”知の巨人”植草甚一が絶賛したNYミステリー幻の傑作がここに!ジャドスン・フィリップスの『終止符には早すぎる』(矢口誠訳)が、11月28日(金)、新潮文庫より刊行!
誰からも好かれる、誰よりも孤独な容疑者。姿を消した容疑者の驚くべき過去が明かされる――。
植草甚一の名著『雨降りだからミステリーでも勉強しよう』で絶賛された、ジャドスン・フィリップス幻の傑作『終止符には早すぎる』(矢口誠訳)が、11月28日(金)、新潮文庫より刊行となります。

〝知の巨人〟故・植草甚一が、名著『雨降りだからミステリーでも勉強しよう』(1972年)のなかで、まるまる一章を費やしてその魅力を綴ったのが、この『終止符には早すぎる』。以来、邦訳紹介されないまま幻の名作とされてきた本作の原著が発表されたのは1962年。半世紀も昔の作品ですが、当時のニューヨークの夜をヴィヴィッドに描きこみ、古さをいっさい感じさせない筆力。そして、殺人の容疑者として追われる主人公の大富豪をはじめ、キャラクター造形もおみごと。何よりいちばんの魅力といえるのが、ますます陰惨なテーマが多くなっている海外ミステリー界にあって、稀なほどに爽やかな読後感でしょう。巧みな匙加減で胸を打つ人間ドラマへと織り上げていきます。さらに巻末には、小山正氏による20ページ近い詳細な解説、著者の膨大な創作を網羅する40ページもの著作リストを付記しました。ミステリー・ファン必携。
■書籍内容
大都会ニューヨークの夜。いままさにアパートメントビルのテラスから飛び降りようとしている若い娘が一人。警官や近親者の説得にもかかわらず、彼女の決意は固かった。誰もが固唾をのみ見守るなか、殺人事件の容疑をかけられ姿を消していた富豪投資家が現れ、彼女に近づいていく……。‶知の巨人〟植草甚一が『雨降りだからミステリーでも勉強しよう』で絶賛。NYミステリーの隠れた名作。
■著者・訳者紹介
【著者】ジャドスン・フィリップス <Judson Philips>(1903-1989)
マサチューセッツ州ノースフィールド生まれ。本名はジャドスン・ペンティコースト・フィリップス。100冊以上ものミステリーや探偵小説を発表したアメリカの作家。ヒュー・ペンティコースト名義でも知られている。 1930年代にはスポーツ小説も数多く発表。アメリカ探偵作家クラブ(MWA)会長も務め、’73年に同クラブの巨匠賞を受賞している。
【訳者】矢口誠 (Yaguchi Makoto)
1962年生まれ。慶應義塾大学文学部卒。ウェストレイク『さらば、シェヘラザード』、マッケイブ『ブッチャー・ボーイ』、ホワイト『気狂いピエロ』、ヒッチェンズ『はなればなれに』、アンダースン『夜の人々』、スウェレン=ベッカー『キル・ショー』など、訳書多数。
■書籍データ
【タイトル】終止符には早すぎる
【著者名】ジャドスン・フィリップス/矢口誠訳
【発売日】2025年11月28日
【造本】文庫
【定価】880円(税込)
【ISBN】978-4-10-241141-4
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