【舞台は中野区】かもめんたる・岩崎う大さん、戦慄…! 芥川賞作家・羽田圭介の最新作『その針がさすのは』、11月27日に新潮社より発売決定!
この街、まだ満州と繫がってるかもよ? 日常からの逸脱を描いた、第2回「東京中野文学賞」大賞受賞作
『スクラップ・アンド・ビルド』で芥川賞を受賞し、ほかにも『メタモルフォシス』『成功者K』『Phantom』『滅私』『タブー・トラック』『バックミラー』など、次々に話題作を発表してきた羽田圭介さんの最新刊『その針がさすのは』が、11月27日に新潮社より刊行されます。

『その針がさすのは』は、東京都中野区を舞台に描かれた、第2回東京中野文学賞(主催:一般社団法人中野区観光協会・中野文学賞実行委員会)の大賞受賞作です。中野区在住のお笑い芸人、かもめんたる・岩崎う大さんが絶賛&戦慄のコメントをお寄せくださいました。
中野は不思議だ。機械時計も不思議だ。絶対なんかやってるって。じゃなきゃおかしい。この小説も。
羽田さんの新たな到達点『その針がさすのは』、11月27日の発売をどうぞお楽しみに!
■著者コメント
自分にとって切実な事、人から聞いた話、ネタ帳に記してあったが単体で小説にするには難しい話――。そういったものを、中野を舞台として調理したら、今まで書きたくてもなかなか書けなかったような小説を書き上げられました。行き交う人々の肩の力を抜けさせるような、中野という街に流れる特有の空気感が、意図せず著者にとっての最高傑作を生み出したのだと思います。
■内容紹介
この街、満州と繫がってたって? 中野区を舞台に芥川賞作家が真骨頂を発揮する!
僕が住む中野は再開発の真っ最中だ。サンプラザが閉館し、高層マンションの建設が進んでいる。そんなこの街が戦前、満州国と電信ケーブルで繫がっていたらしい。不妊治療手術を受けた僕は、断絶した歴史と接続してしまったのだろうか――。芥川賞作家の想像力が、中野区を舞台に爆発する。第2回東京中野文学賞大賞受賞作。
■著者紹介:羽田圭介(はだ・けいすけ)
1985(昭和60)年、東京都生まれ。高校在学中の2003(平成15)年に「黒冷水」で文藝賞を受賞しデビュー。明治大学商学部商学科卒。2015年、「スクラップ・アンド・ビルド」で芥川賞を受賞。その他の著書に『走ㇽ』『盗まれた顔』『メタモルフォシス』『コンテクスト・オブ・ザ・デッド』『成功者K』『ポルシェ太郎』『Phantom』『滅私』『タブー・トラック』『バックミラー』などの小説、『羽田圭介、家を買う。』などのエッセイがある。
■書籍データ
【タイトル】 その針がさすのは
【著者名】 羽田圭介
【発売日】 2025年11月27日
【造本】 四六判ハードカバー
【定価】1,925円(税込)
【ISBN】 978-4-10-336113-8
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