高校生が釣りと魚さばきを通して東京湾の環境変化を学ぶ『日本さばける塾 with 釣りビジョン』を開催しました!

開催日/2024年3月13日(水)・14日(木) 場所/釣り:東京湾、さばき体験:千葉県千葉市美浜区 株式会社銚子丸

一般社団法人 海のごちそう推進機構と株式会社釣りビジョンは、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 with 釣りビジョン」を3月14日(木)に開催し、2名の高校生が参加しました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。


  • 【日本さばける塾 with 釣りビジョン】イベント概要

・場所:釣り…東京湾

    さばき体験…株式会社銚子丸本社(所在地:千葉県千葉市美浜区浜田2-39)

・日程:2024年3月14日(木)14時00分~18時00分

・内容:東京湾でクロダイ釣りに挑戦

    オンライン講義「東京湾の環境変化について」を受講

    クロダイをさばいてお寿司を握る・試食

・参加人数:日本大学第二高等学校 釣り部 2名

・講師:釣り指導:エキスパートアングラー 高橋慶朗

    魚さばき講師:株式会社銚子丸 すし職人 田中政春

    海についての学び講師:特定非営利活動法人ディスカバーブルー代表理事 水井涼太

・主催:一般社団法人 海のごちそう推進機構

・共催:⽇本財団 海と⽇本プロジェクト

・協力団体:株式会社釣りビジョン、株式会社銚子丸


  • まずは東京湾のクロダイを狙って釣りにチャレンジ

午前8時30分、横浜市のアイランドクルーズに集合した西村琴梨さんと吉田侑生さんはフィッシングボートに乗り込みクロダイを狙います。釣りの指導をするのは、ソルトウォーターフィッシングの第一人者として知られるエキスパートアングラー高橋慶朗さん。「クロダイは釣りの対象としてはとてもおもしろいので、今日は1日楽しみましょう」という高橋さんの号令で出発しました。

クロダイ釣りにチャレンジしたポイントは、アイランドクルーズから東京都よりの東京湾に流れ込む数多くの水路。約6時間の釣果はクロダイ2尾とキビレ1尾でした。


  • クロダイが釣れるようになった東京湾の変化、今の東京湾が育む美味しさ

次に、釣りをした”海”自体を深く知るため、神奈川県真鶴町を拠点に海洋教育を手掛ける特定非営利活動法人ディスカバーブルー代表の水井涼太さんが東京湾の環境について説明しました。水井さんは今の東京湾について、昔に比べて環境がよくなったため多様な生物が住みついていることや、捕れる魚が変化していることについて解説。「東京湾がきれいになっていることは知りませんでした。これからは今の状況を維持することが大切だと思います」釣りを通して海を学び、高校生の意識は確実に変化しました。

釣った魚は関東を中心に店舗を展開する人気回転寿司店「すし銚子丸」の職人・田中政春さんが講師となりクロダイをさばいて握り寿司を作ります。日頃から釣りを通して魚の扱いに慣れている西村さんと吉田さんは、田中さんのサポートを受けながら器用にクロダイを三枚におろして丁寧にすしネタ用に切りつけます。握り寿司は田中さんにコツを教えてもらいながら形よく仕上げました。

「クロダイをさばくのは初めて。釣るだけで終わりではなく、さばいて美味しく食べるまでが釣りなんだなと感じました」参加した高校生は、釣りを通して海の変化と命の大切さを実感しました。


<釣り指導・高橋慶朗>

日本のソルトルアーフィッシングのエキスパートの第一人者。シーバス、青物、ロックフィッシュなどあらゆるソルトルアー魚種に精通。固定観念にとらわれず、常に進化を求めるアグレッシブなスタイルで高い人気を誇るスーパーアングラー。


<東京湾の海の学び・水井涼太>

JAMSTEC勤務を経て、大学院で博士号(環境学)を取得。2011年に大学発ベンチャーとして(特非)ディスカバーブルーを設立し、海の環境・生態系に関する社会教育や海を活かした地域振興、海辺の利用ルールづくり等に自治体や漁協と取り組む。横浜国立大学・神奈川大学非常勤講師、2020年〜地域力創造アドバイザー。


<釣りビジョン「放課後をサボるな!」について>

現役学生を起用した釣り番組『放課後をサボるな!』。釣りファンのトップエンドに向けた番組をお届けしてきた釣りビジョンが、釣り好き高校生や大学生と番組を制作する。

公式サイト:https://www.fishing-v.jp/program/series.php?p=1222


<株式会社銚子丸について>

千葉、東京、埼玉、神奈川に88店舗(2023年9月末日現在)の飲食店を直営店のみで展開しています。グルメすしチェーン店「すし銚子丸」(82店舗)、複合商業施設などに出店する「すし銚子丸 雅(みやび)」(4店舗)、寿司割烹業態の「江戸前すし百萬石」(1店舗)、テイクアウト専門店(1店舗)のすべてのブランドで店舗を舞台、従業員を劇団員として観客であるお客様を楽しませる「劇場コンセプト」が特徴。

低価格回転寿司との差別化を図るために、銚子港をはじめ世界中の海から新鮮な食材を仕入れ寿司職人が毎日店舗で捌きたて握りたての上質な商品をお得な価格で提供するグルメ寿司としてお客様に支持されております。

公式サイト:https://www.choushimaru.co.jp

公式Instagram :https://www.instagram.com/choushimaru/

公式X(旧Twitter):https://twitter.com/choushimaru_fan


<団体概要>

一般社団法人 海のごちそう推進機構は、日本さばける塾・YouTubeさばけるチャンネルなどを通じて、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる「日本さばけるプロジェクト」を運営しています。本プロジェクトは”日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。私たちは、魚を“さばく”技術の伝承や機会の提供とともに、海洋問題に関する情報を発信し、海を守る人を増やします。


団体名称 :一般社団法人 海のごちそう推進機構
公式サイト:https://sabakeru.uminohi.jp/

公式Twitter:https://twitter.com/sabakeru

活動内容 :日本さばけるプロジェクトの運営

(日本さばける塾・YouTube「さばけるチャンネル」の企画・運営などの業務)

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

https://uminohi.jp/


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会社概要

URL
https://uminohi.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区赤坂2-14-4  森崎ビル3階
電話番号
03-6441-2561
代表者名
渡邉友弘
上場
未上場
資本金
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設立
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