【新刊案内】リチウムイオン電池の安全性確保 ~ 関連する規制・規格と表示ルール 2023 ~ 調査・執筆:菅原 秀一 発行:(株)シーエムシー・リサーチ
リチウムイオン電池安全性維持のための必要知識として、安全性規格の改定、試験規格等を詳説し、実際のEV発火事故や全固体電池のメリット評価などの考察までを行った、安全確保の実務ガイドとして役立つ書籍!
書籍の定価は、90,000 円(税込 99,000 円)(書籍)、書籍とCDセットの定価はセット110,000 円(税込 121,000 円)(書籍+CD)となっており、ご購入受付中です。書籍目次の詳細や販売については以下の弊社サイトをご覧ください。
https://cmcre.com/archives/114978/
【新刊案内】リチウムイオン電池の安全性確保 ~ 関連する規制・規格と表示ルール 2023 ~
Practical Lithium-ion Battery Safety Regulations, Global Standards and Marking Rules. 2023
◎刊行に当たって
本書は2020年11月に発刊した「リチウムイオン電池の安全性確保と関連する規制・規格と表示ルール2021」の改訂版である。この間の2,3年は、世界的なコロナ禍と、欧州におけるエネルギーインフラの激変などがあった。
その一方でグローバルな、脱炭素の動きは着実に進行しており、内燃機関自動車ICEの廃止と、それに代わる電動自動車XEVの急拡大が見られる。2022年通期のXEV(BEV+PHEV)は世界で1,000万台を越え、そこで搭載された電池は550GWhを越えると推定される。
自動車のみならず、社会の電源インフラとして定着したリチウムイオン電池ではあるが、1991年の創出から現在まで、発火事故などが根本的に解決される状況は見えない。この10年の経緯を見るだけでも、大型化したスマートフォンの電池の充電中の発火、BEVの路上火災、各種の電池組込み機器の安全性の危惧などが、未解決のままである。
これに対して、JIS規格、IEC規格、UL規格(認証)やUNの国連危険物輸送勧告など、それぞれの時点で安全性の規格や試験方法は、新たに制定され運用面の工夫も重ねられて来た。一方で左記の規格類は、一定レベル以上のリチウムイオン電池の基本設計と製造技術、更にはその管理が前提になる。安全性を無視した“詰め込み設計”や製造工程での“異物混入”などはいくら安全性試験を繰り返しても、何ら解決にはならない。
現在、リチウムイオン電池は一部の特殊技術ではなくなり、販売・流通までも含む広い業務範囲で、国内外の諸規制やガイドラインを遵守し、責任分担を果たさなければ、自社の業務の存続が危ぶまれる。実務担当者は、数多く存在する規格、規則や試験方法の中で、有効なアクションを模索する状況があろう。
本書では最近の法改正を取り入れ、6章に分けて安全性の問題解決に役に立つ情報提供と、問題解決へのヒントを多く紹介したい。本書の内容の理解の為には、多少基礎的な電気化学や、二次電池工学的な知識も必要とするが、各章の末尾に基礎解説の図表も入れてあるので参考にして頂きたい。本書がスピーディな安全対策の一助となることを期待したい。
調査・執筆:菅原 秀一 / 企画・編集:シーエムシー・リサーチ
■ リチウムイオン電池の安全性確保 ~ 関連する規制・規格と表示ルール 2023 ~
■ 発 刊:2023年7月14日発行
■ 調査・執筆:菅原 秀一
■ 定 価:本体(冊子版) 90,000 円(税込 99,000 円)
本体 + CD (PDF版) 110,000 円(税込 121,000 円)
■ 体 裁:A4判・並製・343頁 カラー
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-42-2
➢ 2023年前期までの、主要な安全性規格の改定内容を集約!
➢ JIS、ULとUN輸送など、主要な試験規格は項目毎に詳細に解説!
➢ 電気用品安全法とPSEマークは、省令の運用改定も含めて解説!
➢ 増加するBattery EVの発火事故などは、その原因に遡って考察!
➢ 全固体電池の安全性(メリット)評価とケミカルハザードの課題!
➢ 安全性維持の担当者への、実務上のガイドラインを例示!
➢ 電池製品への警告表示(マーキング)はモバイル機器を中心に事例を紹介!
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【本書の構成および目次概要】
☆本書の詳細な目次はこちらから!
