人気作「ウルトラマンレオ」をハイビジョンで放送!おおとりゲン役の真夏竜が撮影当時を振り返る!
WOWOWプライムでは、2013年末から「円谷プロ×WOWOW プロジェクト第2弾」と題して、「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンA」「ウルトラマンタロウ」「ウルトラマンレオ」など「第2期ウルトラマンシリーズ」と呼ばれる人気の4作品をハイビジョンで放送してきた。12月29日からはついにそのクライマックスとなる「ウルトラマンレオ ハイビジョンリマスター版」(全51話)の放送が決定。それを記念して、主人公・おおとりゲンを演じた真夏竜と、落語家の柳家喬太郎がその魅力を語り合った。
1974年4月から翌年の3月にかけて放送された第2期ウルトラマンシリーズの到達点、「ウルトラマンレオ」は、ウルトラシリーズの中でも屈指の熱血作品として知られている。これまでのウルトラマンたちがM78星雲・光の国の出身だったのに対し、レオはL77星の出身。マグマ星人の侵略によって故郷を失ったレオは、おおとりゲンという人間の姿に変えて地球を第二の故郷として暮らし始める、という設定となっている。また、当時のカンフーブーム、スポ根ブームなどを反映して、「光線技よりも、空手などの肉弾戦法が得意」という設定も導入。かつてウルトラセブンとして活躍していたモロボシ・ダンがゲンに課す過酷な特訓シーンも語り草となっている。真夏も「人間は誰も基本的に弱いもの。だからレオを観て、強くなりたいとか、頑張れば強くなれるんだというような希望を与えられた。そんな作品に出演できたのはありがたいことですね」と振り返る。
おおとりゲン役のオーディションには3000人近い応募があったというが、その中には該当者はなし。その時に真夏のことを思い出したという第1、2話を撮る真船禎監督から連絡があった、という。「アクションはできるのかと聞かれたので、『少林寺拳法をやっていました』と。それから少しお話しして、廊下で少し待っていたら『決まったよ』と。それから次の日は早速衣装合わせ。僕はクラブで歌を歌っていたんで、『じゃ、主題歌を歌ってみるか』と。皆さん、切羽詰まっていたみたいで。次から次へととんとん拍子で決まっていくんです」と述懐する。
撮影はとにかくハードだったそうで、「朝7時から夜中まで。寝たと思ったらすぐに撮影所に行く感じ。本当に余裕はなかったですね。でも、当時は23歳でしたから、体の大変さは感じなかったですね」という真夏。そんな彼が思い出に残る撮影は、「1月の寒い時期に海に何日も浸かって。皆さん、よかったら1月の海に入ってみてください。人が死ぬ温度ですよ。それから次の日は川に入ってみて。それからブレーキの甘いジープに追いかけられてみてはどうでしょうか? ブレーキを踏んでも5メートルくらい止まらないんですから。僕のふくらはぎにバンパーが当たるんですよ。監督に本気で抗議しましたよ。つまづいて転んだりしたら危ないですよね。その時、僕はすごい目で抗議したんでしょうね。そしてその怒った目を、カメラが捉えていたんですね。後にファンの方から『目の芝居がすごかった。いい演技をしてましたね。今、あの目で演技をする人はいませんよ』と言われてね。そうじゃないんです。あの時、僕は真剣に怒ってたんですよ」と冗談交じりに振り返り、笑ってみせた。
そして最後に、およそ40年にわたりファンから愛され続けてきた「ウルトラマンレオ」について「40年たって、いまだに熱いまなざしを投げかけてくれるファンの方がたくさんいることはありがたい。光栄だと思っています。『ウルトラマンレオ』は皆さんのもの。僕のものじゃないと思っています」としみじみ付け加えた。
ウルトラマンレオ ハイビジョンリマスター版
12月29日(月)午前8:00よりWOWOWプライム
円谷プロ×WOWOW プロジェクト第2弾 ウルトラマンシリーズ4作品ハイビジョン大作戦!
