マルチテナント型物流施設「DPL川越」着工
大和ハウス工業株式会社は、埼玉県川越市において、マルチテナント型物流施設(※1)「DPL川越」(地上4階建て、敷地面積:14,859.06㎡、延床面積:33,172.64㎡)の地鎮祭を本日(2025年7月24日)執り行い、2025年8月1日より着工します。
なお、当施設の着工により、埼玉県内で当社が開発した物流施設は58棟目(※2)となります。

このたび着工する「DPL川越」は、東京都心より35km圏内に位置し、関越自動車道「川越インターチェンジ」から約2.5km、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「狭山日高インターチェンジ」から約8kmと、高速道路の利便性も活かせる広域配送に適した立地です。
当施設は、「川越狭山工業団地」内に立地し、工業専用地域にありながらも、周辺には住宅街が広がっていることに加え、西武鉄道新宿線「南大塚駅」より約1.2kmと駅から徒歩(約15分)で通勤できる、職住近接を実現する物流施設です。
環境面では、太陽光発電システムをはじめ、全館LED照明や節水型設備を採用。建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)(※3)において、最高ランクとなる6つ星の取得とNearly ZEB(※4)以上の基準の達成を目指すなど、環境負荷の低減に配慮した設計を施しました。
今後も当社は、お客さまに対してBTS型・マルチテナント型の物流施設を積極的に提案していきます。
※1. 複数のお客さまが入居できる物流施設のこと。
※2. 2025年6月30日時点。施工中の物件含む。当社の物流施設の開発棟数は、都道府県別では埼玉県が最多。
※3. 建築物省エネルギー性能表示制度のことで、新築・既存の建築物において、省エネ性能を第三者評価機関が評価し認定する制度のこと。
※4. 省エネ50%以上。かつ、再エネを加えて、基準一次エネルギー消費量から75%以上削減した建物のこと。
●ポイント
1.交通アクセスに優れた好立地
2.テナント企業の従業員が働きやすい環境を整備したマルチテナント型物流施設
3.環境負荷低減に配慮した設計
1.交通アクセスに優れた好立地
「DPL川越」は、都心部より直線距離で、35km圏内に位置し、関越自動車道「川越インターチェンジ」から約2.5km(車で約10分)、圏央道「狭山日高インターチェンジ」から約8kmの場所に位置しています。都心部から関越自動車道を利用して、当施設まで約60分で到着できることから、都心部からの中継拠点としてはもとより、圏央道を利用して関東全域への配送拠点としても優れた場所に位置しています。

2.テナント企業の従業員が働きやすい環境を整備したマルチテナント型物流施設
「DPL川越」は、地上4階建て、敷地面積:14,859.06㎡、延床面積33,172.64㎡で、最大2社(1区画約14,000㎡~)のテナント企業が入居可能なマルチテナント型物流施設です。
西武鉄道新宿線「南大塚駅」より約1.2kmと駅から徒歩で通勤できることに加え、周辺は住宅地となっている、職住近接の立地です。
また、普通乗用車約126台分の駐車場や37台分の駐輪場を用意するなど、テナント企業の従業員にとって、通勤手段の選択肢が多い、働きやすい環境を整備しました。
3.環境負荷低減に配慮した設計
「DPL川越」には、屋上に太陽光発電システム(750kW)を設置予定です。発電した電力は自家消費し、非化石証書を活用することで、建物全体を再生可能エネルギー100%で運用します。これにより、入居テナント企業の脱炭素化に貢献します。
また、BELSの最高ランク6つ星の取得とNearly ZEB以上の基準の達成を目指すなど、建物の省エネ性能を最大限に高めるとともに、大幅なエネルギー消費量の削減を実現します。あわせて、敷地内緑化や全館LED照明、節水型設備などを設け、環境負荷の低減に配慮した設計を施しました。
●当社の物流施設事業
当社の建築事業は、1955年の創業以来、工業化建築のパイオニアとして製造施設、医療・介護施設、オフィスなどさまざまな事業用建築を手がけるとともに、これまで物流施設については累計3,000棟以上を建築してきました。
2002年以降は、物流施設の設計・施工にとどまらず、物流最適地の提案から維持管理に至るまで、お客さまの事業スキームにあわせた専用の物流施設をコーディネートする当社独自の物流プロジェクト「Dプロジェクト」を開始。不動産や金融など各分野のパートナーを組み合わせ、自社保有・ノンアセット・不動産流動化など物流不動産ソリューションを展開しています。
これまで「Dプロジェクト」では、特定企業向けの物流施設であるオーダーメイド型のBTS型に加え、立地条件の良い場所に複数のテナントが入居可能で短期的な物流ニーズにも迅速に対応できるマルチテナント型を展開し、全国で351カ所・総延床面積約1,430万㎡の物流施設の開発を手掛けています。(※5)
※5.2025年3月31日時点。施工中含む。
■建物概要
名称:「DPL川越」
所在地:埼玉県川越市南台1-10-5
交通:関越自動車道「川越インターチェンジ」から約2.5km、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「狭山日高インターチェンジ」から約8km、西武鉄道新宿線「南大塚駅」より約1.2km(徒歩15分)
敷地面積:14,859.06㎡ (4,494.87坪)
延床面積:33,172.64㎡ (10,034.72坪)
賃貸面積:29,977.91㎡ (9,068.32坪)
入居テナント数:最大2テナント (1区画約14,000㎡~ご入居可能)
構造・規模:鉄骨造、耐震構造、地上4階建て、床荷重:1.5t/㎡、梁下有効高さ:5.5m
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:大和ハウス工業株式会社
設計:株式会社フクダ・アンド・パートナーズ
施工:大末建設株式会社
着工日:2025年8月1日
竣工予定日:2027年1月22日
入居予定日:2027年1月23日
総事業費:非公表
お客さまお問い合わせ先:大和ハウス工業株式会社 東京本店 建築事業部 03-5214-2200


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