”少女マンガの神”萩尾望都が、デビュー前から近年まで50余年にわたって描きためた秘蔵のスケッチブックを大公開!『萩尾望都スケッチ画集I「ポーの一族」と幻想世界』11月27日発売!
プロットからキャラクター造形、セリフ、コマ割り……。創作のひみつが克明に記された数多のスケッチブックから、より抜きの画を収録。唯一無二の美しき描線が織りなす、めくるめく萩尾ワールドの扉が開く。「ポーの一族」をはじめ、忘れがたい代表作の数々が誕生するその瞬間が、いま明らかに……。

200冊におよぶ膨大な数のスケッチブックの中から、選りすぐりの約170点を収録しました。第Ⅰ巻の主なラインナップは「ポーの一族」シリーズを筆頭に「ゴールデンライラック」、「イグアナの娘」、「戯曲 半神」、〈バレエ パレット ロマン〉シリーズ、「王妃マルゴ」などなど。デビュー前の初々しいカットや、有名作品の別ヴァージョンと思しきメモ書き、未知のキャラクターも! ページを繰るたびに驚くべき発見があります。素描だからこそ、よりストレートに味わえる繊細で流麗な描線にも、目を奪われることでしょう。
作者の頭の中でアイディアがひらめき、スケッチブックに描かれ、熟成され、やがて完成して世に出てゆく――創作の過程が手に取るようにわかる、非常に貴重な1冊です。モー様ファンの方々だけでなく、さまざまな分野でクリエイターを目指す方々にとっても、刺激的な内容となっています。萩尾先生の最新インタビューと、ご自身によるスケッチ画解説も必読です。
■2026年春以降、続刊発売予定!
『萩尾望都スケッチ画集II 「11人いる!」とSF世界』(仮)
『萩尾望都スケッチ画集III 「トーマの心臓」とドラマ世界』(仮)
■著者紹介:萩尾望都 はぎお・もと
1949年、福岡県生れ。1969年、「ルルとミミ」でデビュー以来、SFやファンタジーなどを取り入れた壮大な作風で名作を生み出し続けている。1976年、「ポーの一族」「11人いる!」で小学館漫画賞、1997年、「残酷な神が支配する」で手塚治虫文化賞マンガ優秀賞、2006年、「バルバラ異界」で日本SF大賞ほか受賞多数。2012年には少女マンガ家として初の紫綬褒章を受章。2017年、朝日賞を受賞。2019年、文化功労者に選出。2024年、日本芸術院会員に就任。
※「手塚治虫」の「塚」は、正しくは旧漢字
■書籍概要
【タイトル】『萩尾望都スケッチ画集I「ポーの一族」と幻想世界』
【著者名】 萩尾望都
【発売日】 2025年11月27日
【造本】 B5判
【定価】 4070円(税込)
【ISBN】 978-4-10-399604-0
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