産業機器などの高速通信に適したフォトカプラ「PhotoICカプラ」を製品化

パナソニックグループ

パナソニック「PhotoICカプラ(50Mbpsタイプ)」パナソニック「PhotoICカプラ(50Mbpsタイプ)」


パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社(以下、パナソニック)は、電気的に絶縁しながら信号を伝達するフォトカプラの「PhotoICカプラ(※1)」を製品化、2016年9月から発売を開始します。モータやPLC(※2)などの産業機器の電気信号の高速通信に適しています。

・パナソニックの「PhotoICカプラ」
http://www3.panasonic.biz/ac/j/control/relay/photo-ic/index.jsp
・パナソニックの制御機器
http://www3.panasonic.biz/ac/j/index.jsp
・制御機器 知恵袋 ~制御機器の基礎から応用までエンジニアに役立つホットな情報を満載!
https://ac-blog.panasonic.co.jp/top
・商品のお問合せ先
https://www3.panasonic.biz/ac/j/user/new_question/index.jsp

工場でのIoT化の進展に伴い、工場や工程内のPLCやセンサなどの各種機器の通信部には、データ通信の高速化、高容量化の要求が高まっています。また、機器の誤動作や故障防止のため、機器内外から発生するノイズへの耐性も求められています。さらには高機能化を背景に、小型化と部品点数の増加が進み、機器内の発熱が高くなる傾向にあり、高温環境下での動作保証が要求されています。パナソニックでは、転送レート50Mbpsの高速通信と高い耐ノイズ性能および高温動作保証を実現した「PhotoICカプラ」を製品化、パナソニックとして初めて市場投入します。

<特長>
1. 転送レートTyp.50Mbpsの高速通信に対応
2. 高い耐ノイズ性能により、機器の高機能化に貢献
高瞬時同相除去電圧(CMTI(※3)):15kV/μsec以上
3. 高温での動作を実現
高温動作保証(摂氏-40度~摂氏+105度)

<用途>
産業機器(PLC、温調器、センサ、モータ、インバータ、サーボアンプなど)、エネルギーマネジメント機器(パワーコンディショナー、蓄電池など)、その他(各種I/O(Input/Output)インターフェース、エレベータ、環境インフラ用制御盤)

【商品のお問い合わせ先】
パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 メカトロニクス事業部
電話:0120-101-550
http://industrial.panasonic.com/ac/j/control/relay/photo-ic/index.jsp?ad=press_20160901

<用語説明>
※1 PhotoICカプラ
一般に「フォトカプラ」と呼ばれ、内部で電気信号を光に変換し再び電気信号へ戻すことによって、電気的に絶縁しながら信号を伝達する部品のこと。「PhotoICカプラ」はパナソニックの製品名です。
※2 PLC
工場の生産設備などに使われる制御機器で、プログラマブル・ロジック・コントローラ(Programmable Logic Controller)の略です。
※3 瞬時同相除去電圧(CMTI)
ノイズ信号に対する誤動作のしにくさを表す指標のことです。

全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] 産業機器などの高速通信に適したフォトカプラ「PhotoICカプラ」を製品化(2016年9月1日)
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2016/09/jn160901-6/jn160901-6.html

すべての画像


会社概要

パナソニックグループ

627フォロワー

RSS
URL
https://holdings.panasonic/jp/
業種
製造業
本社所在地
大阪府門真市大字門真1006番地
電話番号
06-6908-1121
代表者名
楠見 雄規
上場
東証プライム
資本金
2590億円
設立
1935年12月