生誕140周年記念企画『藤田嗣治 再生と挑戦のニューヨーク』7月12日発売。どん底から拓いた新境地──人生の転機となった10か月にスポットをあてた唯一無二の一冊
世界文化社 (東京都千代田区) は、書籍『藤田嗣治 再生と挑戦のニューヨーク』(軽井沢安東美術館・編)を7月12日 (日) に発売いたします。

♦日本を、そしてエコール・ド・パリを代表する画家・藤田嗣治(1886-1968)
1949年は藤田嗣治にとって特別な年。かつて時代の寵児と持て囃された男は想いも寄らぬ苦境に立たされていました。怒り、哀しみ……さまざまな感情が押し寄せ、祖国での暮らしに息苦しさを覚えた藤田嗣治は、日本脱出の道を選びます。
最終目的地パリへの経由地として辿り着いたニューヨークの自由な空気は藤田をして「何んでも出来る気がする」と言わしめました。本書では、藤田の新たな試み、代表作となる大作、心のうちを赤裸々に綴った絵手紙などを通して、一人の画家の再生と挑戦の道を辿ります。


♦CONTENTS 本書の主な内容
[総論] 越境と再生──ニューヨークの藤田嗣治 内呂博之
Prologue 失意と模索【日本 1945-1948】
戦時下にて (1) 街を描く
戦時下にて (2) 空を描く
戦後 (1) 裸婦像、再び──新たな画風とともに
[コラム] 戦後の裸婦と動物について 内呂博之
戦後 (2) 陶芸──藤田の手しごと
パリ 郷愁の想い
Main story 再生と挑戦【ニューヨーク 1949】

フランク・シャーマン宛絵手紙 水野昌美
新たな技法と作風の展開 ガラス絵とタイル画
[コラム] マシアス・コモール画廊での個展について 内呂博之
[コラム] 眼差しの復元:マシアス・コモール画廊 笹川治子
[コラム] 越境の決断──ニューヨーク発、岡田謙三宛の書簡をめぐって 内呂博之

Epilogue 希望の光、信仰への道ゆき【パリ 1950─】
パリ──突きつけられた現実
少女たち
理想の家
信仰の道へ
母子像から聖母子へ
出品作品リスト
藤田嗣治/レオナール・フジタ年譜
軽井沢安東美術館紹介
♦編者プロフィール 軽井沢安東美術館
2022年10月に新しくオープンした、日本のみならず世界でも初めての藤田嗣治(レオナール・フジタ)の作品だけを展示する個人美術館。美術館にはコレクター安東泰志の「眼」を通して蒐められた藤田作品が300点以上、収蔵されている。その展示室は“安東邸を再現する”というコンセプトのもとに構成。蒐集の出発点となった「猫」と「少女」の絵を中心に、広範に藤田作品を網羅し展示するかつてない美術館である。
■生誕140周年展「ニューヨークの藤田嗣治」2026年7月11日~2027年1月11日 軽井沢安東美術館(長野県北佐久郡軽井沢町)
♦刊行概要 『藤田嗣治 再生と挑戦のニューヨーク』

■発売日:2026年7月12日 (日)
■定価:2,640円(税込)
■仕様:B5変型判・112ページ
■発行:株式会社世界文化社
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