松本清張賞受賞作『震雷の人』でのデビュー以来、中華歴史小説を上梓してきた千葉ともこさんの最新作『飲中八仙歌 杜甫と李白』(新潮社)、本日12月17日(水)発売です!
骨太の中国歴史小説を刊行してきた千葉ともこさんによる、かの詩聖を主人公に据えた新たな中華エンターテインメント『飲中八仙歌 杜甫と李白』が、本日、発売日を迎えました。

『飲中八仙歌 杜甫と李白』は、いち書生にすぎなかった杜甫が、李白はじめ型破りな酒仙たちとの交流を通じて「国破れて山河在り」の境地に辿り着き、民のために皇帝に諫言することを決意する、連作形式の長編小説です。不遇をかこちながらも志を貫き、大詩人として成長するまでの杜甫を、著者の大胆な創作を交えながらあますところなく描き切っています。
発売に際し、著者・千葉ともこさんのコメントが届いています。
「国破れて山河在り」で有名な『春望』を習う中学2年生くらいから幅広い方々に楽しんでいただきたいと思って書いた、歴史エンターテインメント小説です。
主人公杜甫とユニークな8人の酒豪たちの生き様をぜひ見届けてください!
杜甫と李白のみならず、知られざる様々な「傑物」が目白押しの本作、どうぞ、お手に取ってお楽しみください!
■本書のオリジナルPVも作成! 以下よりご覧いただけます。

■書籍内容紹介
悪政による貧困がはびこる唐の世、仕官を願う杜甫は、花形詩人の李白ら、憧れの酒豪と出会う。型破りな酒仙たちとの交流を通じ、杜甫は「国破れて山河在り」の境地に辿り着き、民のために皇帝に諫言することを決意する。不遇をかこちながらも志を貫いた大詩人の夜明けを活写する、中華烈伝エンターテインメント!
■著者紹介:千葉ともこ(チバ・トモコ)
茨城県生まれ。筑波大学日本語・日本文化学類卒。二〇二〇年第二十七回松本清張賞を『震雷の人』で受賞して小説家デビュー。二作目の『戴天』で第十一回日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞。ほかの著作に『火輪の翼』がある。

■書籍データ
【タイトル】飲中八仙歌 杜甫と李白
【著者名】千葉ともこ
【発売日】2025年12月17日(水)
【造本】四六判ソフトカバー
【定価】2,695円(税込)
【ISBN】978-4-10-356571-0
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