業によるサラダバーを展開するなど、新鮮な食品に加え、日本の食料品も数多く取り揃えます。

■1階 Beautiful Life(化粧品・ファッションライフスタイル)
 1階には、ビューティーストア「MITSUKOSHI Beauty」のほか、「KANEBO」(2022年12月開業予定)やフィリピン発のスキンケアブランド「Pili Ani(ピリ アニ)」など計6ブランドのコスメショップが出店します。ファッションライフスタイルでは、「SNIDEL」(2022年12月開業予定)といったアパレルブランドや「SEIKO」、「Maker’s Watch Knot」といった日本の時計ブランドのほか、「LEXUS」のショールームが出店します。

※画像はイメージです※画像はイメージです

〜MITSUKOSHI Beauty〜
 本プロジェクトを機に立ち上げたオリジナルビューティーストアでは、ウェルネスライフスタイルを提案する店舗を展開します。ナチュラル、オーガニックなコスメをメインに計50ブランドを取り扱います。

〜LEXUS〜
 LEXUSブランドの最新モデルや限定商品を紹介するショールームがオープンします。フィリピン初進出となるコーヒーショップ「KEY COFFEE」が併設され、最上級の車と共にゆったりとした時間をお楽しみいただけます。​

■2階 Inspired Life(生活雑貨・レストラン)
 計33ブランドが並ぶ2階には、書店「紀伊國屋書店」やメガネ店「OWNDAYS」といったショップが出店します。レストランには、寿司屋「千両」 や「ラーメン凪」の新業態ショップなどの日本食レストラン、シンガポール発のミシュラン一つ星中国料理店「PUTIEN(プーティエン)」といった飲食店が2023年春頃にかけて順次開業する予定です。フィリピンやアジア諸国でも、すでに馴染みのあるショップを取り揃え、新しいライフスタイルをご提案します。

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〜紀伊國屋書店〜
 日本の書店では初となるフィリピン進出ブランドです。フィリピン大手書店の「Fully Booked」と協業し、日本の書籍、漫画、ステーショナリーなどを取り扱い、日本文化を発信します。​ 

〜千両〜
 元気寿司グループが運営する「千両」では、職人魂を心に、上質な日本料理を提供いたします。握り、軍艦、刺身など、鮮度の高さにこだわった料理をご堪能いただけます。

■3階 Entertainment Life(エンターテイメント)
 AR、VRといった最新技術を用いた最新の屋内型アミューズメント施設の開業を予定しています。BGCエリアの若者をメインターゲットに、天候に左右されずにお楽しみいただける、エンターテイメント空間を展開予定です。
 
  • こだわりの外装・内装
■伝統的な麻の葉紋様を現代的にデザインした外装
 日本の伝統的な麻の葉紋様を現代的にデザインした外装は、周辺の建物とは異なる和の雰囲気を演出します。コンセプトは株式会社トラフ建築設計事務所と美術家 野老 朝雄氏が協業で担当しました。シンプルな幾何学パターンを用いながらも、多様性を持つ一連の繋がりをイメージしており、本プロジェクトがフィリピンと日本の懸け橋となるという想いを表現しています。

※画像はイメージです※画像はイメージです

■三越のライオン像がフィリピン初上陸
 日本の伝統と革新をイメージしたMITSUKOSHI BGCの正面エントランスでは、三越の「ライオン像」がお出迎えします。日本以外における「ライオン像」の設置は、今回が初めてとなります。三越創業以来、約350年の間培ってきた、おもてなしの心を忘れずに、お客さまをお出迎えするシンボルとして設置いたします。

設置されるライオン像 ※画像はイメージです設置されるライオン像 ※画像はイメージです

■エレガントさとカジュアルさを兼ね備えたオリジナル空間
 日本を代表する空間の総合プロデュース企業である株式会社乃村工藝社が基本構想およびコンサルティングを担当し、全館に壁を少なくした開放感あふれる空間、「参道」や「通り庭」といった日本の伝統的な空間づくりの要素を取り入れることで、居心地の良いヒューマンスケールの新たな商業空間のあり方を提案します。
 また、メインエントランスを通ると、手と手が組み合わさったイメージを基に作成したインテリアデザインである「Joining Hands」がお出迎えします。フィリピンと日本の懸け橋になるという本プロジェクトの想いを表現しています。

