海ノ民話アニメーション「千住大橋と大亀」が完成!アニメ監督が東京都足立区を訪問し「海ノ民話のまち」に認定 同日に地元の子どもたちを対象とした上映会を実施しました
2024年2月7日(水)11時30分~ 場所:ギャラクシティ まるちたいけんドーム
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。
<イベント概要>
日時 | 2024年2月7日(水)11時30分~12時10分 |
会場 | ギャラクシティ まるちたいけんドーム 住所:東京都足立区栗原一丁目3番1号 |
プログラム | 対象:在校生90名 ①完成アニメーション贈呈式、アニメ上映 ・沼田監督より完成アニメの贈呈 ・沼田監督よりご挨拶 ・アニメーション上映 ②民話の解説(足立区郷土博物館学芸員 荻原様) (今回の民話の内容、当時の時代背景、足立区の歴史について解説) ③川の授業と実験(お茶の水大学サイエンス&エデュケーションセンター 里先生) (川のはたらきと海との繋がり、汽水域の生物について映像を用いた授業を実施) ④質問受付、今後の展開の説明 ・子どもたちからの質問コーナー ・民話を活用した今後の商品開発や取り組みについて説明 |
<沼田監督コメント>
今回のアニメでは、隅田川がかつて暴れ川として恐れられていたことや、川が氾濫する仕組みが語られています。民話には先人たちのさまざまな教えが込められているので、アニメを通じて今の子どもたちに伝えることができればと思います。ぜひ、足立区だけでなく区外の皆さんにも見ていただきたいです。
<足立区制作経営部 勝田部長コメント>
自分自身が「まんが日本昔ばなし」を見て育った世代なので、今回、地元がアニメーションとなったことを誇りに思います。今後、小学生を対象に地域の環境、文化、風土を学ぶ教材として活用していきたいと思います。
上映会
プラネタリウムの大スクリーンに映し出されたアニメーションを、子どもたちは真剣なまなざしで鑑賞。上映後は足立区郷土博物館学芸員の荻原さんから、民話の内容と足立区の歴史について解説いただき理解を深めました。中でも、今回アニメーションとなった『千住大橋と大亀』は「あだちの七不思議」の1つであり、残り6つの不思議なお話があることに、子どもたちは興味津々でした。子どもたちからは、
「隅田川に大亀がいるという伝説に驚いた、大亀を見てみたい」
「隅田川の形が変わっていたという話は知らなかった」
といった感想が上がり、地域の河川に興味を持つきっかけとなったようです。
フィールドワーク
フィールドワークでは、お茶の水大学サイエンス&エデュケーションセンターの里先生による映像授業を行いました。川の流れと氾濫が起きる仕組みを実験装置を使って解説いただいたほか、川と海を行き来する汽水域の生き物についてクイズを交えて紹介いただきました。授業を受けた子どもたちからは、
「学校の理科の授業では分かりづらかった川の仕組みが、今回の映像では分かりやすかった」
「川と海を行き来するカニの赤ちゃん(幼生)の姿を初めて知った」と楽しく学習できた様子です。
商品展開
「お菓子作りのまち」と呼ばれる足立区で、15社の菓子製造業者が集まり設立された「あだち菓子本舗」さんと『千住大橋と大亀』とのコラボ商品が発売されます。今回、その中から「塩青のりクッキー」と「ゴカボー」の2つのお菓子を、上映会に参加した島根小学校の子どもたちにプレゼントしていただきました。
<千住大橋と大亀>
東京都足立区の海ノ民話アニメーション「千住大橋と大亀」や足立区にまつわる情報はこちらからご覧いただけます。
https://uminominwa.jp/animation/50/
<団体概要>
団体名称 :一般社団法人日本昔ばなし協会
URL :https://www.nippon-mukashibanashi.or.jp/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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