75年前の創刊以来初、「芸術新潮」が他誌とコラボ! タッグを組んだお相手は話題の文芸誌「GOAT」 【「芸術新潮」12月号は、2025年11月25日発売】
じつは仲良し、アートと文芸。2本の特別コラボ記事が両誌に掲載されます。
都内某所で偶然出会った異なる出版社の異なるジャンルの雑誌編集者二人。今度なにか一緒にやりませんか?――ふつうは社交辞令で終わってしまう会話から、前代未聞のコラボ記事が実現しました。
1本目の記事は、現代美術ユニットNerholの展覧会に触発され、若手川柳作家・暮田真名さんが川柳とエッセイを両誌に寄稿。華やかなグラビア写真も見逃せません。
2本目の記事は、漫画家のぱらりさんが、画家・諏訪敦さんの大規模個展に触発されて「芸術新潮」誌上に漫画を、「GOAT」誌上にイラストルポを掲載。
「芸術新潮」12月号と「GOAT Winter 2026」(2025年12月3日発売)、二誌の異なるアプローチによる記事をコンプリートしよう。

9月にエッセイ『死んでいるのに、おしゃべりしている!』(柏書房)を上梓したばかりの若手川柳作家・暮田真名さんが、埼玉県立近代美術館で開催された「Nerhol 種蒔きと烏 Misreading Righteousness」展(2025年7月12日~10月13日)を訪ね、展示の中に埋め込まれたNerholのメッセージを、宇宙人のような視点で発掘。乱反射するイメージの森に身体ごと分け入り、軽妙な川柳とショート・エッセイを寄稿してくださいました。「芸術新潮」ではbranchが、「GOAT」ではcarve outがキーワード。どちらもNerholのシリーズ作品のタイトルです。暮田さんの宇宙人風ファッションにもご注目ください。
暮田さんのコメントです。
〈Nerholさんの作品に、「ああ、わたしたちの記憶とは、存在とは、まさにこのようなものだ」と言い当てられたようでした。受け取ったインスピレーションを、川柳と、エッセイと、ファッションに込めました。〉

『いつか死ぬなら絵を売ってから』(秋田書店)で話題の漫画家・ぱらりさんが訪ねたのは、天王洲アイルのWHAT MUSEUMで開催中の展覧会「諏訪敦 | きみはうつくしい」(2025年9月11日~2026年3月1日)。戦時下の京都で展覧会を企画するふたりの漫画家を描いた『膠と油』(小学館)の登場人物二人が、(たぶん)タイムスリップしてこの展覧会を鑑賞、ルポしているのが「GOAT」。諏訪作品に触発されて画材や画題について考えを巡らせる漫画が「芸術新潮」に掲載されています。「GOAT Winter 2026」のテーマは「美」。「美」ってなんだろう? 「美」は、「芸術新潮」そのもののテーマでもありますが、言葉とイメージの新たな出会いから、この問いへの考察はますます深化してゆきそうです。
ぱらりさんからもコメントをいただきました。
〈繊細で美しい諏訪さんの作品と向き合う機会を頂けて光栄です。その世界観に自分の手で触れるのは緊張もありましたがそれ以上に発見と喜びが大きく、楽しく参加させて頂きました…!〉



■「芸術新潮」とは
「芸術新潮」は1950年創刊のビジュアル月刊誌。幅広い年齢層を読者対象とした美術を含む総合カルチャー誌です。
■ 雑誌データ
【タイトル】芸術新潮 2025年12月号
【発売日】2025年11月25日(金)
【定価】1,900円(税込)
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