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参考資料一覧
はじめに
第1章 リチウムイオン電池の基本構成と安全性確保
1.1 基本用語と範囲
1.2 電池の用途拡大と発火事故の経緯
1.3 電池(セル)の構成、構造と基本特性
1.4 電気化学的な要件と安全性
1.5 セル設計と製造工程
1.6 安全性維持の要件(列記)
1.7 参考資料(正負極材、有機電解液ほか)
1.8 参考資料2(新たな正極材の特性)
1.9 (第1章の総括)異業種の連系と情報共有
第2章 安全性規格と試験の概要
2.1 測定規格と安全性規格(規格の役割分担)
2.2 内外の規格一覧と試験対象(セル、モジュールとシ ステム)
2.3 安全性試験の想定域と過酷度
2.4 安全性要求事項(合否判定)
2.5 参考資料_1(電池のAh容量と応用分野ほか)
2.6 参考資料_2(安全性試験チャート、過充電ほか)
第3章 国内外の安全性規格・試験の各論と実務対応
3.1 JIS C 8712、8714と電気用品安全法
3.2 JIS C 8715-1、-2(2012-2019)
3.3 UL、TUFと認証制度
3.4 UN 危険物輸送勧告と試験項目と運用
3.5 最近の国内法改正と国際化
3.6 電池の製品仕様、定格と購入手順
3.7 安全性試験の計画、目的と手順
第4章 電池応用製品ごとの規格・規制と安全性試験
4.1 携帯機器類分野
4.2 BEVなど自動車分野
4.3 BEVの充電インフラの安全性と法規制
4.4 医療(用)機器分野
4.5 再生可能エネルギーの蓄電システム(定置)
第5章 電池と応用製品の表示(マーキング)と背景の規則等
5.1 各国の表示アイコン
5.2 EU電池指令
5.3 電気用品安全法
5.4 リサイクル関係法規
5.5 表示の実例とまとめ
第6章 安全性問題の根本解決への模索
6.1 リスクとハザード
6.2 ケミカルハザード(電解液、電解質と固体電解質)
6.3 BEVの発火事故の現状と対策
6.4 全固体リチウムイオン電池
第7章 まとめ
7.1 蓄電デバイスの東西・南北
7.2 BEVの CO2発生と水素燃料電池車
7.3 安全性への対応、大中小と用途
安全性試験関係 英和技術用語 JISとUNEC
☆目次の詳細とお申し込みはこちらをご覧ください↓
https://cmcre.com/archives/114978/
◎CMCリサーチ刊行関連書籍のご案内
(1) 車載用リチウムイオン電池リサイクル:技術・ビジネス・法制度
https://cmcre.com/archives/113697/
■ 発 行:2023年6月14日
■ 監 修:福代 和宏(山口大学大学院 教授)
■ 定 価:本体(白黒) 80,000 円(税込 88,000 円)
本体+CD(カラー) 100,000 円(税込 110,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・本文182頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-41-5
☆ 詳細とご購入はこちらから↓
https://cmcre.com/archives/113697/
(2) 電池の回収・リユース・リサイクルの動向 およびそのための評価・診断・認証
https://cmcre.com/archives/111591/
■ 発 刊:2023年4月6日
■ 定 価:冊子版 90,000円(税込 99,000円)
セット(冊子 + CD) 100,000 円(税込 110,000円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・323頁・モノクロ
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-37-8
☆ 詳細とご購入はこちらから↓
https://cmcre.com/archives/111591/
(3)リチウムイオン電池の製造プロセス&コスト総合技術2022(進歩編)
https://cmcre.com/archives/102916/
■ 発 行:2022年9月14日
■ 調査・執筆:菅原 秀一
■ 定 価:本体 90,000 円(税込 99,000 円)
本体 + CD 100,000 円(税込 110,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・165頁 カラー
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-27-9
↓詳細とご購入はこちらから
https://cmcre.com/archives/102916/
(4)リチウムイオン電池の製造プロセス&コスト総合技術2022(基礎編)
https://cmcre.com/archives/102857/
■ 発 行:2022年9月8日
■ 調査・執筆:菅原 秀一
■ 定 価:本体価格 130,000円(税込 143,000円)
本体 + CD 150,000円(税込 165,000円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・602頁 カラー
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-26-2
↓詳細とご購入はこちらから
https://cmcre.com/archives/102857/
(5)世界の車載用LIBのリユース・リサイクル 最新業界レポート
https://cmcre.com/archives/96130/
■ 発 行:2022年4月11日
■ 定 価:冊子版 140,000 円(税込 154,000 円)
セット(冊子+CD) 170,000 円(税込 187,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・170頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-20-0
↓詳細とご購入はこちらから
https://cmcre.com/archives/96130/
☆ 詳細とご購入はこちらから↓
https://cmcre.com/archives/78988/
◎CMCリサーチセミナー/ウェビナーのご案内
☆続々追加中!
☆開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓
https://cmcre.com/archives/category/seminar/semi_cmcr_f/
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