村田諒太、エキサイトマッチ新年会に出席「中学生のころから憧れたこの番組で、いつか試合をしたい」
1月31日(土)、東京・赤坂のWOWOW本社内で、開局以来続くボクシング番組『エキサイトマッチ~世界プロボクシング』のファンクラブイベント「平成27年新年会~集まれ拳闘小僧~」が開催された。お馴染みの実況解説陣、元WBC世界スーパーライト級王者の浜田剛史さん、評論家・マッチメーカーのジョー小泉さん、元WBA世界スーパーフライ級王者の飯田覚士さんに加え、現在最も注目されるボクサーであるWBC世界ミドル級第9位のロンドン五輪金メダリスト村田諒太選手(29=帝拳)が登壇。50人の番組ファンを迎え、若干遅目の新年会が行われた。
まずは登壇者各人が2014年ベストバウトを振り返ると、早速深い解説が飛び交い、試合映像に場内が釘付け。村田選手も、自ら3位に選んだゲンナディ・ゴロフキン(対ダニエル・キール戦)について「身体のバネが違う、特異な人間。ロシア・アジアの混血は最強ですね」と力説。するとジョー小泉さんから「日本人は倒し屋好きだからゴロフキンは人気があるが、アメリカでは採点傾向としてジャブを使わない選手は認められない。村田選手も気をつけた方が良い」と別角度から解説するなど、ファンなら聞き逃せないトークを展開した。
2015年に見てみたいビッグマッチ予想のコーナーでは、マッチメーカーとして業界の裏事情に詳しいジョー小泉さんがマニー・パッキャオ vs. フロイド・メイウェザー戦について、前後情報を加味し「タイミング的に5月実施はあり得る」と発言。これに絡んで、番組内でパッキャオとメイウェザーの“ご対面映像”の内容を見た飯田さんが、「試合をやる可能性のある相手に試合前に会うのは緊張する。どんな表情か想像したが、やっぱり、という感じでテンションが上がりました」と、王者経験者ならではの視点で分析した。
さらにイベントは、昨年行われて好評だった「WOWOWボクシング検定」の2015年予想問題コーナー、ファンからの質問タイムへ進行。複数団体の王座を持つ選手と1つの王座しか持たない王者によるファイトマネー比率のカラクリなど、際どい質問がジョー小泉さんや浜田さんに集中した。浜田さんの現役引退秘話では本人の口から「時間さえ掛ければ治ると思ったがうまくいかなかった。引退直後はトレーニングしないと身体が疲れず、2日間丸々眠れなかった」という裏話が明かされるなど、貴重なやりとりが見られた。
村田選手は今回のイベントに参加した感想として、「ファンの方の質問がボクではなくジョーさん、浜田さんにいく辺りが面白かった(笑)。おかげで一人の“エキサイトマッチ仲間”として参加できたので良かったです。エキサイトマッチは中学生の頃から観ている番組。この番組で世界のボクシングに憧れた。いつか番組で試合をしたい」と恩返し(?)を宣言。世界を目指すプロボクサーとして、「メイウェザーとなら誰でもやりたい。階級を下げてでも」と野望を口にし、さらに自身と同じミドル級の最強王者ゴロフキンについても、「やると決まれば誰とでもやる」とプロの覚悟を披露した。
自身の今後に関して、「お金を払って観てくれるファンに対して、プロとして魅せながらも、わかりやすい形で勝たないといけない」と具体的なイメージも見据えていた村田選手。“今年が勝負の年”と位置づける彼の活躍に、さらなる期待が持てそうだ。
『エキサイトマッチ~世界プロボクシング』では、月曜よる9時から世界主要4団体のタイトルマッチを毎週放送中。一部ビッグマッチは、WOWOWメンバーズオンデマンドでライブ配信も行われる。今後のライブ配信では、WBA・WBC世界ミドル級タイトルマッチ「ゲンナディ・ゴロフキン vs. マーティン・マレー」が登場(2月22日(日)あさ6時半~)。 村田選手や実況解説陣も「今回はゴロフキンでも難しいかも」と揃って予想した一戦をお見逃しなく!
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WOWOWは「エキサイトマッチ~世界プロボクシング」を毎週月曜よる9:00~放送中。
世界主要4団体のタイトルマッチや、生中継でお届けするビックマッチなど年間100試合以上を放送!
■エキサイトマッチ~世界プロボクシング番組サイト(http://www.wowow.co.jp/sports/excite/)
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