Joining Hands  ※画像はイメージですJoining Hands ※画像はイメージです

※画像はイメージです※画像はイメージです

 
  • 環境・サービス
■ファミリーでも安心してお買物できるキッズルームの設置
 フィリピンでは目にすることの少ないキッズトイレ、ファミリートイレ、授乳室を同じ空間に集約した、ご家族でゆったりと子どもの世話をすることができるキッズルームを2階に設置いたします。家族を大切にするフィリピンの国民性を尊重し、赤ちゃん連れの方など、訪れるすべてのお客さまが快適に、安心してお買物をお楽しみいただける施設を目指します。

キッズルーム ※画像はイメージですキッズルーム ※画像はイメージです

■安心・安全の取り組み
 お客さまに安心してお買物をお楽しみいただけるように、UVGIシステム(紫外線殺菌灯(UV)による殺菌照射システム)を使用した、全館にわたる空気の清浄や、UVライトによるエスカレーターの手すり等の消毒、換気窓の設置など、安心・安全の取り組みを実施いたします。

UVGIシステム(MSL Global Corporatoion資料より) ※画像はイメージですUVGIシステム(MSL Global Corporatoion資料より) ※画像はイメージです

■百貨店運営の強みを生かしたスタッフ教育
 三越伊勢丹グループの社員による接客研修を、出店テナントの販売員及び清掃員や警備員などの提携企業のスタッフにまで、幅広く実施いたします。開業時のみならず、定期的なセミナーの実施などを交えながら、三越伊勢丹グループが大切にしてきたお客さまをおもてなしする精神やノウハウをフィリピンにおいてもご提供する体制を目指します。

※画像はイメージです※画像はイメージです

  • 【ご参考】住宅棟「ザ・シーズンズレジデンス」について
名称:The Seasons Residences(ザ・シーズンズレジデンス)
所在地:8th Avenue corner 36th Street, 1630, Bonifacio Global City, Taguig City, Metro Manila, Philippines
敷地面積:約15,000㎡
延床面積:住宅部分約110,000㎡
規模:4棟(地上3階〜最高棟地上54階)※商業施設部分:地下1 階~地上3 階
総戸数:約1,400戸
スケジュール:2027年全体竣工予定


 住宅棟「ザ・シーズンズレジデンス」は、「HARU(春)」「NATSU(夏)」「AKI(秋)」「FUYU(冬)」の全4棟からなる分譲タワー型コンドミニアムです。 “JAPAN CONCEPT”をベースに、日本の四季など「和」をモチーフにしたデザインや空間演出を取り入れました。デザインコンセプトの構築は、株式会社日建設計・株式会社日建ハウジングシステムが手がけております。比較的地震の多いフィリピンにおいて高い安全性を確保する制震ダンパーや日本の四季を感じさせる共用施設等の特徴が評価され、世界の優れた不動産プロジェクトを表彰する「International Property Award」のResidential High-rise Development分野において、フィリピンの最優秀賞ならびにアジア・パシフィック地域におけるFIVE STAR(最優秀賞候補)を2021年8月に受賞いたしました。ならびに、「Philippines Property Awards 2022」のBest Condo Development(Philippines)および、Best Luxury Condo Development(Metro Manila)を2022年10月に受賞しました。                                              
 2018年11月より販売を開始した「HARU(春)」は約9割、2020年11月より販売を開始した「NATSU(夏)」は約7割が販売済み、2022年2月より販売を開始した「AKI(秋)」も順調に販売が進んでおります。

※画像はイメージです※画像はイメージです



 

 

 

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会社概要

URL
http://www.imhds.co.jp
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都新宿区新宿3-14-1
電話番号
03-3352-1111
代表者名
細谷 敏幸
上場
東証プライム
資本金
501億600万円
設立
2008年04月