【LINEリサーチ】高校生の兄姉・弟妹で最も多いケンカの理由は「生活態度」、特に長男長女では4割を占め1位に 下の子になるほどケンカの理由が「特にない・わからない」という回答が多い傾向

LINEリサーチ、高校生の兄姉・弟妹とのケンカの理由に関する調査を実施

LINE株式会社

LINE株式会社では、同社が保有する約529万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しております。

このたびLINEリサーチでは、日本全国の高校1年生~3年生の男女を対象に、兄姉・弟妹とのケンカの理由に関して調査いたしましたので、その結果をお知らせします。

※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます:http://research-platform.line.me/archives/35999781.html
◾️ささいなことで始まるケンカ

兄姉・弟妹とどのようなことでケンカをするかについては、全体的にみるとケンカの原因で最も多いのは「生活態度」でした。その他の上位に、「いたずら・ちょっかい・からかい」「音量・騒音」がランクインしました。

「生活態度」は長男長女でも1位で、約4割と特に多い傾向がありました。弟妹の生活態度を気にしている様子がうかがえます。「話し方・言葉づかい」や「家族への態度」は、長男長女・真ん中っ子の方が末っ子よりも多く、真ん中っ子では「そうじ・片付け・整理整とん」や「たのみごと・たのまれごと」「ものの貸し借り」が長男長女・末っ子よりも多い結果となりました。
また、真ん中っ子、末っ子など下の子になるほどケンカの原因が「特にない・わからない」という回答が多い傾向がありました。

◾️ケンカもするけど、兄姉は頼れる大きな存在

真ん中っ子、末っ子の女子高生・男子高生にとって兄・姉はどのような存在かについては、男女共に「頼れる」「大事な存在」という回答がTOP2にランクインしました。全体的に、女子高生の方が男子高生よりもさまざまなイメージをたくさん持っている傾向でした。「頼れる」「大事な存在」と思っている割合が多いほか、「尊敬」「大人」「目標」「お手本」など、兄や姉をリスペクトしている女子高生・男子高生が多いことがわかりました。さらに女子高生の回答には「親友のような存在」「絶対の味方」という回答も上位にランクインしました。

◾️思い通りにならない弟・妹だけど大事な存在

長男長女や真ん中っ子の女子高生・男子高生にとって弟・妹はどのような存在かについては、TOP2は「いうことを聞かない」、「大事な存在」という結果になりました。3位は男女共に「逆らってくる」、4位以降は、「かわいい」、「ずるい」、「守りたい」といった回答がランクインしました。弟・妹の存在は、全体的に、「いうことは聞かない」けど「大事な存在」、「逆らってくる」けど「かわいい」など、いろいろな感情が入り混じるという興味深い結果となりました。
また、兄姉に対しては「頼れる」が1位でしたが、兄姉が「自分を頼ってくれている」と思っている回答は7位と、少しギャップがある結果になりました。
男女の違いとしては、女子高生は年下の弟・妹に対して「親友のような存在」という親しみを持つ割合が多かったのに対し、男子高生は「傷つけたくない」という回答が10位にランクインしました。

◾️兄姉、弟妹がいてくれて良かった、みんなの声を紹介

兄姉、弟妹がいて良かったことについて、さまざまな回答が寄せられました。

長男長女は、弟や妹がいることで意見がぶつかったり、ケンカをしたりすることはあるものの、「成長する様子を見続けることができる」や「ライバルが近くにいると思える」といった声があがりました。一緒に生活をすることで、すぐ側で成長を見届けられたり、お互い刺激をしあえたりすることに良さを感じているようです。

上と下にはさまれている真ん中っ子は、「勉強を教えあったり、ものを貸し借りできる」、「兄はよく一緒にゲームをしてもらったし、弟はとにかくかわいい」といった声が寄せられました。兄姉からは勉強を教えてもらえたり、物を貸してもらえたりする一方、弟妹には教えてあげる立場になり、かわいがることもできるため、上と下、それぞれの経験ができるという点に良さを感じている人が多いようです。

末っ子は、「交友関係が増える」や「上を見て育つから、こうしたら失敗するというのがわかる」といった声があがりました。兄姉のおかげで交友関係が広がり、先に経験していることを見て自分の参考にできるため、上がいてよかったと感じている人が多いようです。

さらに、兄姉・弟妹が居ない女子高生・男子高生が感じる一人っ子で良かったことについては、一人っ子は兄弟がいない分、自分のペースで生活できる、実際の生活スペースも広め、ケンカも少ない、そんなことがよかったこととして感じられています。「自分の部屋が広い」、「自分のペースで行動できる」といった声のほか、「ものの奪い合いがない」、「お下がりがない」といった声もありました。


LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施してまいります。


【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の高校1年生~3年生の男女
実施時期:2020年8月28日~30日
有効回収数:1042サンプル

【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約529万人のアクティブモニターのうち10~29歳が52%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2020年7月時点

「LINE リサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/

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設立
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