資生堂の美のメンバーシップサービス「Beauty Key」が2023年度グッドデザイン賞を受賞
資生堂ジャパン株式会社と資生堂インタラクティブビューティー株式会社、アクセンチュア株式会社が開発した資生堂の会員サービスアプリ「Beauty Key」が、公益財団法人日本デザイン振興会の主催で毎年デザインが優れた物事に贈られる賞である2023年度のグッドデザイン賞を受賞しました。
Beauty Keyサイト:https://www.shiseido.co.jp/beautykey/?rt_pr=trp16
Beauty Keyは店舗やブランドごとに異なっていた資生堂の会員サービスを一つに集約し、公式スマートフォンアプリを通じて2022年9月から提供開始した新たな会員サービスです。名称には”お客さま一人ひとりのなりたい「美」の扉を開くための鍵”という意味が込められており、顧客は場所や時間を選ばずに美容サービスや会員特典を受けることができます。お客さまや従業員との対話を重ねながら行われた当アプリの開発においては、使いやすいUI/UXや資生堂らしさを感じられるビジュアルだけでなく、お客さま一人ひとりの「美」の実現をフルサポートするためのデータ活用や店舗スタッフが接客に集中できるオペレーションへの刷新まで考慮されました。
《審査員の評価コメント》
「Beauty Key by Shiseidoは、ブランドロゴである抽象的な花のイメージを軸に、インターフェース全体の視覚言語の基調となる「カーブ」や「なめらかさ」といった主要な視覚的特徴を抽出した、統一性の高い視覚言語のデザイン事例である。作品全体がアートであるかのように目を楽しませてくれ、優しい視覚言語は女性向けスキンケア製品のハイブランドという製品ポジショニングにふさわしい。製品機能は実用的で、スキンケアのペインポイントに基づいてデザインされている。明確かつナチュラルなインターフェースとインタラクションデザインに加え、優れた視覚効果により素晴らしい体験を提供する。」
《グッドデザイン賞とは》
グッドデザイン賞は、1957年に旧通商産業省によって設立された「グッドデザイン商品選定制度」(通称Gマーク制度)を継承する、総合的なデザイン評価・推奨の運動です。単にものの美しさを競うのではなく、産業の発展とくらしの質を高めるデザインを、身の回りのさまざまな分野から見いだし、広く伝えることを目的としています。世界でも有数の規模と実績を誇るデザイン賞として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加するとともに、よいデザインを社会に広める運動としても多くの人びとから支持されています。
《資生堂インタラクティブビューティー株式会社》
株式会社 資生堂と、デジタルサービスと先端テクノロジーの領域で多くの支援実績を持つアクセンチュア株式会社が、2021年7月に設立した合弁会社です。資生堂インタラクティブビューティーでは、同社で開発した「Beauty Key」の導入を筆頭に、データに基づくオンラインとオフラインを 融合したパーソナルな顧客体験を創造・進化させ、資生堂が目指す「Global No.1 Data-Driven Skin Beauty Company」の実現に向けて、 日本市場のビジネスモデルの革新を推進しています。
公式ホームページ:https://www.shiseidointeractive.com/ja/?rt_pr=trp16
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