【セント レジス ホテル 大阪】 エグゼクティブ ペストリーシェフ　桑原 涼介 着任のお知らせ

フランス菓子の技法に現代的な感性を重ね、素材の魅力を最大限に生かすペストリーを追求

2025年11月28日（金）- セント レジス ホテル 大阪（所在地：大阪市中央区、総支配人：ルナ・バズラチャリャ）では、2025年11月1日付でエグゼクティブ ペストリーシェフとして桑原 涼介が着任いたしました。伝統を受け継ぎながら、モダンな洗練を纏ったセントレジスの世界観に新たな息吹をもたらす、繊細で奥行きのあるペストリーをお届けしてまいります。

桑原は約20年にわたり国内外で経験を積み、ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブションやピエール・エルメといったフランス菓子の最前線に触れながら技術と感性を磨いてきました。キャリアの中核となったのは、台北ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブションおよびサロン・ド・テにおける統括シェフパティシエとしての経験で、二ツ星を含む複数店舗のペストリーを総合的に監修。デザートやケーキの開発のみならず、ラグジュアリーブランドのイベント協力やケータリング、講習会や動画配信など、多方向からブランド哲学を表現する手腕が高く評価されました。

帰国後は沖縄にて、地域の魅力ある素材を取り入れたスイーツブッフェやアフタヌーンティーを手がけ、リゾートに新たなスイーツ文化を根づかせる存在として活躍。その後はラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション 六本木でシェフパティシエとして伝統的なフランス菓子とアシェットデセールを磨き、企画開発を通じて表現の幅をさらに広げました。
ペストリーづくりにおいて彼が最も大切にしているのは、素材の持ち味を最大限に生かすシンプルな美味しさ。主役となる香りが一口目に真っ直ぐに届くよう構成を整え、味や香りの組み合わせは三つ以内に絞り込み、過剰な装飾を排したスタイルを貫きます。相反するようでありながら調和するパンチの効いた優しい味わいは、国内外で積み重ねてきた経験から生まれた、桑原ならではの感性です。

桑原の手から生まれるデザートの数々は、素材の気配と香りがそっと重なり、品格ある表情と静かな余韻を湛えて、セントレジスでのひとときをより豊かに深めていきます。
「私たちのつくるデザートが、皆さまのひとときをより豊かで心に残るものにできるよう、これからも真摯に取り組んでまいります」と語る桑原が、セントレジスの時を超えて受け継がれる品格と自身の感性を響かせながら、新たなスイーツの表現を生み出してまいります。

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