オフィシャルHP⇒ http://www.wowow.co.jp/drama/ultra/
「ウルトラマンレオ」真夏竜×柳家喬太郎 スペシャルトークも無料動画サイト“W流”でご覧いただけます。
http://st.wowow.co.jp/special/detail/129
1974年4月から翌年の3月にかけて放送された第2期ウルトラマンシリーズの到達点、「ウルトラマンレオ」は、ウルトラシリーズの中でも屈指の熱血作品として知られている。これまでのウルトラマンたちがM78星雲・光の国の出身だったのに対し、レオはL77星の出身。マグマ星人の侵略によって故郷を失ったレオは、おおとりゲンという人間の姿に変えて地球を第二の故郷として暮らし始める、という設定となっている。また、当時のカンフーブーム、スポ根ブームなどを反映して、「光線技よりも、空手などの肉弾戦法が得意」という設定も導入。かつてウルトラセブンとして活躍していたモロボシ・ダンがゲンに課す過酷な特訓シーンも語り草となっている。真夏も「人間は誰も基本的に弱いもの。だからレオを観て、強くなりたいとか、頑張れば強くなれるんだというような希望を与えられた。そんな作品に出演できたのはありがたいことですね」と振り返る。
おおとりゲン役のオーディションには3000人近い応募があったというが、その中には該当者はなし。その時に真夏のことを思い出したという第1、2話を撮る真船禎監督から連絡があった、という。「アクションはできるのかと聞かれたので、『少林寺拳法をやっていました』と。それから少しお話しして、廊下で少し待っていたら『決まったよ』と。それから次の日は早速衣装合わせ。僕はクラブで歌を歌っていたんで、『じゃ、主題歌を歌ってみるか』と。皆さん、切羽詰まっていたみたいで。次から次へととんとん拍子で決まっていくんです」と述懐する。
撮影はとにかくハードだったそうで、「朝7時から夜中まで。寝たと思ったらすぐに撮影所に行く感じ。本当に余裕はなかったですね。でも、当時は23歳でしたから、体の大変さは感じなかったですね」という真夏。そんな彼が思い出に残る撮影は、「1月の寒い時期に海に何日も浸かって。皆さん、よかったら1月の海に入ってみてください。人が死ぬ温度ですよ。それから次の日は川に入ってみて。それからブレーキの甘いジープに追いかけられてみてはどうでしょうか? ブレーキを踏んでも5メートルくらい止まらないんですから。僕のふくらはぎにバンパーが当たるんですよ。監督に本気で抗議しましたよ。つまづいて転んだりしたら危ないですよね。その時、僕はすごい目で抗議したんでしょうね。そしてその怒った目を、カメラが捉えていたんですね。後にファンの方から『目の芝居がすごかった。いい演技をしてましたね。今、あの目で演技をする人はいませんよ』と言われてね。そうじゃないんです。あの時、僕は真剣に怒ってたんですよ」と冗談交じりに振り返り、笑ってみせた。
そして最後に、およそ40年にわたりファンから愛され続けてきた「ウルトラマンレオ」について「40年たって、いまだに熱いまなざしを投げかけてくれるファンの方がたくさんいることはありがたい。光栄だと思っています。『ウルトラマンレオ』は皆さんのもの。僕のものじゃないと思っています」としみじみ付け加えた。
ウルトラマンレオ ハイビジョンリマスター版
12月29日(月)午前8:00よりWOWOWプライム
円谷プロ×WOWOW プロジェクト第2弾 ウルトラマンシリーズ4作品ハイビジョン大作戦!
オフィシャルHP⇒ http://www.wowow.co.jp/drama/ultra/
「ウルトラマンレオ」真夏竜×柳家喬太郎 スペシャルトークも無料動画サイト“W流”でご覧いただけます。
http://st.wowow.co.jp/special/detail/129
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