ゴスペラーズが演劇公演で60年代のヒットソングをカバー「僕ら自身も後世で歌い継がれるような作品を残していきたい」
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舞台は60年代の東京。貧乏だが音楽に情熱をかけるテツヤ(村上てつや)と友人のカオル(黒沢薫)は、金持ちが集まる大学の軽音部室から楽器を盗もうとするが、そこの学生たちに見つかってしまう。警察に突き出されるところだったが、カオルは妹の結婚式があるためいったん解放されて地元へ。代わりにテツヤが部室に勾留され、果たして約束どおりカオルが戻ってくるのか、真の友情が問われることになる。カオルに同行する大学生のカルロスを酒井雄二、学生のケンジを北山陽一、同じくジミーを安岡優が演じ、ゲストとして俳優の田中聡元がサークルのリーダーを演じる。
芝居の合間に披露される歌は、洋楽を中心にした往年のヒット曲。ザ・ビーチボーイズのSurfin' U.S.A.を黒沢と酒井のリードボーカルで、テンプテーションズの「My Girl」を村上のリードで。さらに、ビートルズの名曲「Please Please Me」を安岡のリードで歌うなど、それぞれの声質を活かした歌が、観客をオールディーズの時代に連れていった。さらに、映画『ジャージー・ボーイズ』で再注目されたフォー・シーズンズの「Sherry」や「君のもとへ帰りたい」(カバー曲名「太陽の5人」)など、高い歌唱力をもつゴスペラーズならではのハイレベルなカバーが披露されている。
「ゴスペラーズの『ハモれメロス』」は、WOWOWライブにて12月27日(土)午後8:30放送
WOWOWオフィシャルサイト⇒ http://www.wowow.co.jp/stage/hamore/
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