絶対王者ウラディミール・クリチコが17度目の防衛戦で20戦全勝の「コブラ」プーレフを迎え撃つ!エキサイトマッチ~世界プロボクシング、WOWOWにて放送

11月16日(日)午前6:00~WOWOWメンバーズオンデマンドにて先行ライブ配信!

株式会社WOWOW

main image
=================================================
★エキサイトマッチ~世界プロボクシング
3団体統一絶対王者ウラディミール、17度目の防衛戦へ!
11月16日(日)午前6:00[WOWOWメンバーズオンデマンド]※先行ライブ配信
11月17日(月)夜9:00[WOWOWライブ]

3団体統一世界ヘビー級タイトルマッチ
ウラディミール・クリチコ(ウクライナ)/3団体統一世界ヘビー級チャンピオン vs
クブラト・プーレフ(ブルガリア)/IBF世界ヘビー級1位

http://www.wowow.co.jp/sports/excite/
=================================================


3団体統一世界ヘビー級タイトルマッチ
<ウラディミール・クリチコ対クブラト・プーレフ>

絶対王者クリチコのV17戦
番狂わせを狙う20戦全勝の「コブラ」


この試合はIBFの指名試合として挙行されるもので、6月にはイベント開催権を巡って入札が行われ、クリチコ側が725万ドル(約8億円)で落札。当初は9月6日に開催される予定だったが、8月下旬にクリチコが上腕二頭筋を痛めたため2ヵ月延期された経緯がある。
2000年~03年にかけてWBO王座を5連続KO防衛した記録を持つクリチコは、06年にIBFで返り咲きを果たしてからは16度の防衛をマークしている。世界戦だけでも25戦(23勝18KO2敗)を行っており、返り咲いてからはWBO王者、WBA王者との統一戦にも圧勝している。25戦のうち世界王者経験者がのべ14人含まれているように、対戦相手の質も高い。直近の2試合に関してもアレクサンデル・ポベトキン(ロシア)はWBAレギュラー王者、アレックス・リーパイ(オーストラリア)はWBO1位の指名挑戦者だった。ポベトキンからは計4度のダウンを奪って判定勝ち、リーパイは3度のダウンを奪って5回TKOに下している。
クリチコは198センチの長身と206センチの恵まれたリーチを生かして遠距離から左ジャブで突き放し、ここというところで右ストレートの大砲を放つ正攻法の右ボクサーファイターといえる。左は相手を牽制するだけでなくダメージを与える破壊力を持っており、極めて重要な役割を担っている。数々のKOを生み出した右は重量感があり、一撃で相手を沈めるパワーがある。危機を察すると足と左を多用して距離をキープするなど、ディフェンス能力にも長けている。20代のときに何度か痛い目に遭っているが、いまではその苦い経験がプラスに作用しているようだ。
挑戦者のプーレフは08年北京五輪にブルガリア代表として出場後にプロに転向した33歳で、ここまで20戦全勝(11KO)と無敗を保っている。12年から13年にかけてアレクサンデル・ディミトレンコ(ドイツ)、アレクサンデル・ウスティノフ(ベラルーシ)、トニー・トンプソン(アメリカ)と世界ランカーを連破してIBFのトップ・コンテンダーの地位に辿り着いた。上背はクリチコに4センチ及ばない194センチだが、アップライトの構えからフェイントを多用しながら左ジャブを繰り出し、好機に右で攻め込むスタイルを確立している。同じ左ジャブでもクリチコほどの破壊力はないが、その分、速くて執拗だ。出入りと間合いを外す足もある。「コブラ」というニックネームがあるが、一撃で仕留めるタイプではなく、徐々に毒を浸透させていって勝利を手繰り寄せるスタイルといえる。興味深いのは身長201センチのディミトレンコ、202センチのウスティノフ、196センチのトンプソンを苦にせずに攻略していることである。クリチコも「プーレフ自身がヘビー級として十分なサイズを持っており、テクニックも高いモチベーションもある。加えて私よりも大きな相手に勝っている。私の次に優れたヘビー級選手だ」と評して警戒している。
ともに左のジャブで試合の組み立てを図るタイプだけに、まずはリードパンチの差し合いに注目したい。ここでいつものようにクリチコが抜け出すようだと、中盤あたりで王者のKO防衛が見えてきそうだ。逆にプーレフが速い左と巧妙な位置どりでクリチコを惑わせることができれば、勝負の行方は分からなくなりそうだ。オッズは5対1でクリチコ有利と出ているが、その数字以上に番狂わせの可能性は高いカードといえる。

Written by ボクシングライター原功


↓↓↓最新情報はこちらから↓↓↓
■エキサイトマッチ~世界プロボクシング 番組オフィシャルサイト(wowow.co.jp/excite)
http://www.wowow.co.jp/sports/excite/


◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆

★エキサイトマッチ~世界プロボクシング
3団体統一絶対王者ウラディミール、17度目の防衛戦へ!
11月16日(日)午前6:00[WOWOWメンバーズオンデマンド]※先行ライブ配信
11月17日(月)夜9:00[WOWOWライブ]

3団体統一世界ヘビー級タイトルマッチ
ウラディミール・クリチコ(ウクライナ)/3団体統一世界ヘビー級チャンピオン vs
クブラト・プーレフ(ブルガリア)/IBF世界ヘビー級1位


★生中継!エキサイトマッチスペシャル ダブル世界タイトルマッチ 三浦隆司&ローマン・ゴンサレス
“ボンバーレフト”三浦隆司と“怪物”ローマン・ゴンサレスが出場するダブル世界戦を放送。3度目の防衛を目指す三浦と、全勝王者・ロマゴンの激闘を、横浜より生中継!
11月22日(土)午後4:45[WOWOWプライム]※生中継 ※無料放送

WBC世界S・フェザー級タイトルマッチ
三浦隆司(帝拳)/WBC世界S・フェザー級チャンピオン vs
エドガル・プエルタ(メキシコ)/WBC世界S・フェザー級1位

WBC世界フライ級タイトルマッチ
ローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)/WBC世界フライ級チャンピオン vs
ロッキー・フエンテス(フィリピン)/WBC世界フライ級8位


★生中継!エキサイトマッチスペシャル マニー・パッキャオvsクリス・アルジェリ
6階級制覇王者のパッキャオが、世界王者を破り勢いづく全勝の挑戦者アルジェリを迎え撃つ、WBO世界ウェルター級タイトルマッチを生中継!
11月23日(日・祝)午後0:00[WOWOWプライム]※生中継

WBO世界ウェルター級タイトルマッチ
マニー・パッキャオ(フィリピン)/WBO世界ウェルター級チャンピオン vs
クリス・アルジェリ(アメリカ)/WBO世界S・ライト級チャンピオン


■『W流 by WOWOW』~インタビューや記者会見、事前計量映像を無料配信~
http://st.wowow.co.jp/b/33/

■WOWOW エキサイトマッチファンクラブ がスタート!
http://www.wowow.co.jp/fan/

すべての画像


会社概要

株式会社WOWOW

1,791フォロワー

RSS
URL
http://www.wowow.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21F
電話番号
03-4330-8111
代表者名
山本 均
上場
東証プライム
資本金
50億円
設立
1984年12月