福島県への復興・創生支援金贈呈について

イオン株式会社および公益財団法人イオンワンパーセントクラブ※は、福島県に対し、支援金１億円を寄付いたします。

イオンは、２０１１年３月１１日の東日本大震災の発生直後から、グループを挙げて岩手県・宮城県・福島県の復旧・復興に取り組んでまいりました。２０１１年は「復旧」期、２０１２年から２０１５年は「復興」期、２０１６年からは「創生」期と位置づけ、ボランティア活動や募金活動、物資の供給、植樹活動などの支援を各地域で行っています。近年は、生産者支援や雇用創出による地域産業の活性化、自然が豊かで災害に強いまちづくりを目指し、各地域の皆さまと手をたずさえた新たな取り組みも加速させています。

なかでも、福島県は、現在も東日本大震災や原子力発電所での事故、風評などからの復興・創生に向けて､いまなお様々な課題が残っており、解決に向けた総合的な取り組みを推進されています。インフラ復興や、避難指示区域の縮小、生活環境の整備などは着実に進展しているものの、令和元年東日本台風などによる災害や、新型コロナウイルス感染症への対応など、新たな課題も生じており、福島県では、２０２０年度に終了する第１期復興計画を途切れさせることなく、さらなる復興・創生の推進をめざすため、新たな課題への対応も含めた「第２期福島復興計画」の策定に着手なさっています。

今回の支援金は、この「第２期福島復興計画」において、県産品の安全性や魅力に関する理解促進、県産品に対する信頼の回復、販路の開拓、水産業の再生と漁業生産の着実な回復に向けた取り組みにご活用いただく予定です。

イオンは、今後もグループを挙げて福島県の新たな復興のステージ実現につながる支援を継続するとともに、地域の皆さまとともに、一日も早い、復興・創生に寄与してまいります。

【福島県復興・創生支援金贈呈について】
日　時：２０２１年３月２４日（水）１１：３０
場　所：福島県庁　応接室
寄付先：福島県
金　額：１億円
（内訳）イオン株式会社　５千万円
公益財団法人イオンワンパーセントクラブ　５千万円
出席者：福島県知事　内堀 雅雄 様、イオン株式会社　取締役兼代表執行役会長　岡田 元也、イオン東北株式会社　代表取締役社長　辻󠄀 雅信

 ※公益財団法人イオンワンパーセントクラブ：
イオングループの主要企業が税引前利益の１％相当額を拠出し、「次代を担う青少年の健全な育成」、「諸外国の友好親善の促進」、「地域社会の持続的発展」を３つの柱となる事業として活動する公益財団法人。

以上