【DIOR】リッゾーリ社より高木由利子の写真集が刊行

「服も着る人も、動きによって、より美しくなる」 高木由利子
メゾン ディオールは、時代を超えてディオールの作品を讃える新しい写真集『Dior by Yuriko Takagi』を発表します。「高木由利子のレンズが伝説的な住所『モンテーニュ通り 30番地』を訪ねます。当時も今も、この場所の歴史を見守ってきた建物の内部は、彼女のカメラアイを通して突如として具現化する記憶として蘇ります」と、日本の著名な文化人である小池一子が本書の序文で述べています。日本写真界のアイコンである高木由利子による、幻想的なビジョンで昇華されたこの夢の領域は、彼女のレンズの魔法にかかり、クリスチャン・ディオールとその後継者たちがデザインしたシルエットに命が吹き込まれる超現実的な舞台となります。
オートクチュールのクリエイションを超えて、アーティストの注意を惹くのはトワル・オリヴィエ・サイヤールの言葉を借りれば「ドレスの輪郭」です。ファッション史家は、彼がスケッチとみなしたオートクチュールのトワルと、制作中のジェスチャーが痕跡として残るゲラとの間にアナロジーを描きます。「次のコレクションが映し出されるネガフィルム、一時的なスクリーンやモデル、それらは亡霊や妖怪のような曖昧な存在であると同時に、新しいアイデアを打ち出す誇り高き先駆者でもあります。これは、クリスチャン・ディオールの言葉をさりげなく反映しています。「インスピレーション源となったスケッチのように、これらのトワルにはほとんどディテールがありません。その重要性は、カット、ライン、形にあります」考古学のようでもあり、詩のようでもあるこの美的探求の中で、高木由利子はメゾンの伝統と彼女自身の芸術的ビジョンの間に深遠な対話を紡ぎ、ディオールの本質を解釈しています。
高木由利子の視覚言語は、クリスチャン・ディオールの 「生命の動き」*を捉えようとしています。彼女はイメージに独特の霞を吹き込み、衣服に命が宿りました。「これはある意味マジックです。光は静止していません。写真を撮るとき、私は光の動きの間にある秒数を数えるのです」と、彼女は東京で開催された「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展のカタログで説明しています。高木由利子の花への真摯な憧れを反映し、クリエイティブディレクターたちをつなぐ花は、ムッシュディオールの情熱と呼応しながら、重要な役割を担っています。このようにして、ディオールのルックは優雅なバレエの主人公となり、ディオールのDNAに永遠に刻み込まれたこの言葉へのオマージュとなります。「神秘的で予期せぬファッションは、未知の要素のおかげで、再び、驚異の最後の隠れ家のひとつとなります」* この魅力あふれる写真集は、リッゾーリ社から出版され、2025年9月より書店に並びます。
*クリスチャン・ディオールがソルボンヌ大学での講義のために執筆したノートより(1955-1957年)


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